よく使われる2階tensorの不変量の定義は文献によってまちまち
2階tensorの不変量の定義は文献によってまちまち
調査
以下、第1,2,3不変量,偏差第1,2,3不変量の順に記号を並べた
$ I_A,\operatorname{\it II}_A,\operatorname{\it III}_A:『非線形有限要素法のための連続体力学(第2版)』
チャドウィック 連続体力学
『有理連続体力学の基礎』
非線形有限要素法のためのテンソル解析の基礎
$ I_1,I_2,I_3,J_1,J_2,J_3:
Lode 角の影響を考慮した構造用鋼の延性破壊モデルの構築に関する研究
降伏条件
【構造】製品設計/強度設計の基本講座シリーズ vol.3 応力テンソルの不変量と材料強度 - 構造計画研究所 SBDプロダクツサービス部・SBDエンジニアリング部
『地盤の弾粘塑性構成式』
基本不変量の係数倍に$ I_1',I_2',I_3'と名付けている
『材料特性の数理モデル入門―構成則主要用語解説集 (構造工学シリーズ 4)』
$ I_1,I_2,I_3,S_1,S_2,S_3:『連続体の力学序説』
$ I_1,I_2,I_3,I_1',I_2',I_3':成田国朝 卒論・修論/大学院講義
$ J_1,J_2,J_3,J_1',J_2',J_3':『わかりやすい土質力学原論』
その他
$ J_{I},J_{I\!I},J_{I\!I\!I}:『弾塑性力学の基礎』
$ J_1:={\rm tr}(\bm A),J_2:={\rm tr}(\bm A^2),J_3:={\rm tr}(\bm A^3)を第1,2,3不変量と呼び、これらに相当する偏差応力の不変量を$ J_1',J_2',J_3'としている
takker.icon
主不変量は$ Iを使ったほうがよさそうだ
記号置き換えようかな
偏差主不変量は$ Jが主流とみていい
不変量をとるtensorを明記するには
$ I_A,\operatorname{\it II}_A,\operatorname{\it III}_Aという記法が便利そう
どのtensorの不変量か明示できる
$ J_A,\operatorname{\it JJ}_A\operatorname{\it JJJ}_Aという表記も使えないだろうか
もしくは$ S_A,\operatorname{\it SS}_A\operatorname{\it SSS}_A
$ I_1^{\bm A}でもなんとかなるか?
累乗と紛らわしいのが嫌なんだけど
まあ見た目でわかるか……
#2024-05-13 16:15:02
#2024-05-09 10:37:48
#2024-02-07 12:20:41
#2024-02-04 12:41:45
#2024-02-03 10:58:06
#2024-01-31 14:13:11