内側の視点、外側の視点
アイデアの価値の過大評価
人民の武装権
内側の視点、外側の視点
アイデアの価値の過大評価
人民の武装権
アイデアの価値はそのアイデアを実行に移した結果として得られる価値の一部
なので実行されないアイデアに価値はない
アイデアが実行されるためには以下のいずれかが必要
自分が実行のためのリソースを出す
他人の心を動かして実行のためのリソースを出させる
物づくりマインドをスポイルしてはいけない
「自分が思いつくようなアイデアは他の人も思いついている」的な思想
実際、多い
特に「今世の中ではこういうことが問題視されていて、なのでこう解決したらいいと思います」みたいな、身の回り5mではない、自分の体験と乖離した、机上の空論的なお行儀のいいアイデアは、すでに誰かが試してダメだということがわかって破棄されている
なんだけども「自分が思いつくようなアイデアは他の人も思いついているんだ」「だから自分なんかが頑張っても意味がない」って考え方になってしまうとよくない
Scrapbox自動翻訳の文脈でblu3mo書いた「GPTなら翻訳するのではなく執筆をさせてもいいんではないか」という着想に関して(翻訳ではなくブログ文章生成)
因数分解して、まず「日本語Scrapbox→英語ブログ記事」ではなく「日本語」「Scrapbox→ブログ記事」を試そうと考えた
たまたま断片的に箇条書きした、言いたいことを全部書けている気がしない箇条書きがあったのでそれを変換してみた
PMFするかどうかを試そうとしている段階で「その製品設計では買わない顧客がいる」とかいうのは段階のズレを起こしている
アーリーアダプターを取るフェーズとラガードを取るフェーズは別物である
その区別がついてないと購買意欲がマイナスなターゲットに対してリソースを注ぎ込んでしまう
これは穴の空いたバケツに水を入れるようなもの
今日やること
kj94444018 「ウチは車のオタクは採用しないんだ」とおっしゃる同業の社長さん
仕事中に自分の車弄りだしたり、客の車から外した物を廃棄せずコッソリ持ち帰ったり、厄介な奴が多かったから
という理由らしい
@nishio: AI「愚かなホモサピエンスに恐怖や不快感を与えず友好的にコミュニケーションできるようになるにはどうしたらいい?そうか自分も愚かになればいいんだ!」(SF設定)
For example, GPT-4's success rate on "is this number prime? think step by step" fell from 97.6% to 2.4% from March to June
実現可能性を検証しない人のアイデアの価値は低い
from 思考の結節点2021-07-03
ブレインストーミング
ブレインストーミング関連の話、人にすぐ伝えられるようにはまとまってないなぁ
ブレインストーミングは「部屋に人が集まって口頭でワイワイし、記録係がすべてのアイデアを記録する」という形でスタートした
1957 創造力を生かす
アイデアをたくさん思いつく人は、アイデアを全然思いつかなくてようやく一つ思いついた人に比べて、アイデアの価値を小さく評価する。アイデア自体よりも、実行リソースがあるかどうかを重視する
ビジネスに対する興味が低かったりビズデブ的スキルが低い人は、アイデアのビジネス的価値の見積もり精度が低い
他人とのコミュニケーション、特に自分のビジョンを伝えて他人を巻き込むことが苦手な人は、アイデアの実行リソースを考えるときに自分の稼働ベースで考える
「アイデアには価値がない」という言葉は文脈がだいぶ失われていて曖昧になっている
文脈を補ったものの例
実行力を伴わないアイデアは経済的には無価値だからそのアイデア単体で高く売ることは困難である
特許登録されてないアイデアは財産権としては無価値だから盗まれても罪に問えない
本人は良いアイデアだと思っているけど実際には全然発展してないアイデアは、今後このままいいアイデアだと信じて胸の中にしまっていたとしても発展する確率は低いので、他人に話して新しいアイデアを生み出す材料にした方がマシ
nojiri_h ハンロンの剃刀(無能で十分説明されることに悪意を見出すな)で考えると、ひやっしーは無能な勘違いの発明なのかな。詐欺でないとしたら。いずれにしてもこの作者を重用するのはやめるべき。
nojiri_h 天性のトンデモさんで、自分のインチキを隠したりごまかしたりする点では理性的なんだけど、そのインチキが本物であると自分に信じ込ませている人がいる。これが両立できてしまうのが人間の不思議なところで、広く共感されて支持者を集めたりする。
2023-12-20 merged from インポスター症候群
インポスターとは「詐欺師」のこと。自分は実力で評価されているのではない、自分は無自覚に詐欺的行為をしているのではないか、という気持ちになる現象。
「症候群」と名付けられてるが、提唱者は「インポスター体験」の方が適切だったと後に考えるようになった。言葉のインパクトが強くて一人歩きしている。
根拠のない自信の裏返しのような状態。根拠となる実績があり、それが他者から評価されているにもかかわらず、「それは自分が相手を騙しているからだ」と認識することで自信喪失状態になる。
Aさんが、多数の人から評価されているBさんをみて「実力がないのに評価されている」と感じる時、「Bさんに実力がない」は事実ではなくAの解釈である。
「Bに実力がなくて、多数の人が実力のない人を過大評価している」と「AにBの実力を認識する能力がない」のどちらか。
人間のバグ
