簡易ルール
パズルの簡易ルール
目指すもの
既にペンシルパズルのジャンルを知っている人向けに
過不足なく必要十分な説明を目指す
直感に訴えない
詳しさの度合いがルール間で一定になるようにする
ルール
太枠内かつ、記号が書かれていないマスを空白マスとする
単一ループ、通らないマスは黒マス。
黒マス隣接禁、数字は矢印の方向の黒マスの数
黒マス配置、黒マス隣接禁、白マス分断禁
数字は太枠領域内の黒マスの数
白マスが一直線に連続する領域の内部に2つ以上太枠が含まれない
へやわけのルールに従う
すべての部屋に入る黒マスは点対称
いくつかのマスに対角線を引き、一方を黒く塗って三角形を作る
黒マスの数字はそのマスに隣り合うマスの三角形の個数
白く残った領域はすべて長方形になる
単一ループ、丸は全通過
ループは黒丸では直角に曲がり、その前後のマスでは直進する
ループは白丸では直進し、その前後のマスのどちらかで直角に曲がる
黒マス配置
白マス分断禁
黒マス、白マス2x2禁
○のあるマスは三方を黒マスに囲まれた岬という白マスになる、他の白マスは岬にならない
丸の中の数字は白マスがいくつ連続するかを示す。
白マスに照明を配置する
照明からは4方向に光が伸びて、そのマスから連続する白マスを照らす
数字は周囲4方向の照明の個数
照明は他の照明に照らされない
すべての白マスが照明から照らされる
すべての領域が幅1マスのL字型になるよう領域分割
白丸は直角部分になり、白丸の数字は領域の大きさを示す
矢印は領域の端になり、矢印はL字の内側を向く
領域内の記号の数は0以上の任意の数
各太線領域にテトロミノを1つずつ配置し、黒マスとする
回転反転で一致するテトロミノは辺を共有しない
黒マス分断禁、2x2禁
黒マス配置、黒マス分断禁、黒マス2x2禁
黒マスによって分断された白マス領域について、各領域に数字が一つずつ入り、数字は領域内の白マス数と一致する
領域分割、領域内には白マスと灰マスが各色ひと繋がりで存在する(白ブロック、灰ブロック)
各領域の2つのブロックは回転反転で同型となる。
数字は領域内のその色のマス数
すべての数字について、同じ数字を両端とするパスを作る
格子点を通る単一ループ
数字はそのマスを囲む辺のうちループが通る本数
○を通る単一ループ、ループは内部的に方向を持つ
連続した破線を「旗門」と呼ぶ。線は各旗門と一度ずつ垂直に交差し、それ以外で接しない。
いくつかの旗門の片側または両側に数字を置き、旗門に対して数字を定める。数字に対応する旗門を示すために矢印付き数字も用いられる。
数字は○から出た線がその旗門を何番目に通るかを示す
○は旗門の総数
領域分割、数字は領域の面積、同じ面積の領域は隣接しない
黒マス配置、すべての黒マスは1x2、各領域の黒マスは2つ
すべての白丸について、格子点状の白丸の黒点の方向から他のいずれかの白丸に向かうパスをつくる。
数字は黒点から白丸に繋がるまでに曲がる回数
すべての白丸は線を通って接続される
盤面を長方形分割。分割領域には数字が1つ入り、数字は領域の面積を示す。
黒マス配置、領域内の色はすべて同じ
白マスループ禁
白マスおよび黒マスの2x2禁
記号マスは白マス、○はS-G間の白マスを通る時の最短経路上にあり、△は最短経路から外れる
Castle Wall
単一ループ、太枠で囲まれた部分には線を引けない
太枠で囲まれた白マスはループの内側、黒マスはループの外側
矢印はその方向のマスにある、その方向に伸びる線分の長さの和
黒マスを配置し、黒マスで区切られた指定の面積の白マス領域を指定の個数作る
指示がない場合、一辺5のハニカム盤面に、白マス6個の領域を6つ作る。
マスの中心を格子に沿って引かれた線の繋がりを図形と呼ぶ。異なる図形はマスを共有しない。
どのマスもいずれかの図形の一部となる。
各図形はマスに書かれた記号の一つを通り、図形の長さを部分的に変えることで記号と一致させることができる
黒マス配置
数字は白マス、黒マス分断禁、黒マス2x2禁止
数字はその周囲8マスで連続する黒マスの数を全て表出、順不同
Pata
黒マス配置
数字は白マス、黒マス分断禁、黒マス2x2禁止
数字はその周囲8マスで連続する白マスの数を全て表出、順不同
