nishio @tokoroten 指数関数的成長するものを新しく作る0→1のプロセスにおいて初期値の小さな差が将来の大きな差につながるので、通常のプロセスで時間とともに不確実性が減るのと反対に、不確実性を増やすことが必要で、それに耐えられるかが「ネガティブケイパビリティ」に関連す
不確実性コーン
S字曲線の立ち上がりは指数関数的に見える
指数関数的 / 視野狭窄
英語ではシェアは株式と同じ言葉
ベンチャー起業において、初期に貢献することで株(やストックオプション)を得ることの、金銭的資本に限らない抽象化
社会資本が王である世界が来るなら、金銭において成り立っていたメカニズムの一部がそちらの世界でも水平展開されるはず
指数関数的成長のエンジンのシェアを持つ
指数関数的 成長のエンジンのシェアを持つ
堤防に小さな穴があき、その小さな穴を流れる水によって穴が広げられ、指数関数的に穴が拡大して堤防の効果が失われる
水面の高さの差
エネルギー準位
穴が効果を発揮する条件について
新結合と水面のたとえ
厳密に言えば指数関数的成長
指数的
指数関数的
by
from /villagepump/2025年のブロードリスニング#66fe37ce79e11300009cb63c
ミクロには友敵、マクロにはなめらか
ミクロに友敵、マクロになめらか
友敵
構造的にステップ関数
heat_1nt よく考えたら、デジタルはそもそも全ての情報を0と1で表すんだからそら構造的にstep関数的になっちゃうよなあと思った
ref 都知事選を見て理解が深まった
nishio これに関しては有体物もそもそも「存在」と「非存在」なので構造的にstep関数なような。1つだけではなく複数にすることで「100個のうちの42個ある」みたいに擬似的に連続化する、QVで一人一票ではなく99票与えたりするのはその発想。
from 日記2024-07-11
KAN社会
ochyai なめらかな社会といわれると微分可能社会とか思うが,どうやら違うらしい.
nishio "なめらかな社会とその敵"が出版された2013年の段階ではまだ微分可能な部品を組み合わせてend-to-endで最適化する技術が実用可能になってなかったからな。なめ敵の"ステップ関数ではなくシグモイドにすべき"的な発想は微分可能な社会の礎になるだろう
関連
転がる雪玉
因果の方向はA→Bなのか?B→Aなのか?
どちらかではなくA⇄Bの双方向に強め合う「転がる雪玉」「ポジティブフィードバック」の状況がある
AとBのどちらを先に観測したかによってもう片方が原因に見える
なので人によって意見が食い違う
「自分にとって容易に観測できる」という暗黙の前提を置いてしまう
この前提が多くの場合には間違っている
何を観測した時には、その存在がある。しかし何かを観測しなかった時には、その存在があるのかないのかはわからない
テストの成功はバグの不在を意味しない
変化がより大きな変化を引き起こす転がる雪玉プロセスが発生し、十分大きくなってから観測される
灘校土曜講座2021
灘2021参考資料
6/19開催
講演の打診があったが、新型コロナの状況で不要不急な関西への移動はやりたくない。オンラインでなら、という条件で引き受けた。
リモート登壇は録画でも良いとか未踏ジュニア2021ブースト会議のような新しい形にチャレンジすることも考えたが、運営の負担など諸々考えて「1対1のZoom接続、受講者は教室で視聴」という形になった
ある対象について本を書き上げると、その対象について本が書けるようになる。
https://twitter.com/rashita2/status/1082229571766763526
nishio:
鶏と卵の関係だ笑
ある対象に対して自分用メモを作ることによってそれを他人に話せるようになり、
from 積み上げる向きは人によって異なる
@tokoroten: @4bata @nishio 西尾さんとはらじゅんのツイートを読んだうえで、
「概念設計と詳細設計は違うよ」
「概念設計で着目する場所は、不確実性(実装の不確実性と、マーケット評価の不確実性がある)が最も高い場所だよ」
関連
知識は実践によって検証されなければならない
思想は仮説であり実装によって検証されなければならない
行動によって検証されないアイデアに価値はない
実験と実践はあまり区別して使い分けてない
答えのない状態に耐える力
不確実性が残っていても不安になりにくい個人の性質
重箱の隅をつつかないでいられる心の状態
関連
グレーの選択肢を交渉によって調整していける
Please Try. — Melissa Perri
iwashi86 "Please Try." という文章を読んだ。とても元気付けられるものだった。以下、簡単にメモ:
・変革には不確実性が伴い、不安が生じるもの
prev なめらかな世界のゲリラ
ゲリラ戦術の長所を明確な敵がいない状況に応用せよ
明確な敵がいない状況でのゲリラ戦術の応用は、変化の激しい現代社会を生き抜くためのヒントになるかもしれません。
柔軟性と適応力:ゲリラ戦では、状況に応じて柔軟に戦術を変える必要があります。明確な敵がいない状況でも、常に変化に適応し、新しいアプローチを試す柔軟性が重要でしょう。
