2024年12月の営みノート
#2024/12
着想履歴
デジタルノートはずっと同じでなくてよい
文章を書くとは、頭の中にある「考え」を外に出す行為とは違う
正しい言葉づかいではなく、ふさわしい言葉遣い
物事は、複数の視点から眺めることができる
構造を捉えたり、フローを捉えたりすると違ったものが浮かび上がってくる
更新履歴
来年の手帳はいかがされますか? - by 倉下忠憲@rashita2 - トンネルChannel
DP手帳の構成
KW手帳の構成
2025年のKW手帳はどうするか?
2024年12月01日のMy WorkFlowy
WorkFlowyでタイムトラッキング
CT連載06:リストを時間で区切る / 問題解決の意識とスキル / 本を聴くということ|倉下忠憲
WorkFlowyでフラクタル一行日記
Vladimir CamposのTimeline System
Obsidianで作業記録のファイル名に一行日記を書き込む
宮川さんのショートカット活用を真似したい
完璧なシステムは、初心者を排除する | R-style
Rashita's Christmas Story 16 | R-style
公開個人projectを使う理由
情報整理のいろいろ - by 倉下忠憲@rashita2 - トンネルChannel
デジタルノートのユースパターン
2024年12月読了履歴
読みメモ
なぜ僕はデザイナーの作ったデザインを「見づらい」と感じてしまうのか
ビジュアルシンカーの視点から、人の思考のタイプを見、そこからデザインについて考える。
治療的思想
Tech Habits: Project Management Using a CSV File vs. Obsidian Kanban | by Geet Duggal | Dec, 2024 | Medium
カンバンで使われているカテゴリ
🥳 Celebrate: an experimental new status where I get to enjoy the feeling of a completed project and tie up loose ends before archiving
🟢 Doing: obvious status with a work-in-progress limit of three projects
🗓️ Waiting: (see previous post)
💡 Idea: (see previous post)
🗄️ Archived (see previous post)
Idea→waiting→doing→Celebrate→Archivedのように円環をなす
project and space logs
数週間または数か月で完了
数年単位で維持する関心のある領域
面接にも広告にも…「人生は物語」に感じる違和感の正体!「ナラティブ」過剰の問題(難波 優輝) | 現代新書 | 講談社(1/4)
(2ページ目)「音楽はサブスク」時代になぜ? 最高益を更新したタワレコ大復活の理由 | AERA dot. (アエラドット)
「自分が売りたいものを見つけて、それを売るということですね。もちろん上手くいくことばかりではないですが、私が店舗にいたときから〈それはやめたほうがいい〉と言われたことはありません。もちろん在庫管理は大切ですし、一定期間売れなかったアイテムは何かなどデータ分析もきちんとしているのですが、担当者が〈いい作品だから、置いておきたい〉と判断するならそれでいい。効率とは真逆ですが、それがリアルショップの面白さにつながっていると思います。〈ネットは検索、ショップは探索〉とよく言われますが、店に来てもらえれば、目当てのもの以外のアイテムと出合えることも多いはずなので」
じつはタワーレコードにも、効率化を重視した運営を試みた時期があった。スタッフの志向ではなく、全店共通の品ぞろえによって無駄をなくすという施策だったわけが、結果は芳しくなかったという。
Logseq:Kindleハイライトを取り込むショートカット - Jazzと読書の日々
KindleのクリップはWebクリップとどこか違う。 働きが違う。 その差異を明確にしてからじゃないと、Obsidianに持っていきにくい。
@IIMA_Hiroaki: 「言語化」をタイトルに含む書籍の刊行点数が伸びています。2023年・2024年に急増。この結果は、「誰もが『言語化、言語化』と言い出した」という私の実感とも合います。なぜ今になってこのような現象が起きているのか、非常に興味深いところです。
https://pbs.twimg.com/media/Gd_RqmGaMAABHUq.jpg
書評 「The Genetic Book of the Dead」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
冒頭は「あなたは一冊の本なのだ」という一文から始まる.生物の身体(表現型)とゲノム(遺伝子型)にはその祖先がたどってきた過去が自然淘汰を経て書き込まれているという意味だ.そしてこの「死者の遺伝子本」の内容はその生物にとっての将来の予測であり,過去環境のモデルとなる.ドーキンスはここで古代の羊皮紙(palimpsest)を比喩として持ち出す.それは一部消しては新しく書き込まれるということを延々と繰り返してきた書き物なのだ.
私は一冊の本(ノート)なのか。
Eventually Consistent: a PKM Allegory on Taking Imperfect Action Now - Ellane W
『独学大全』著者が「画期的。誇張抜きで、文章術の教科書は、本書以前/以降に大きく分かれる」と驚いた一冊とは? | 独学大全 | ダイヤモンド・オンライン
しかし、阿部さんの本では「そもそも○○とは何か」という問いかけを徹底的にやる。引用文献とは何か、アーギュメント(主張)とは何か、ひいては論文とは何か――。こうした根源的な問いを通じて、人文学的な探究が実用的なスキルへと結実していく。
このアプローチによって、これまでの指導法では書けるようにならなかった人たちが、ようやく自分なりの型を使いこなせるようになる。だからこそ、アカデミック・ライティングの範疇にとどまらず、広い意味での文章本としても役に立つ。その意味で画期的な一冊だと思います。
選択理論
Why Note-Taking Alone Fails (And What Researchers and Writers Should Do Instead) | by Ann P. | Dec, 2024 | Medium
ツェッテルカステンをCosenseからNotionに移行した話|佐藤かえで
ツェッテルカステンって、マークダウンが一番必要ないような気がするのだけども、たぶん書かれているものが違うのだろう。
あとコピペはしないわけで、そもそもコピペしてうんぬん自体で何か別様のことが行われていると予想
10 Habits of Highly Effective Note Takers | by Srinivas Rao | Medium
1. Capture Notes Regularly
2. Write Down Ideas as They Occur
3. Record Important Information from Readings
4. Take Notes During Meetings or Lectures
5. Organize Notes Intuitively
6. Review Notes Frequently
7. Share Insights with Others
8. Use Notes for Project Management
『Making Ideas Happen』
Action Steps: Specific tasks needed to complete projects.
