対話型組織開発
en : Dialogic Organization Development
データによる診断ではなく、対話を通して現状を把握する
2009 年にジャルヴァース・R・ブッシュとロバート・J・マーシャクにより命名された
従来の組織開発の手法は診断型組織開発と名づけられた
診断型組織開発と対話型組織開発の本質的な違いはマインドセット
診断型組織開発は、セーベイのデータから客観的な現実が存在するという実証主義の世界観
目的は、行動が変わること (計画の実行)
対話型組織開発は、現実は対話によって変わるという社会構成主義の世界観
目的は、関係性を変えること (自己組織化)
対話型での組織開発の実践
個人ではなく集団の考え方を変える
変革は持続的と捉える
実践者は解釈して通訳する役割
他者との関係性をより重視
組織の結果の質を高めるために関係の質を高める必要がある、という成功循環モデル
参考文献
図解 組織開発入門 組織づくりの基礎をイチから学びたい人のための 「理論と実践」 100 のツボ