2024年12月の営みノート
着想履歴
デジタルノートはずっと同じでなくてよい
文章を書くとは、頭の中にある「考え」を外に出す行為とは違う
正しい言葉づかいではなく、ふさわしい言葉遣い
物事は、複数の視点から眺めることができる
構造を捉えたり、フローを捉えたりすると違ったものが浮かび上がってくる
更新履歴
読みメモ
ビジュアルシンカーの視点から、人の思考のタイプを見、そこからデザインについて考える。
カンバンで使われているカテゴリ
🥳 Celebrate: an experimental new status where I get to enjoy the feeling of a completed project and tie up loose ends before archiving
🟢 Doing: obvious status with a work-in-progress limit of three projects
🗓️ Waiting: (see previous post)
💡 Idea: (see previous post)
🗄️ Archived (see previous post)
Idea→waiting→doing→Celebrate→Archivedのように円環をなす
project and space logs
数週間または数か月で完了
数年単位で維持する関心のある領域
「自分が売りたいものを見つけて、それを売るということですね。もちろん上手くいくことばかりではないですが、私が店舗にいたときから〈それはやめたほうがいい〉と言われたことはありません。もちろん在庫管理は大切ですし、一定期間売れなかったアイテムは何かなどデータ分析もきちんとしているのですが、担当者が〈いい作品だから、置いておきたい〉と判断するならそれでいい。効率とは真逆ですが、それがリアルショップの面白さにつながっていると思います。〈ネットは検索、ショップは探索〉とよく言われますが、店に来てもらえれば、目当てのもの以外のアイテムと出合えることも多いはずなので」
じつはタワーレコードにも、効率化を重視した運営を試みた時期があった。スタッフの志向ではなく、全店共通の品ぞろえによって無駄をなくすという施策だったわけが、結果は芳しくなかったという。
KindleのクリップはWebクリップとどこか違う。 働きが違う。 その差異を明確にしてからじゃないと、Obsidianに持っていきにくい。
@IIMA_Hiroaki: 「言語化」をタイトルに含む書籍の刊行点数が伸びています。2023年・2024年に急増。この結果は、「誰もが『言語化、言語化』と言い出した」という私の実感とも合います。なぜ今になってこのような現象が起きているのか、非常に興味深いところです。 https://pbs.twimg.com/media/Gd_RqmGaMAABHUq.jpg
冒頭は「あなたは一冊の本なのだ」という一文から始まる.生物の身体(表現型)とゲノム(遺伝子型)にはその祖先がたどってきた過去が自然淘汰を経て書き込まれているという意味だ.そしてこの「死者の遺伝子本」の内容はその生物にとっての将来の予測であり,過去環境のモデルとなる.ドーキンスはここで古代の羊皮紙(palimpsest)を比喩として持ち出す.それは一部消しては新しく書き込まれるということを延々と繰り返してきた書き物なのだ.
私は一冊の本(ノート)なのか。
しかし、阿部さんの本では「そもそも○○とは何か」という問いかけを徹底的にやる。引用文献とは何か、アーギュメント(主張)とは何か、ひいては論文とは何か――。こうした根源的な問いを通じて、人文学的な探究が実用的なスキルへと結実していく。
このアプローチによって、これまでの指導法では書けるようにならなかった人たちが、ようやく自分なりの型を使いこなせるようになる。だからこそ、アカデミック・ライティングの範疇にとどまらず、広い意味での文章本としても役に立つ。その意味で画期的な一冊だと思います。
ツェッテルカステンって、マークダウンが一番必要ないような気がするのだけども、たぶん書かれているものが違うのだろう。
あとコピペはしないわけで、そもそもコピペしてうんぬん自体で何か別様のことが行われていると予想
1. Capture Notes Regularly
2. Write Down Ideas as They Occur
3. Record Important Information from Readings
4. Take Notes During Meetings or Lectures
5. Organize Notes Intuitively
6. Review Notes Frequently
7. Share Insights with Others
8. Use Notes for Project Management
『Making Ideas Happen』
Action Steps: Specific tasks needed to complete projects.