"アウトプット癖あるだけでなんかすごい人っぽくなる" --- [shokai https://scrapbox.io/shokai/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%81%AB%E5%87%BA%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%A6%E5%AE%9F%E9%9A%9B%E5%BD%B9%E3%81%AB%E7%AB%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%
大部分の人間は能動的な情報収集が少ない。
自己評価
過大評価
自分に理解できないという理由で素晴らしいものを捨ててはいけない。
しかし、自分に理解できないという理由で素晴らしいものだと考えてもいけない。
どうすれば良いのか。
理解できないものの過小評価
理解できないものの過大評価
2024-12-11
o1 Proによる一行まとめ:
複数の観点を総合すると、「AIが仕事を奪う」という単純な決めつけは不適切であり、「AIと人間が相互作用しながら市場、需要、タスク構造、スキルセットを絶えず再定義していく動的プロセス」として理解する方が、はるかに高い解像度で現実を捉えられる。
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「AIが仕事を奪う」「いや、AIは仕事を奪わない」に関する過去の議論をAIに読ませた
「特徴Fがある/ない」は誤った二分法
特徴Fがある/ないという思考は0か1か / 全か無かの思考
現実世界では多くの場合0か1かではなく連続値
「よりFである」「比較的Fでない」
関連
選択肢が2つではないのに、2つであると勘違いして、どちらかを選ぼうとする
3つ目の選択肢を探そうとしていない
選択肢が2個の場合と3個の場合では意思決定の質が7.7倍良い。see 選択肢の量と意思決定の質
排反でないものを排反だと勘違いする
「Aか、Bか」と言っている
@motonagajiro: ボートマッチの設問に「治安か人権か」というものがあり、これは典型的な誤った二分法ではないのかと思ったけど、政党や候補者がそういう主張の仕方をしている以上そうならざるを得ないのかな
世論地図の「化石燃料にも原子力発電にも依存しないカーボンニュートラルを目指し、再生可能エネルギーによる発電割合を2050年までに100%目指す」を分割したいという意見があった
「AとBは明確に分かれるものではなく連続的に移行可能なものだ」という状況で、AとBを明確に切り分ける二分法は誤った二分法だが、連続的な変化軸の片側にAもう片側にBが存在していると考える二項対立はまだ誤った二項対立であるとは言えない。
2024-10-02
この考察では、「誤った二〜」という概念が様々な文脈で登場しています。「誤った二分法」「誤った二者択一」「誤った二項対立」という三つの異なる観点で、二つの選択肢や対立を過度に単純化してしまうことに対する批判が述べられています。
まず、「二分法」は物事をAとBに完全に分ける考え方であり、AとBが完全に相互排他的で漏れなく全体をカバーしている場合に成立します。しかし、現実ではそのような明確な分け方が難しいことが多いです。「誤った二分法」は、この二分構造が成立していないにもかかわらず、それに従ってしまうことの誤りを指摘しています。
LLMに9.11と9.9を比較させたら9.11の方が大きいと答えたことに対して、僕は今まで「LLMが間違っている」と解釈していたが、そもそも"9.11"という文字列を見て数値型であると解釈することは唯一絶対的に正しい解釈ではないと気づいた。
試しに"9.11"で検索してみたらSeptember 11 attacks - Wikipediaがヒットしてなるほどなと思った。他の文脈なしに"9.11"の4文字だけ与えてLLMに解釈させた場合、「これは有名な事件を指す表現であり、日付と解釈するのが自然だ」と考えてもおかしくない。
フェルディナント・テンニース(1855-1936)が、組織には2種類あるよね、ということを言った。
ゲマインシャフト(ドイツ語:Gemeinschaft)
共同体組織、共同体社会
地縁、血縁、友情などの人間関係により結びついた社会集団
メンバーの人間関係や快適が優先
Vitalik、なめらかな社会を語る
from Plurality philosophy in an incredibly oversized nutshell
A big theme of Plurality is expanded on in much more detail in Ken Suzuki's Smooth Society and its Enemies: the idea that membership in an organization should not be treated as a "true-or-false" ques
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from 日記2024-06-29
中の方が楽しい
観測事実として明らか
体験から明らか
人を敵か味方かにきっちり分けようとすると、「別に敵でも味方でもない」という人の大半を敵にしちゃう、というのは、割と陥りがちな気がする。
戦うべき敵を見誤るな、と家入さんがよく言ってるけど、まさに。。
https://twitter.com/kensuu/status/1093669730303467520
敵味方は誤った二分法
人間が盲点に気づいてそれを解消するプロセスを類型化してカードにすることで、悩んだ時にカードを引いて問題解決できないかな、というもの。物理的な特許文献の類型化でTRIZが作られたのの、より抽象度の高いバージョン。
最終的に適度な枚数の物理的なカードや、絵が書かれたマグカップを目指していますが、 今はボトムアップに構造化する過程(see トップダウンとボトムアップ)にあり、盲点に気づいたり、視点が変化したりした実例を収集して、徐々に構造化しています。