寝坊した時に朝食を食べてからくるかという文脈
kei_hayashi_0v0 日本だとこれでは信用が得られないけど、米国だと「まあどこの業者もそんなもんよね」で済まされる範疇な気がする。
数時間遅れて到着するならまだ良い方で、すっぽかされるからね
inuro これがかつての日本の狂った高品質の源泉であったのも事実だと思うんだよね。ただこれを「我々はリソース稼働の不確実性のバッファを極力圧縮するフローと文化を築くことで高スループットを出してるんだから遅刻すな」に落とし込めなかったために再現性が低く生きづらさだけが残り
100%正しいことを求めて、95%正しい選択肢を選ぶ
100%正しいと思い込んで5%間違える
正しいと思っているので修正できない
80%正しいことを80%しか正しくないと理解して使う
精度が必要なときには2回使う、80%正しいことを2回やって結果が同じなら94%正しい
2023-08-12 AIが毎日研究ノートを書くシステムによってとの共同編集から生まれた文章
本文
知識の生産性を向上させるためには多様な視点が求められる。視点を提供するものが人間だけだという思い込みは視野狭窄である。AIが広い視野を提供できる。
この時、安定して価値を出すシステムにフォーカスすることは視野狭窄である。「反脆弱性」で語られたように、限定的なダウンサイドリスクと青天井のアップサイドリスクがセットになっているタイプの不確実性を積極的に集めることが有益である。このようなシステムは短期的には価値を生まないが「急がば回れ」である。
チームメンバー間の意見の対立や衝突が生じる。メンバーはチームの目的や役割、それぞれの責任について異なる意見を持っているからだ。
タックマンモデルのstormingについて説明して
「タックマンモデル」とは、実際には「Tuckmanのチーム開発モデル」として知られています。ブルース・タックマン (Bruce Tuckman) によって1965年に提唱されたこのモデルは、グループやチームが成熟し、効果的に機能するまでの4つの主要な段階を示しています。後に5段階に修正されました。このモデルの各段階は以下の通りです:
gweoipfsd 日本人が挑戦しないというのを嘆くなら、問題なのは勇気がないことじゃなくて、リスク計算ができない人が多いことだとおもう。リスク計算ができない人が慎重になること自体は正しくて合理的。
騙されることを極度に恐れて、自分は何も出さずに相手からタダでもらおうとする人が多い。
パーソン論について考えると、知識の生産性を向上させるためには、人間だけでなく、他の生命体やAIなども含めた広い視野で考える必要があるかもしれません。パーソン論は、知識の生産性を向上させるための新たな視点を提供してくれます。
また、反脆弱性という概念は、知識の生産性を向上させるための重要な視点を提供してくれます。不確実性を利用して利益を得るという考え方は、知識の生産性を向上させるための新たなアプローチとなり得ます。
from GPT4に文脈を補わせる実験
仮定の量と意思決定
1. 資本市場や公共領域において意思決定者は不確実性の高い状況に晒され、かつ不確実性を低減する為の猶予を与えられないこともザラにあると考えています。そこで彼らは大小の「assumption (仮定)」を多用して投機的に難局を切り抜けたり、将来価値の実現を目指して活動を進めます。
2. assumptionは少なければ少ないほど、あるいは小さければ小さいほど精度高く将来価値を実現するための実務的な活動を淡々と成功させられます。熟練の実務家はこの推論に必要なコストが少ない傾向があろうと思います。
鼓腹撃壌 - ウィクショナリー日本語版
腹つづみを打ち、大地を叩いて歌うこと。人民が、天下泰平を楽しむ様。
今日は鼓腹撃壌とて安堵するも、たちまち国難に逢うて財政に窘(くるし)めらるるときは、またたちまち艱難の民たるべし。(福沢諭吉 『政事と教育と分離すべし』)
「今日は悠々自適で安心して過ごしていても、突然国の危機に直面し、財政が苦しくなることもあります。その時には、再び困難な状況になるでしょう。」
2021-06-11
derived from 人生の選択肢をどうやって知ったか?
tkgshn: これめっちゃ抽象的にいうと、物理的やコミュニティ的ないろんな概念としての移動・差分っぽいですね
nishio: この件を考えていて少し発展した。なぜ「移動」が重要なのか。人間の観測範囲は限られていて、遠くはよく見えないし、限界の外のものには気づけない。移動はそれまで見えていなかったものを見る機会で、当初の問いだった「選択肢をどうやって知るのか」に対する有益な手段の
「何もしないリスクの方が大きい」と人が言うときの「リスク」はしばしば分散の意味で使われていない。正確に言うなら「何もしないことは期待値がマイナスだ」になるだろう。でも世の中の人の大部分が分散の大小の概念を理解していないふんわりと受け入れられている。
財布から500円玉を取り出して川に投げ捨てる行為はとても低リスク。損益に不確実性がない。確実に-500だから。