すべての丸を何回か移動させてHに到達させる
すべてのHに丸が1つずつ到達する
移動のルール
上下左右のいずれかの方向に、丸に書かれた数字の長さ分、一直線に移動させる
色のついたマスは通過可・到達不可、盤面外は通過・到達不可
移動時にその経路を示す矢印が引かれ、他の移動はそのマスに侵入できない
移動後は丸の中の数字を1減少させ、再度移動の操作を行う
数字が0の丸, H到達後の丸はそれ以上移動できない
ラテン方格
太枠で囲まれたブロックのそれぞれで内部の数字はすべて異なる
黒マス配置、黒マス隣接禁、白マス分断禁
黒マスのある数字を無視すると、同じ列で数字が重複しない
アイスバーン
INを始点、OUTを終点とする方向付きパス
色のついたマスが氷、氷上は直進限定、交差可、氷全マス通過
矢印は必ず通り、パスの向きと矢印の向きが一致する
Geradeweg (a.k.a. Straight Loop)
単一ループ、数字は全通過
数字はそのマスを通る1つまたは2つの線分の長さ(2方向ある場合は等しい両方の長さ)
ビルディングパズル (a.k.a Skyscraper)
ラテン方格
盤面外の数はその列に入る数字を手前から並べた時、「ある数字以前に現れたどの数字よりも大きい」数字の数を示す
天体ショー
領域分割
各領域は丸を中心とした点対称図形になる
黒丸は黒く塗りつぶす
ミッドループ
単一ループ、黒丸は直線部分の中点
黒マス配置
太枠領域の黒マスひと繋がり、数字は領域内の黒マス数
太枠領域外の黒マス同士は辺で接しない
太枠領域内でひと繋がりになった黒マス全体を他の黒マスと重ならないように、盤面の下方向に移動させることを「落下」操作と呼ぶ。
すべての黒マスを可能な限り落下させた時、黒マスが盤面全体のちょうど下半分を占めるようにする。
ファイブセルズ
領域分割、各領域は5マス
数字は外枠含めたそのマスのを囲む辺に引かれる分割線の数
プッテリア
太枠内の空白マスに一つずつ数字を入れる。数字はその領域のマス数
数字隣接禁
行・列の数字はすべて異なる
クリーク
黒マス配置
格子状の数字は周囲のマスの黒マスの数
白マス分断禁
橋をかけろ(WIP)
領域分割、各領域は奇数マス(全て3マス以上、領域ごとにマス数は異なっていても良い)。
各領域を(2n+1)マスとする。領域は、以下に示すAとBからなる。この2つは1マスの「鉛筆の芯」を共有する。
A: 1x(n+1)マスの長方形は、鉛筆の軸と鉛筆の芯からなる。鉛筆の軸は、数字のnが書かれたマスを0個以上n個以下含む。鉛筆の芯は長方形の端にあり、軸につながる。
B: (n+1)マスの線は、鉛筆の芯と線からなる。鉛筆の芯を端点とし、タテヨコにマスの中央を結ぶ線。線は交差枝分かれせず、線上に他の芯や数字は入らない。
ヘヤジリン
Yajirin Regional
単一ループ、通らないマスは黒マス、黒マス隣接禁
数字は領域内の黒マスの数
やじさんかずさん
黒マス配置、黒マス隣接禁、白マス分断禁
黒マスの置かれていないマスの数字は、矢印の方向の黒マスの数を示す。
黒マスの置かれたマスの数字は無視
1-9の数字埋め
行、列に連続する白マスに同じ数字が入らない
白マスが連続する{行の左, 列の上}には、連続する白マスの数字の合計が書かれている
太線で区切られたところ(国)にある1つのマスに、→←↑↓の矢印のどれかを入れます。すでに矢印が入っている国では、他のマスに矢印を入れてはいけません。
どの矢印にも、自分とペアとなる矢印が1つあり、たがいにタテかヨコの同じ列に入って向き合います。
辺を共有する国に、ペアとなる矢印を入れてはいけません。
ペアとなって向き合う矢印のあいだに、他の矢印が入ってはいけません。
(パズル通信ニコリ 131号 p110 より)
全マスに白丸か黒丸を配置
白丸、黒丸はそれぞれ2x2禁、分断禁
全マス通過ループ
鋭直鈍ループ
全ての記号を線分で結ぶ自由線ループ
記号はその記号を通る2つの線分のなす角が、鋭角(三角形)、直角(四角形)、鈍角(五角形)のいずれかであることを示している
Maxi Loop
全マス通過ループ
太枠領域の数字は太枠領域を連続して通過するマス数の最大値