絕對矛盾的自己同一
群論的自覺
世界を集合$ Wだとして、自己を世界$ Wの全單射である置換$ S:W\to Wとしよう。自己の世界に對する作用は$ S;S;\dots;S:W\to Wと考へられる。自己$ Sは世界$ Wを映すと言へる 世界$ Wは自己$ Sの純粹經驗に於いて在る
無の場所
有の場所は、部分集合の連鎻󠄀
集合論的自覺
自己$ Sも對象 (自己對象) としては個物として世界$ Wに含まれる$ {\rm obj}(S)=s\in W 世界$ Wから通常の操作で取り出せる對象は自己ではない。通常の操作で取り出せる對象の集合は有理數$ \Bbb Qの樣なもので、構造 (體) として閉じてゐて更に稠密だが連續 (完備) でない 對象としての自己$ sは Cauchy 列の極限$ s=\lim_{n\to\infty}a_n(對象 a) として考へられる。自己を含んだ對象の集合は實數$ \Rの樣なもので、連續 (完備) である 「自己」といふ考へが他者にも同格に普遍化されるものならば、卽ち或る對象$ s'_{\in W}が既に對象としての他者である$ s'={\rm obj}(S')ならば、他者$ S'もまた世界$ Wの置換$ S':W\to Wである
自己$ Sが他者$ S'でないといふのは$ S\ne S'と書ける
自己$ Sと他者$ S'が同格ならば、自己と他者達を含んだ集合$ \{S,S',\dots\}を考へられる。自己は置換であるから、自己と他者達の集合は置換群を成し、特に對稱群$ S_{|W|}となる 他者を考慮した自己が自己であるのは、自己$ Sが置換群$ S_{|W|}の要素である$ S\in S_{|W|}限りに於いてである。置換群$ S_{|W|}は自己$ Sの場所と呼べる
$ S\ne S_{|W|}である。自己$ Sは自己の場所$ S_{|W|}でない事によって自己である
自己$ Sは關係意識を考慮するならば諸自己$ \{S',S'',\dots\}($ S_1\to S_2\to\dots) であり否自己$ \cancel Sである
關係意識には他者との關係意識と對象との關係意識とが有る
自己意識には關係意識 (空閒性) と抽象意識 (時閒性) とが有る
?
世界$ Wの全單射でない作用も考へたらどうなるか? 物質は保存しても、對象は保存しない
自己も置換ではなくなる
自己の誕生と死はどう考へるか?
自己$ Sが不變で自己對象$ sが可變であったのに對して、自己が可變で自己對象が不變な描像は? またどちらも時閒發展する描像は考へられるか? 不變な世界$ Wの各面を變化する自己$ S_tが映してゆく
世界が集合でなければ?
量子統計的な對象であれば?
世界$ Wの自己同型が自己$ Sである。では自己の場所$ S_{|W|}の自己同型は意味を有つであらうか? 自己同型群$ {\rm Aut}(S_{|W|})は意味を有つであらうか? 殆どの有限な對稱群の自己同型群は自身と等しい$ \forall n_{\in\N\setminus\{2,6\}}({\rm Aut}(S_n)=S_n)から面白くなささうだ 2 つの定義の差は興味有る考察の對象だ
場所
與格
所與 (與件) の與へられる場所
逆對應 (逆限定。逆作用)
→平常底
非僧非俗
異交通
自己根據性
自己愛
自體性愛
自由
自に由す