References: Essential information that supports those tasks.
Backburner Items: Ideas and resources for potential future use.
「アイディアを実現するには、やるべきことを整理してとにかく活動に結びつけること(整理力)、人を巻き込むこと(仲間力)、リーダーシップを発揮すること(統率力)の3点が重要です。行動を管理し、仲間を増やし、プロジェクトをコントロールできなければ、新しいことはなにも生み出せません」
9. Integrate Insights into Daily Work
List Funnel
10. Continuous Improvement
こういう単純な語りでも、その人が何を語り、何を語らなかったかで受け取る印象は違います。自己紹介一つでも異なるストーリーが成り立ちます。「自己」という概念がストーリーの形で構成されているというのは神経科学者たちが指摘してきました。哲学者ポール・リクールは「物語的アイデンティティー」と呼んでいます。 シンプルなシステムから始める
ツェッテルカステンは脳のトレーニングだ、というお話。
〈 二 つ の 差 延 〉 の 両 立 不 可 能 な 両 立
──ジ ャ ッ ク ・ デ リ ダ 郵 便 論 に お け る 二 相 構 造 の 解 明 ──
しかし次の本でやりたいのは、完成した文を磨くのではなく、「センテンス」という一番小さい単位に到達する「まで」の思考回路をバラバラにして、センテンスを書くときに頭の中で何が起きているのかを考えることです。なぜそのセンテンスが出てくるのか、そこまでさかのぼりたいと思っています。
“Well, the first rule is that you can’t really know anything if you just remember isolated facts and try and bang ’em back. If the facts don’t hang together on a latticework of theory, you don’t have them in a usable form. You’ve got to have models in your head. And you’ve got to array your experience, both vicarious and direct, on this latticework of models. You may have noticed students who just try to remember and pound back what is remembered. Well, they fail in school and in life. You’ve got to hang experience on a latticework of models in your head.” — Charlie Munger
Ideas
Content
Notes
Writing
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私たちは摩擦のない氷原に迷い出たのだ。そこでは、条件はある意味で理想的なのだが、しかし私たちはそれゆえにまた、先に進むこともできないのである。私たちは前へ進みたい。そのためには摩擦が必要だ。ざらざらした大地へ戻れ!
ウィトゲンシュタインの『哲学探究』
「規則は道標のようにそこにある」
ウィトゲンシュタインの主著『哲学探究』の第八五節
Wardley map
https://www.youtube.com/watch?v=dcp6YMAmI3M
ホースト・リッテル「厄介」な問題(wicked problems)
「独特で、あいまいで、決定的な解決策がない」問題
ひとつの問題を解決すると、「真偽」のある有限解では解決できない新しい問題が生じる
ヴィクター・パパネック
『生きのびるためのデザイン』
「物事はできるかぎり単純にすべきだ。ただし、単純にすぎてもいけない」アインシュタイン
Everything should be made as simple as possible, but not simpler.