References: Essential information that supports those tasks.
Backburner Items: Ideas and resources for potential future use.
実現しないアイディアは、アイディアとは呼べない──スコット・ベルスキー | GQ JAPAN
「アイディアを実現するには、やるべきことを整理してとにかく活動に結びつけること(整理力)、人を巻き込むこと(仲間力)、リーダーシップを発揮すること(統率力)の3点が重要です。行動を管理し、仲間を増やし、プロジェクトをコントロールできなければ、新しいことはなにも生み出せません」
Amazon.co.jp: アイデアの99%――「1%のひらめき」を形にする3つの力 eBook : スコット・ベルスキ, 関美和: Kindleストア
9. Integrate Insights into Daily Work
List Funnel
Amazon.com: Uptime: A Practical Guide to Personal Productivity and Wellbeing eBook : Martin, Laura Mae: Kindle Store
Google流 生産性がみるみる上がる「働く時間」の使い方 | ローラ メイ・マーティン, 依田 光江 |本 | 通販 | Amazon
Resources
This Daily Habit Can Increase Productivity
10. Continuous Improvement
人は「自分の支援で何かを変えた」物語を欲する 有権者動かした心理:朝日新聞デジタル
こういう単純な語りでも、その人が何を語り、何を語らなかったかで受け取る印象は違います。自己紹介一つでも異なるストーリーが成り立ちます。「自己」という概念がストーリーの形で構成されているというのは神経科学者たちが指摘してきました。哲学者ポール・リクールは「物語的アイデンティティー」と呼んでいます。
My Note Taking System Might be Too Complicated | Joe Casabona | The Streamlined Solopreneur
The Perfect Note-Taking System Is Simple | by nukki | Nov, 2024 | Medium
シンプルなシステムから始める
Cal Newport vs Zettelkasten – SAD! (Clickbait) • Zettelkasten Method
ツェッテルカステンは脳のトレーニングだ、というお話。
Ep. 287: Minimalist Notes - The Deep Life by Cal Newportへの反論
Master the Art of Note-Taking What You Learn From Reading | by Ann P. | Oct, 2024 | Medium
『哲学の門:大学院生研究論集』第6号(ONLINE ISSN 2435-3639) | 日本哲学会
https://philosophy-japan.org/wpdata/wp-content/uploads/2024/03/vol.6_08-1.pdf
〈 二 つ の 差 延 〉 の 両 立 不 可 能 な 両 立
──ジ ャ ッ ク ・ デ リ ダ 郵 便 論 に お け る 二 相 構 造 の 解 明 ──
文章が書けないとき、どうすればいい?→ベストセラー著者2人の回答が衝撃的だった | 独学大全 | ダイヤモンド・オンライン
しかし次の本でやりたいのは、完成した文を磨くのではなく、「センテンス」という一番小さい単位に到達する「まで」の思考回路をバラバラにして、センテンスを書くときに頭の中で何が起きているのかを考えることです。なぜそのセンテンスが出てくるのか、そこまでさかのぼりたいと思っています。
“Well, the first rule is that you can’t really know anything if you just remember isolated facts and try and bang ’em back. If the facts don’t hang together on a latticework of theory, you don’t have them in a usable form. You’ve got to have models in your head. And you’ve got to array your experience, both vicarious and direct, on this latticework of models. You may have noticed students who just try to remember and pound back what is remembered. Well, they fail in school and in life. You’ve got to hang experience on a latticework of models in your head.” — Charlie Munger
How to Create a Complete Knowledge Production System (KPS) Using Notion (Inspired by the Zettelkasten System) | by LearnChangeDo | Oct, 2024 | Medium
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私たちは摩擦のない氷原に迷い出たのだ。そこでは、条件はある意味で理想的なのだが、しかし私たちはそれゆえにまた、先に進むこともできないのである。私たちは前へ進みたい。そのためには摩擦が必要だ。ざらざらした大地へ戻れ!
