CRFな立方体錐
英語:cubic pyramid, cubical pyramid
ジョンソンの正4角錐の4次元版といえるものの1つ。正24胞体の一部をなす。
名称について
ページ名は私案。
単に「立方体錐」とすることもあるが、暗黙の了解を含む。
Bowers 流頭字語:cubpy
構成法
立方体を「底」とし、その一辺の長さの半分の高さをもつ錐。 正24胞体から、ある1頂点とそこから生える8本の辺のみを残して他を消す。その凸包。 正24胞体のうち、その外接超球において頂点の1つを「北極」とするとき、「北緯」30度以上の部分(超平面で切る)。
このとき6つの胞のみが半分に切られて残る。断面に新たな立方体が現れる。 超立方体を、中心を通るしかるべき6つの超平面で8等分する。 基本データ
(V, E, F, C)=(9, 20, 18, 7)
胞のうち1つは底となる立方体、6つは「斜め」の正4角錐。
面のうち6つは底にある正方形、12個は「斜め」にある正3角形。
底にある頂点には4つの辺と6つの面と4つの胞が集まる。底にある辺には3つの面と3つの胞が集まる。底にある面には2つの胞が集まる。
唯一「天頂」にある頂点には8つの辺と12個の面と6つの胞が集まる。「斜め」の辺には3つの面と3つの胞が集まる。「斜め」の面には2つの胞が集まる。(正24胞体と同じ。)
回転対称の数はたぶん24、向きの反転を許す対称変換の数はたぶん48。?
一辺を$ 2lとするとき
外接超球の半径は$ 2 lである。(正24胞体と同じ。)
錐としての高さは$ lである。
隣り合う立方体と正4角錐の間の角度は45度。
隣り合う正4角錐の間の角度は120度。
特徴
超立方体の各胞にこれを貼り付けると正24胞体が作れる。
文献
Polytope Wiki: Cubic pyramid,