画像データのキャッシュ数

https://scrapbox.io/files/63b30c9de56c40001d1a53c7.png

初期設定値：4

table:目安

目安1 3000×3000 3～5

目安2 4000×4000 3～4

目安3 5000×5000 2

意味も分からないまま無暗に増やすのは本当にやめていただきたい

また、そのような状態ではフリーズを起こしたり予期しないエラーを起こすことがあります。

「増やすと軽くなるというのはウソ」とまで言うと間違いになるようですが、「増やせば増やすほど軽くなる」のノリで増やすのはやめて下さい（そこまで大きな効果はないにもかかわらず膨大なメモリ領域を奪われる）

どのような項目かを解説

解説のために厳密には異なる内容になりますが、内部事情に詳しすぎる人のツッコミは無しでお願いします。

2つの画像を合成する例

https://scrapbox.io/files/63b3b35ded1b42001e177e72.png

まずはAの画像とBの画像を合成してオリジナル画像を作ることを考えまｽｩｩｩｩｩ

https://scrapbox.io/files/63b3b6410b3c47001d71d4db.png

このとき画像は2つ準備しないといけないため、画像データのキャッシュ数は最低2必要になります。

https://scrapbox.io/files/63b3b6ba1205c0001e6b29f8.png

合成をしてしまえば1つとして扱えますが合成までには必ず2つ以上必要です。

もしここで1しか用意していなかった場合、カップラーメンが消えて、キムチだけになったり、キムチが机にぶちまけられる（エラーとなる）というようなことが起こり得ます

https://scrapbox.io/files/63b3b89a4cef99001e4341f2.png

3つの画像を合成する例

https://scrapbox.io/files/63b3b90e9e25a7001e515cab.png

3つの画像なので3つ領域が必要かと言うと違い、別に同時に3つを出さなくても良いはずです。

手順として、使わない材料は棚から出していない状態から考えます

1.エビピラフを調理しどんぶりに入れた状態にします（領域１）

2.カレーを出して調理します（領域2）

3.エビピラフとカレーを合成します（領域1）

4.ポテチを持ってきて開けます（領域2）

5.カレーピラフとポテチを合成します（領域1）

https://scrapbox.io/files/63b3ba841205c0001e6b4452.png

最大領域2で3素材のオリジナルメニューが完成しました

3つの画像を合成する例どうしてもケース

ポテチが開封済みで片づけることが不可能

時短のためにカレーを沸騰したお湯で温めつつ、ピラフを電子レンジで解凍したい

→ 要するに同時に3つ出ている状態にしなければいけないというケースがあります

例えばシーンオブジェクトを開く時やスクリプトでキャッシュを要求する時などですね

https://scrapbox.io/files/63b3bd8bb5e4e5001ec6cbda.png

さらに複雑になり、シーン内だけで最低3必要になるケースがあったりし、そのような時に多く必要になることがあります

もしキャッシュ数が足りていない状態ではエビピラフが消失したりします

実際の話

今回1画像1キャッシュとしての説明をしましたが、実際は1キャッシュに最大33画像が入るようになっています（最大画像サイズとの兼ね合いで）

framebufferやtempbufferなどがAviUtl本体側から用意され、画像データのキャッシュ領域とは別に確保されます（実質+2されているような状態）。

もし下げた状態でシーンオブジェクトの描画がおかしくなるようなことがあれば1ずつ増やすようにしてください