ウィトゲンシュタインの『哲学探究』
「規則は道標のようにそこにある」
ウィトゲンシュタインの主著『哲学探究』の第八五節
https://x.com/isnki/status/1867179063720452433?s=12&t=D-12eGLLGlLxCxMO2O79gg
The Sociology of Knowledge Approach to Discourse | Investigating the P
How to Draw a Strategy in 4 Easy Steps | by Ágoston Török | DataDrivenInvestor
Wardley map
Wardley map - Wikipedia
Amazon | Wardley Maps | Wardley, Simon | Systems & Planning
https://www.youtube.com/watch?v=dcp6YMAmI3M
Wardley maps / Wardly Mapping について
Home | Wardley Maps
デザイン思考の歴史:理論パート1 by Stefanie Di Russo|kdmsnr
ハーバート・A.サイモンの『システムの科学』
ホースト・リッテル「厄介」な問題(wicked problems)
「独特で、あいまいで、決定的な解決策がない」問題
ひとつの問題を解決すると、「真偽」のある有限解では解決できない新しい問題が生じる
ヴィクター・パパネック
『生きのびるためのデザイン』
「物事はできるかぎり単純にすべきだ。ただし、単純にすぎてもいけない」アインシュタイン
Everything should be made as simple as possible, but not simpler.
デザイン思考の歴史:理論パート2 by Stefanie Di Russo|kdmsnr
自分のノートフローを明らかにするために | Noratetsu House
ノートフローという表現。
目次と索引とコンテクスト - tks’s Substack
Obsidianをどんなことに使っているのかのまとめ - by goryugo - ナレッジスタック
デジタルノートのユースパターン
ケーススタディ・凡例・用例・ユースケース・ケース・ユースパターン・ユーススタディ
目次必要性の傾向を考えてみる - by のらてつ @Foam_Crab - トンネルChannel
「ジグゾーパズル型」と「迷路型」…書き進めていく「二種類のイメージ」について(佐々木 敦) | 現代新書 | 講談社(1/4)
思考家/批評家/文筆家の佐々木敦さんによるWEB連載「ことばの再履修」の第15回。前回の「書き出し」に続き、今回は「書き進めていく」ことについての解説です。ジグゾーパズル(設計図)型と迷路(インプロヴィゼーション)型の二種類の書き進めがあるといいます。
この後がどうなるか、最後をどうするかをまだ決めかねていたり、曖昧だったりする場合でも、ひとは何かを書き進めながら、それを書き終えてひとつながりの文章=作品になったときのイメージを(それは目標や希望のようなものかもしれませんが)持っているものです。その際、そのような「全体性」のイメージは、大きく二種類に分かれます。
抽象的に言えば、全体像を前提とする書き進め、ということです。
なので、もちろん具体的には、こちらの書き進めにはかなりのグラデーションがあります。ジグソーパズルの喩えを続けると、最後に浮かび上がらせる絵をまず詳細に把握しておく、というやり方がある。実際の執筆以前に綿密な設計図(プロットや設定表など)を用意して、それからおもむろに書いていく、というやり方です。
次にもう少しアバウトだが、起承転結や重要な出来事、シーン展開などが最初から決まっている場合。更に、細部はまだまだ茫漠混沌としているが、最終的な落としどころ(これは「結末」ということではありません)はほぼ見えている、という場合もある。つまりいずれにせよ書き出す前に書き進めるための準備が幾らかはなされているということです。
このやり方が良いのは、なんと言ってもある程度安心できる。書き進めることは、やり方によって程度の差はあれ、まさにジグソーパズルのピースを一枚ずつ嵌めていくのにも似た、一種の作業に近い感覚になる。ストーリー優先の作品ならひとつひとつの文章へのこだわりをさほど持たなくてもいい(持たないほうが良い)場合もある。
しかし、もちろんマイナス面もある。まず、このやり方を採ろうとすると、書き出すよりも前に、絵を、設計図を描く前段階で停滞してしまう可能性があるということ。実際にはまだ一文も書いていないのに、全体像を気にするあまりに、ああでもないこうでもないと試行錯誤し続けてしまう。
もうひとつは、結局のところ「全体像(作品)」は「細部(文)の総和」であるわけですが、両者のずれが気になってしまう、ということ。
もうひとつのイメージは、いわば迷路型です。あらかじめ全体像を描くことなく、だがしまいには必ずや全体像が出現するのだ/させるのだという、もしかしたらいささか闇雲かもしれない確信(?)を胸に、とにかく書き進めていく。
ひとつの文章を書いたら、それから次の文章をどうにか考え出し、そんなことを続けていって、おしまいに辿り着く。徒手空拳の、ほとんど五里霧中と言ってもよいような執筆。しかしそれは完全な行き当たりばったりとやはり違います。それでもどこかに「書き終えられたもの」すなわち全体像のイメージはある。文が連なっていくにつれて自ずと浮かび上がってくる像もあるのですが、それとは向きが逆というか、いうなれば来るべき最後の一文からいま書いている文への矢印と、最初の一文から今書き終えてばかりの文への矢印にはさみ撃ちされながら書くこと。
しかし、容易に想像がつくように、ジグソーパズル型と比べると、こちらはかなり難易度が高い。
『インプロヴィゼーション 即興演奏の彼方へ』
インプロヴィゼーションを説明しようとするどんな試みも、ある観点からすると不誠実にならざるをえない。というのも、進んでインプロヴィゼーションをやろうとする精神の中核には、記述するということの目的と対立し、またその観念と相容れないなにかがあるからなのだ。