ケーススタディ・凡例・用例・ユースケース・ケース・ユースパターン・ユーススタディ
思考家/批評家/文筆家の佐々木敦さんによるWEB連載「ことばの再履修」の第15回。前回の「書き出し」に続き、今回は「書き進めていく」ことについての解説です。ジグゾーパズル(設計図)型と迷路(インプロヴィゼーション)型の二種類の書き進めがあるといいます。
この後がどうなるか、最後をどうするかをまだ決めかねていたり、曖昧だったりする場合でも、ひとは何かを書き進めながら、それを書き終えてひとつながりの文章=作品になったときのイメージを(それは目標や希望のようなものかもしれませんが)持っているものです。その際、そのような「全体性」のイメージは、大きく二種類に分かれます。
抽象的に言えば、全体像を前提とする書き進め、ということです。
なので、もちろん具体的には、こちらの書き進めにはかなりのグラデーションがあります。ジグソーパズルの喩えを続けると、最後に浮かび上がらせる絵をまず詳細に把握しておく、というやり方がある。実際の執筆以前に綿密な設計図(プロットや設定表など)を用意して、それからおもむろに書いていく、というやり方です。
次にもう少しアバウトだが、起承転結や重要な出来事、シーン展開などが最初から決まっている場合。更に、細部はまだまだ茫漠混沌としているが、最終的な落としどころ(これは「結末」ということではありません)はほぼ見えている、という場合もある。つまりいずれにせよ書き出す前に書き進めるための準備が幾らかはなされているということです。
このやり方が良いのは、なんと言ってもある程度安心できる。書き進めることは、やり方によって程度の差はあれ、まさにジグソーパズルのピースを一枚ずつ嵌めていくのにも似た、一種の作業に近い感覚になる。ストーリー優先の作品ならひとつひとつの文章へのこだわりをさほど持たなくてもいい(持たないほうが良い)場合もある。
しかし、もちろんマイナス面もある。まず、このやり方を採ろうとすると、書き出すよりも前に、絵を、設計図を描く前段階で停滞してしまう可能性があるということ。実際にはまだ一文も書いていないのに、全体像を気にするあまりに、ああでもないこうでもないと試行錯誤し続けてしまう。
もうひとつは、結局のところ「全体像(作品)」は「細部(文)の総和」であるわけですが、両者のずれが気になってしまう、ということ。
もうひとつのイメージは、いわば迷路型です。あらかじめ全体像を描くことなく、だがしまいには必ずや全体像が出現するのだ/させるのだという、もしかしたらいささか闇雲かもしれない確信(?)を胸に、とにかく書き進めていく。
ひとつの文章を書いたら、それから次の文章をどうにか考え出し、そんなことを続けていって、おしまいに辿り着く。徒手空拳の、ほとんど五里霧中と言ってもよいような執筆。しかしそれは完全な行き当たりばったりとやはり違います。それでもどこかに「書き終えられたもの」すなわち全体像のイメージはある。文が連なっていくにつれて自ずと浮かび上がってくる像もあるのですが、それとは向きが逆というか、いうなれば来るべき最後の一文からいま書いている文への矢印と、最初の一文から今書き終えてばかりの文への矢印にはさみ撃ちされながら書くこと。
しかし、容易に想像がつくように、ジグソーパズル型と比べると、こちらはかなり難易度が高い。
『インプロヴィゼーション 即興演奏の彼方へ』
インプロヴィゼーションを説明しようとするどんな試みも、ある観点からすると不誠実にならざるをえない。というのも、進んでインプロヴィゼーションをやろうとする精神の中核には、記述するということの目的と対立し、またその観念と相容れないなにかがあるからなのだ。
『即興の解体/懐胎』
しかし、ここで敢て穿った視点を提示しておくならば、準備がいらず、熟慮を要さず、その場かぎりの活動であり、非論理的で無計画や無方法でありながら、なおかつ優れた(という形容も曖昧ではあるが)演奏として遇される「インプロ」というものも、ありえるのではないだろうか。
インプロしかやらないからこそ、彼の演奏/音楽は次第に似てきてしまう。厳密にはもちろん違うのだが、演奏から受ける印象が同じになってくる。
デジタルデータは自分で自由に加工できてこそ、と思います。
調べメモ
両極間の振動(オシレーション)
精神の生態学の中でルビ振りで出ていた言葉
論理階型理論
自己言及によるパラドックスを回避するために、この世にあるもの(存在者)をすべて階型(タイプ、オーダー)に分けて考える理論のこと。
バートランド・ラッセル(1872-1970)が提唱したといわれている。論理階型理論は「単純タイプ理論」と「分岐タイプ理論」に大きく分かれている。
ネーゲル、ディビッドソン、ナンシー
気になっている本
『図書館を建てる、図書館で暮らす:本のための家づくり』2024年12月18日(購入)
ジェニファー・ウォレス『ほどほどにできない子どもたち 達成中毒』
『Tidy First?: 個人で実践する経験主義的ソフトウェア設計』2024年12月25日
ザ・ミドル 起業の「途上」論――事業創造という迷宮を突破するための114の言葉 1/22