『即興の解体/懐胎』
しかし、ここで敢て穿った視点を提示しておくならば、準備がいらず、熟慮を要さず、その場かぎりの活動であり、非論理的で無計画や無方法でありながら、なおかつ優れた(という形容も曖昧ではあるが)演奏として遇される「インプロ」というものも、ありえるのではないだろうか。
インプロしかやらないからこそ、彼の演奏/音楽は次第に似てきてしまう。厳密にはもちろん違うのだが、演奏から受ける印象が同じになってくる。
独学大全著者が絶賛!「人文学は役に立たない?」という問いに終止符を打つスゴい本とは? | 独学大全 | ダイヤモンド・オンライン
よくわかるNoratetsu House(2024年版)~後編~ | Noratetsu House
デジタルデータは自分で自由に加工できてこそ、と思います。
それそのものの話をする - baku
真面目さ|Jack
とりとめのない自由 - baku
Messy Life / Creative Chaos - baku
調べメモ
スロー・ハンチ
両極間の振動(オシレーション)
精神の生態学の中でルビ振りで出ていた言葉
論理階型理論
自己言及によるパラドックスを回避するために、この世にあるもの(存在者)をすべて階型(タイプ、オーダー)に分けて考える理論のこと。
バートランド・ラッセル(1872-1970)が提唱したといわれている。論理階型理論は「単純タイプ理論」と「分岐タイプ理論」に大きく分かれている。
ネーゲル、ディビッドソン、ナンシー
気になっている本
『図書館を建てる、図書館で暮らす:本のための家づくり』2024年12月18日(購入)
ジェニファー・ウォレス『ほどほどにできない子どもたち 達成中毒』
『Tidy First?: 個人で実践する経験主義的ソフトウェア設計』2024年12月25日
ザ・ミドル 起業の「途上」論――事業創造という迷宮を突破するための114の言葉 1/22
## 2024年12月着想メモ
### 切り返しの瞬間
December 01, 2024 at 11:18AM
ノウハウ本の煽りが冷めた状態でツールに向き合うと、ふと自分はそんなにたくさんのことをしたいわけではないなと気がつくときがあります。それがre:の瞬間、つまりある往復運動を切り返すタイミングなのでしょう。
### 他人を責める気持ちは残る
December 01, 2024 at 09:08PM
自責にしても他責にしても責を欲する気持ちはありその方向が逆なだけだから、片方からもう片方に移ることで何かしらの不都合が解消されても別の不都合が生じるだろう。
### 行為という切断
December 02, 2024 at 11:31AM
思いが空回りしているとき、歯止めになるのは行為だろう。たとえどのような行為であっても。
### わかるための訓練
December 03, 2024 at 05:07PM
わかりやすく整えられた情報は、「わかる」を構成する必要がなくなる。そればかりだと訓練する機会も失われる。
→知的生産の技術以前の知的生産
→メタ読書術
### 思考の閾値
December 03, 2024 at 07:42PM
対象を吟味に値するものだと感じられるかどうか。それがあってこそ、考えのステップが刻まれていく。
### 安定しているだけで高得点
December 04, 2024 at 09:07AM
なるほど。
https://x.com/finalvent/status/1864098218411475310
政権というのは、どんなクソでも安定してるだけで高得点なんだが。
たぶん自己管理も同じで、安定してさえすればそこでどんな非効率があっても十分得点が高い、と言えそう。
### 変化を前提としたマインドセット
December 04, 2024 at 10:39PM
「下手だ」というのではなく「練習が足りていない」と捉えること。そこにはマインドセットの差があるのだろう。
### 習得と冗長さ
December 05, 2024 at 08:05AM
何度も繰り返し同じパターンに触れることでそれが習得される。冗長さがあんがい鍵になる。
「一定の期間で一巡して返ってくる」というパターンも、何かが始まったばかりのときには見えてこないわけで。
### マインドセットの書き換え
December 05, 2024 at 05:13PM
テクニックの知識で解決できる問題もあるが、そもそもそれはなんなのかという理解を書き換えないと事態が前に進まない問題もある。
つまり何かを学ぶ・理解するという事態が求められている。
### 問題に対処できる力
December 05, 2024 at 08:45PM
何かしらを手にすることで「自分には問題など起こらない」という認識を持つよりは、「問題が起こっても、いろいろやることで自分は対処していける」という認識を持つ方がタフな感じがしますね。
### 問題解決の能力
December 06, 2024 at 12:23PM
何かしら問題がある状況を目にする(耳にする)。すると「ああ、こうすればいいんじゃないか」というアイデアが浮かんでくる。それが問題解決の能力ということではないか。
特定の状況にしか効かない道具を持っていることではなく、状況に合わせた道具を選べる(あるいは創出できる)力。
### 問題解決のマインドセット
December 05, 2024 at 10:06PM
ある情報が示されたとして、問題解決のマインドセットが違っていれば、その受容のされ方も大きく違ってくる。
### プロセス・マネジメント
December 06, 2024 at 01:15PM
技法でもテンプレートでもなんでもいいが、それらを使うときに「できることを少しずつ増やしていく」というプロセスを経ないと、あっという間に破綻することになる。
こういうのは、ようするに「プロセス・デザイン」とか「プロセス・マネジメント」という観点でまとめられるのだろう。
### タスクの優先順位
December 06, 2024 at 03:34PM
「タスクの優先順位を変える」というとき、意味されていることが二パターンある気がしますね。
### 生産性向上への内部からのカウンター
December 06, 2024 at 09:20PM
生産性を過剰に求める空虚な類のライフハックは、生産性至上主義に対する内側からのカウンターである、という視点。つまり、本当に生産性を上げない見せかけの遊戯、とでもいうかのように。
### 判断を回避する
December 06, 2024 at 11:16PM
程度の問題になると、ときどきの判断が必要とされる。それを回避するならば、「ともかくこれ」ということに落ち着く。
### ブレストはゲームのように
December 07, 2024 at 09:16AM
思うのだけども、ブレストというのは「さあ、今からブレストだ!」という感じじゃなくて、ブレストというゲームとしてプレイするという感じでやらないとたぶんうまく機能しないのではないか。
その辺の違いはまだうまく言葉にできないけれども、結構大きい気がする。暫定的に言えば、真面目に作業するではなく真剣に遊ぶ、ということだけども。
### 知っただけでできるようになるわけではない
December 07, 2024 at 10:50AM
知識を仕入れることと、技能を鍛えること。この二つは異なっている。
### 知的なトレーニングの必要性
December 07, 2024 at 11:20AM
スポーツで反復練習が必要だ、というのと同じ意味で基礎的な知識をたたき込むことは必要なのだろう。
### 仕事とやりがい
December 07, 2024 at 01:15PM
「やりがい搾取」と呼ばれるものが非難の対象になりうるとしても、ある充足感を得るための選択肢に「仕事」があること自体はもっとフラットに捉えられるだろう。
ただ、こういう「文字数のかかる指針」は短文世界(瞬間世界)では好まれないだろうな、とも思う。
「文字数のかかる指針」と「寓話的アドバイス」は現代では受け入れられにくくなっている。
### 問題解決の力
December 07, 2024 at 02:10PM
「正しいやり方」を知っているのではなく、うまくいかないときにそれを把握し、どうすればよいのかを考える力を持っている、ということ。
とすれば、いかにすればそれが可能となるのかが次なる課題。
### ノウハウの細かい規定
December 07, 2024 at 02:29PM
方法が細かい規定をしているほど、その規定からこぼれるものが出てきたときに大きなヒビが入ってしまう。
### 問題との対置
December 07, 2024 at 07:10PM
目につく問題をことごとく片づけるのではなく、「で、自分は何がしたいんだっけ?」という点を確認し、片づける問題を選び直すことが必要だったりする。
そうでないと、セルフ・マナー講師みたいなことになる。
### 不都合の解消のジレンマ
December 07, 2024 at 08:29PM
あらゆる不都合を「解消」しようとすると、より大きな不都合が生じることになる。
### 問題のちゃぶ台返し
December 08, 2024 at 10:31AM
何かが不満があったときにちゃぶ台をひっくり返す。そうすると目の前から消えて問題がなくなったように感じる。でもただ見えなくなっただけで時間が経つと再び不満が生まれてちゃぶ台をひっくり返す。以下繰り返し。
「劇的」なノウハウは、だいたいこういう感じを持つ。
でもまあ、そういうのもアプローチだろう。"根本的"な解決だけが解決ではない。そのときまで、この循環を繰り返すという選択はありえる。
### 問題が解決できるようになったタイミングで出あう
December 08, 2024 at 11:22AM
混乱した状況をいくどもくぐり抜けたあとに解決しうるツールを見つけて「もっと早く出会っていれば」と思うことはあるが、もっと早く出会っていたらうまく使えたとは限らないのが難しいところ。混乱した状況をくぐり抜けた経験が知見を育んでいる可能性は十分にあるわけで。
### 反復と差異
December 08, 2024 at 08:09PM
日常というのは、まさに反復と差異からできている。
### 引っ越し効果あるいは意図しない時限式
December 09, 2024 at 08:09AM
タスク管理ツールやノートツールで構造を作ってしばらく使い、その後なんか嫌になって別のツールでやり直すというプロセス。ある側面ではたしかに無駄なのだろうけども、そこでは「引っ越し効果」と呼べるようなものが働いているのだろう。意図的ではないにせよ「時限式」になっているのだ。
はじめからそういう構造を作らないアプローチもあるし、作った構造を自在に変化させるというアプローチもあるが、まるっとやり直しというのもやっぱりアプローチでその人の"手つき"に合っているならばそれでいい。
### それはそれであり
December 09, 2024 at 08:13AM
〜〜はダメだから(正しい)○○をしよう、という考え方は、内容以前に自尊心的な観点からダメージが大きいし、それは実践の継続を困難にする気がする。「別にそれはそれであり」という起点から、じゃあどうするかを考える。
### できるからといってしなければならないわけではない
December 09, 2024 at 10:38AM
アウトライナーでは項目をドラッグで別の場所に移動できる。しかし、できるからといってしなければならないわけではない。コピペしてもいいし、もう一度新しく打ち直してもいい。場合によってはそうした方がいいこともある。でも、僕らは「できる」を「しなければならない」にスライドさせがちだ。
### 情報整理の宇宙
December 09, 2024 at 10:56AM
"整理"も多義的だが、"情報"も多義的なので、"情報整理"という言葉の中には広大な宇宙が広がっている、ように感じられる。
### ダサさとかっこよさ
December 09, 2024 at 09:17PM
かっこよさを目指すダサさというのはあるように思うが、その逆はどうなんだろう。
たぶん、九鬼のいきの分析と似た感じになりそうな気がする。
### 欲望を喚起する主体
December 09, 2024 at 09:26PM
生成AIは非常に理知的だし、こちらを励ましてくれる意味で、相談相手としてはこれ以上ない。でも、彼らは特に何も欲望していないので、その欲望に巻き込まれることもない。人生を賭けて何かを楽しく探究している背中に引っ張られることも。
### ジグザグの思考
December 10, 2024 at 08:51PM
まっすぐ前に進むことだけではなく、いったん後ろに戻って、そこから先を考える。たとえばテクノロジーと人間の関係について。
### 改めて書く
December 11, 2024 at 09:17AM
デジタルでメモを取るときに起こりがちな、とりあえず保存しておいて、そのまま放置するか、ないしは単に別の場所に移動させただけで「処理した」という感覚を覚えて終了という状況を避けるには、やっぱり「改めて書く」ということをやった方がよいですね。思考が起動する感覚があります。
### 見え方が違うと違うツールの印象
December 11, 2024 at 09:33AM
広いウィンドウで開いて中央にセンタリングしている状態と、ある程度狭い状態で左寄せで表示している状態では、やはり「見え方」が異なる感じがあります。言い換えれば、「違うものを見ている」感じがする。
### 文章を触る作業はどこまで好きでいられるか
December 11, 2024 at 11:55AM
文章のネジを締める作業が好きだとして、生成AIが「書いた」文章に対しても同じように好きな感じを抱くだろうか。
### 謙虚的知
December 11, 2024 at 12:03PM
自分の「知っている」を「知っているつもり」に後退させること。誰かの発言を、真実の明示としてではなく、〜〜さんがそう言っている、とカッコをつけて捉えること。わからなさ、不確定性、真実との距離感。そういうものの確立。
### 複雑なまなざし
December 11, 2024 at 12:53PM
ある時期すごく好きだったけど、何かしらの経験を経て受け付けられなくなったものへのまなざしというのはなかなか複雑だ。
### 二種類の知る
December 11, 2024 at 02:13PM
「わかったこと」だけが増える"知る"と、「わからないこと」が合わせて増える"知る"がある。
### 情報の扱いが異なる
December 11, 2024 at 08:29PM
思いついたネタ、書いた原稿、豆論文のカード。これらはそれぞれ扱い方が異なる。そういう基本的なところから出発する。
### 意味外の領域
December 11, 2024 at 08:48PM
「意味わからんけどカッコいい」とか「意味わからんけどおもろい」みたいなものの豊かさってある気がしますね。
何もかもを(その時点の)自分が持つ意味に回収/排除することは、端的に閉鎖的で、言ってみれば「未来」がない。言葉にしようとすることは大切でも、無理に言葉に押し込めないで、「なんかよーわからんけど、すごい」と揺蕩わせておいた方がよいこともあります。
特に逆張りとかではなく、言語化が大切だからこそ、それがうまくできないものの価値がわかるというか。
### アドバイスはコンテキスト次第
December 11, 2024 at 09:01PM
考えすぎている人に「もうちょっと気楽に」とアドバイスすることは変じゃないし、ぜんぜん考えていない人に「もうちょっと考えてみようか」とアドバイスすることも変じゃない。結局、コンテキストに依る。
### 生産性向上がはらむ問題
December 12, 2024 at 09:47AM
ある牧歌的な状況において可能だった「生産性を2倍にする」というような精神は、過剰な労働を人に押しつけてくる環境においては、適応すべきでない状況への適応を「なすべきこと」と認識させてしまう不具合を持つのではないか。
### わかっている人
December 12, 2024 at 10:35AM
何かしらの「正解/真理」を獲得したことによって、以降反省(リフレクション)からどんどん遠ざかっていく傾向。
### 自己コントロール感の確保
December 12, 2024 at 01:40PM
作業をするときにタイマーをセットする、という行為それだけで十分自己コントロールの回復に貢献する要素はあるように思う。
### 自己コントロール感のコントロール感
December 12, 2024 at 01:56PM
何かしらの施策で自己コントロール感を確保していくことは有効で、一方でコントロール欲求を極大化させてしまうと困難が生じることも確かで、さらに単に他者からの要請をこなすだけの装置となってしまって、より大きなコントロール感が失われてしまう問題もある。ようはこれもコンテキスト次第。
### いい感じをもとめる
December 12, 2024 at 02:06PM
僕の問題意識はこの辺にあるな。効率化などを行うことで、人生が少し「いい感じ」になるが、だからといって何もかもを効率化しようとするとむしろその「いい感じ」が損なわれてしまう。あるいは、一見うまい具合にいっているが自分のビジョンからは逸れてしまう(他人の思惑に飲み込まれる)という問題。
だからといって、少しの「いい感じ」を求めることを拒絶はしない。そういう単純な拒絶は、たぶん別の厄介なことを引き起こす。
安直な言い方だが、まさに「適当さ」が必要。
### コンテキストを捉える視点
December 12, 2024 at 05:23PM
コンテキストのハイ/ローという観点も大切だけども、そこにあるマルチやハイパー性も合わせて考えたい。
### 個人の生き方に関する問題の変容
December 12, 2024 at 08:49PM
20年前くらいは個人的であることへの抗いというのが文化的な主題として成立していたのかもしれないが、現代ではそれが転調して社会が個人的になれと要請することに対する抗いとなっているのではないか。もちろんそこにはダブルバインド的なものがあるのだろう。
### 水魔法
December 12, 2024 at 09:36PM
「水を差す」が初級魔法なら、「波風を立てる」は上級魔法で、「嵐を呼ぶ」は極大魔法かな。
### スマートさがはらむ問題
December 13, 2024 at 11:00AM
「smart/スマート」は、賢いという語感と、手間や苦労をかけずにという語感があるように思いますが、水と油かもしれませんね。つまりスマートなノートを取るには、苦労が必要という意味で。
「スマートにノートを取る」だと、この感覚が曖昧になってきます。
### 助言と訓示
December 13, 2024 at 12:15PM
私的な空間でなされるアドバイスと、公的な空間でなされる訓示。
後者はたてまえ、〜〜の手前はこういう、が含まれる。
### コンテキスト的視点
December 13, 2024 at 02:00PM
割合や比率や濃度。
それそのものだけで考えるのではなく、何かしらの文脈において考えること。
### 指針
December 13, 2024 at 05:24PM
「自分が一番バカにしているものを、よく観察せよ」
### 創造性の役割
December 13, 2024 at 05:34PM
創造性を厳密に定義するとどうなるかはさておき、そういうものがないと「確実性」に閉じ込められるという感じはありそう。
### 習慣と変化の発覚
December 13, 2024 at 08:49PM
自分の好みが移っていても、習慣がその発覚を遅らせることがある。
### 読書の効用
December 14, 2024 at 06:13AM
「本をたくさん読めば、人格者になる」という想定は、そもそもどれほどの強度があるだろうか。
https://twitter.com/rashita2/status/1867679192420429827
### 問題解決の能力
December 15, 2024 at 12:38PM
限られた時間において、与えられた問題に対する正解を間違いなく一発で導く能力と、時間をかけて試行錯誤しながら、問題解決へと近づいていく力。
### 読書の効用
December 16, 2024 at 05:48PM
長い本を読む、あるいは時間をかけて本を読むことは、それについて考える時間の幅を取るということ。
### 生きかたを学ぶ
December 18, 2024 at 08:54AM
「生きかたを学ぶ」とは、どういうことなのだろうか。その内実とか仕方とか。
### 多様性とマナー
December 18, 2024 at 05:18PM
片方で多様性が語られ、もう片方ではさまざまな"マナー"が語られる。
### 書くテクノロジーの変化
December 19, 2024 at 04:01PM
コンピュータで綺麗に文字が書けたり、漢字が簡単に変換できるようになっても人が文章を書く意欲が衰えることはなかった(むしろ逆だろう)。では、簡単に定型文が挿入されたり、ある程度自由な文が生成できるようになったりしたらどうだろう。そのテクノロジーは意欲にどんな変化を与えるだろうか。
### すごいの基準
December 19, 2024 at 09:20PM
何かを仕事にするようになると(あるいは同レベルでコミットするようになると)、「すごい」と思える水準が動くことが多いですね。あるいは水準が広がるというか。
### すれ違うひとりごと
December 19, 2024 at 09:22PM
やはりこのプラットフォームは、永遠にすれ違い続けるひとりごと感が代え難い魅力なのだろう。すれ違い過ぎて、たまに交わってしまうほどに。
### 愚かさの自覚
December 19, 2024 at 09:48PM
一瞬の天啓でガラリと変わる、というのは幻想だろう。そんな急転換に認知はついていけない。
たとえば極端な例として、急に突然自分の愚かさのせいで周囲の人たちに致命的な迷惑をかけていた、なんて事実が受け入れられるわけもない。心が壊れてしまう。何かしらの時間をかけた無意識レベルの受容が進むことが必要だろう。それは発想や問題解決、あるいは悲しみの受容でもそうだと思う。
心にとって時間こそが大切なのに、それが基底から切り崩されている。
### 向き不向き
December 19, 2024 at 10:14PM
社会がどれだけ開かれていても、仕事に向き不向きはある。それは平等とは関係がない。
### 管理とマネジメント
December 21, 2024 at 08:32AM
差異の多様性で観る視点と、単一の序列で観る視点。マネジメントと管理。
### ノウハウ本についての批評
December 21, 2024 at 09:56AM
エッセイについての批評という話を見かけましたが、ノウハウ本についての批評はどうですかね。
### 個人的な文章
December 21, 2024 at 01:04PM
個人の無名な人のエッセイ的な文章は、ブログの黎明期からごく普通に書かれ、読まれてきたわけで、その辺も考えたいところ。
「〜〜なんて誰が読みたがるんだ」というのは、「〜〜なんて誰が(お金を払ってまで)読みたがるんだ」という含意でしょうし、またそういう存在は自分の視野には入っていないという報告でしかないので、別の視点はいくらでもありえるという感じ。
### 理解と書くこと
December 21, 2024 at 04:14PM
自分のことばで書けないなら理解できていないが真だとしても、自分のことばで書いたら理解できているは真にはならないだろう。もちろんその「理解」をどう定義するかに依るわけだけども。
### ギリギリの状態
December 21, 2024 at 07:25PM
自分を守るための理屈を他人には適用せず、他人を攻撃するための理屈を自分には適用しない。そういうものでギリギリ守られているバランスがあるのだろう。
### 書くことの四象限
December 21, 2024 at 08:37PM
- 書きたいことを、読まれるように書く。
- 読まれるようなことを、書きたいように書く。
- 書きたいことを、書きたいように書く。
- 読まれるようなことを、読まれるように書く。
### 三つの軸
December 21, 2024 at 08:55PM
時間と情報と価値。これらのセンスを再調整していかないと。
### 価値を計るものさし
December 25, 2024 at 06:45PM
価値を計る物差しがズレていたら、ことごとくがズレてくる。
### 可能な無理
December 21, 2024 at 09:16PM
どこまでやれば無理になるのかが事前には自明ではないので、その水準で「無理をしない」の達成は難しいが、無理だなと感じたら「無理です」と言う(他者あるいは自分に)、くらいの水準の「無理をしない」なら可能な範囲に入ってきそう。
### 書くの力み
December 21, 2024 at 10:15PM
「ペンを持つ」自体に一定の力がいる、という点(キーボードも椅子に座るという姿勢)がネックになりそう。たぶん脱力で言えば、音声入力が近い気がしますが、「執筆」というカテゴリが適切なのかは不明です。
https://x.com/bou_gain_villea/status/1870448718287405146
つまり、「書く」という時点である力みがある。
### 本当の自分というイデア
December 21, 2024 at 10:56PM
イデア、本質、物自体、などといった超越的なものがあるという想定のもと、それを掴もうとする営みがずっと繰り返されてきた。「本当の自分」などといったものもその傾向の範疇なのだろう。
### 単純化というパイプライン
December 22, 2024 at 03:32PM
「単純化」というパイプラインを通って情報は伝播していく。
複雑なものは「伝播」はしていかない。
だから「解凍力」のようなものが、情報の有効利用には必要になる、ということだろう。
### やろうと思っていることの処理
December 22, 2024 at 04:37PM
「やろうと思っていること」の扱いというのは軽んじられることが多いわけですが、生産性向上とは別に日常の「処理能力」をいかに維持・発揮させるのかという観点でとても大切だと思います。
### 人のことが見えていない
December 22, 2024 at 07:32PM
最高効率な状態で人員を減らし、一人当たりの作業量をマックスにしていたら、止まることも戻ることもできなくなる。そんな状態が長く続いたら壊れてしまうだろう。そんなこともわからずに、小綺麗なビジョンやらなんやらを提示するコンサルはかなりイビルではないか。
### 問題解決のプロセス
December 23, 2024 at 09:57AM
必要なのは「正しい方法」を与えてもらうのを待つのではなく、状況を認識し、目標の達成とその障害を認識した上で、試行錯誤と共に必要な方法を恒久的・暫定的を問わずに生成していくことだろう。ほんとうに小さいレベルからのスタートで構わないので。
試行錯誤こそが重要なプロセスにおいて、それを抜きにして提示する行為は、まさに骨抜きという感じだろう。
### ノウハウ本のスタート地点
December 23, 2024 at 09:59AM
ノウハウ本は読了がゴールではなく、そこからがスタートなわけだが、読了でもうお腹いっぱいになることはたしかにある。
### ツール使用の言語ゲーム
December 23, 2024 at 12:56PM
あるツールや手法の「意味」は、それがどのような目的の元で運用されているかによって変わってくる。そうすると、(言語)ゲームの性質を見きわめることが必須になる。
しかしそれが無視されることが多い。ポーンのコマだけを取り上げて、「これは素晴らしいポーンだ」などと言われる。
道具が道具的に使われない。
### 切実なもがき
December 23, 2024 at 02:45PM
何かにもがいているとき(もがこうとしているとき)というのは、何かしらでその必要性を切実に感じているのであって、あとから振り返ったときにそのもがきが無用なものに思えても、そこにあった切実さは失われることはないように思う。
### 話すこと・聞くことのさまざま
December 24, 2024 at 08:30AM
議論・対話・会話。
### 「ぎくしゃく生きる」
「スマートさ」ということに価値が置かれ、「スムーズさ」がよいものとされる昨今なわけだが、だからこそ「ギクシャクすること」をきちんと受け入れた方がよいのではないか。それは、驚きであったり、ためらいであったり、戸惑いであったりということが避け難くあり、そこに意味を見出せるということ。
### 硬いものからやわらかいものへ
プランからフランへ。
### 間のアプローチ
完全な支配でもなく、完璧な無気力でもない、その間に止まること。
言い換えれば、適度なコントロール感を持つこと。
「できること」への賛美は、「できない自分」への呪いと転じる。
### 正しく生きる
December 25, 2024 at 07:44PM
正しく生きるとは、保証された「正しい」ルールに沿って生きることではなく、自分の行いは正しいのだろうかと自問しながら生きることではないだろうか。
### ライムライン性
December 27, 2024 at 12:08PM
調停も統合も総括もされないまま、ただ更新されていく。
### 枝番とアウトライナー
December 27, 2024 at 06:33PM
どこまでも分岐していける枝番号というのは、プロセス型アウトライナーが実はぴったりな気がする。
### 情報の流れを整える
December 27, 2024 at 07:19PM
仕事において整えたいものがいくつかありますが、その一つは「情報の流れ」ですね。
### 過ぎたる力
December 27, 2024 at 08:11PM
人の身に過ぎたる力は、その身を変質させるのだろう。
### やることの表現にある差異
December 31, 2024 at 07:48AM
「やりたいこと」と「やっておきたいこと」にある微妙なニュアンスの違い。
### 裏切らない
December 31, 2024 at 01:32PM
ところで、「〜は裏切らない」は「〜は(常に)期待に応える」と同値なんでしょうかね。
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