OM-MF4-Mica
メモが散らかっている状態です。一通りエンクロージャを自作してから、内容を整理しますが、時間かかると思います。
#スピーカー・ユニット #自作スピーカー #フルレンジ・スピーカー
Markaudio CHN40のペーパーコーン版で、若干、高音が元気なハイ上がり傾向の明るい音色が特徴の6cmユニット。(あまりいないと思うが、)この音が気になる人は低音を少し持ち上げる、などの工夫が必要。
お勧めのエンクロージャは、チャンバー型トランスミッションラインである。私は、他にMica用に専用設計された他の箱を聴いていないのであまり説得力ないかも知れないが、Micaの元気で鮮やかな(濁りのない)中音を聴かせるこの箱がMicaの性能を十二分に引き出しているのは間違いなし!私は、ヤフオクで譲っていただいたのだけど、板の材質を変えて自分でも作ってみる予定。
table:spec
口径 Z (Ω) SPL (dB) F0 (Hz) Qts Vas (L) Sd (cm^2) mms (g) Xmax (mm) Qes Qms Re (Ω)
6 8 85.2 106.69 0.548 1.17 23.00 1.390 3.5 0.6781 2.8544 6.8
販売当時はMOOK本の付録にしては価格が高い、との指摘もあったが、ツィータを載せずに十分音楽を楽しめる完成度の高さと昨今の物価高・円安の影響を考慮すれば、致し方ない。もちろん、この価格であれば、もっと大きな口径のものをムック本に望むのも理解できる。純粋な音質面での比較では、姉妹品で口径の大きな8cmクラスのOM-MF5/519の方が総合力で上である。
だから、OM-MF4-Micaの存在意義は、エンクロージャを小さくできることにある。フレームがスリム、かつ四角系なのは、製造・販売側も、コンパクトなエンクロージャに納めることを意図している。
#日記 #2025年 #8月10日 2025年8月-10 16:1
ヤフオクで入手した箱を、自作する際のリファレンスにしようと思う。
リファレンス箱
チャンバー型トランスミッションライン
MF4-Micaの作例の感想は後述するが、中音の響きがクリアで良い。板の材質を変えて作ってみたい。
リファレンス・バスレフ箱
https://gyazo.com/efcf1a4cb2e7c223896ba3b6cc98ea7a
Mica用の最適化されたバスレフ箱をビルドしてないので、試しに、PARC Audio の10cmユニット DCU-F121W用の4.1Lのバスレフ箱(ダクトの共鳴周波数は70Hz弱想定)に載せてみた。
4.1L@68Hzのダクトの設定は、OMF-MF4-Micaには低音を延ばしすぎて制動が効かず、また、低音が少し控えめだろうと予想していた。
実際に聴いてみると、低音の量感は思った以上にあり、ぼわつき気味であり、中音がスカスカとは言わないが、控えめに感じる。箱が大きすぎて中音のエネルギーが損なわれた感じである。
それでも、バーチ製のこの箱を打ち負かすのは、私のスキルからするとそれほど簡単ではないので、こいつには負けないぞ、という意味でのリファレンス機である。ミクセル製の3.5Lのバスレフ・キットをビルドしたら、低音が良くなると分かっているが、中音はどうだろうか。バスレフ箱も奥が深い。
#日記 #2024年 #12月18日 2024年12月-18 21:59
#日記 #2025年 #5月3日 2025年5月-3 19:1
ちょうどオントモショップで、ONTOMO MOOK本のユニットとダブルバスレフ箱のセットで7,000円程度で販売されていて、ユニット代は仮に5,000円としてもお値打ち価格なので、それを差し引いたら、エンクロージャキットも超お得な感じで、私はふと気付いたら4セットも買ってました。このキットをどうビルドするか、Hornrespでシミュレーションしながら検討中です。シミュレーション結果の一部を後ろに載せたので、参照あれ。
#日記 #2024年 #5月15日 2024年5月-15 12:6
アムトランスさんが、第6回MJオーディオフェスティバル2024にて、フィディリティムサウンドさんのコンパクトなmicroNC4に塗装を施して、メタルコーンのCHN40(OM-MF4)を載せたコンパクト・スピーカーのデモ演奏を行っていた。
音量を上げても破綻せずに良い音がしており、低音はびっくりするほどしっかり出ており、とても良かった。箱を塗装で強化した上で、吸音材に和紙とウールを入れてメタルっぽさを和らげたんだそうな。小さな箱でまとめた点が素晴らしい! 正直、オリジナルのmicroNC4から格段にグレードアップしている(、お値段もだが)。
なので、私の好みからすると、メタルコーンのCHN40の方が良かったのかも知れないが、幸か不幸か私の手元にはMicaがたくさんあるので、OM-MF4に浮気せずに、有効に活用したいところ。幸い、低音にはそれほど拘りがないので、コンパクトで良い音の出る箱をMicaで作るのは、楽しみである。
エンクロージャ対決予定
#日記 #2023年 #7月16日 2023年7月-16 19:23
#日記 #2025年 #5月18日 2025年5月-18 17:55
下表の通り対決させる予定だが、ラインアップがまだそろっておらず、同時対決できてない。
正直に言えば、個人的にはチャンバー型トランスミッションラインにとても満足してしまっており、その結果、他のユニットの箱作りを優先してしまっている。ダブルバスレフやチャンバー型トランスミッションラインのシミュレーション環境がなかったのも理由のひとつだったが、2025年に入ってからHornrespの使い方が分かってきて、どちらもシミュレーションできるようになってきたので、そろそろ対決のための自作を始めたいと思う。
チャンバー型トランスミッションラインの問題は、筐体が大きいことだが、共鳴管を使用したスピーカーとしては(他の大きなユニットを使ってビルドした場合と比較すれば)コンパクトで、リスニングポイントの高さが和室などに置いて使う分にはむしろちょうど良く、スタンドなしで聴けて良い、と一応弁護。
まあ、いろんな大きさのスピーカーを作ってもそれほど場所を取らないのはDIY向きと言えるので、いろいろ作って楽しみたいところ。
table: エンクロージャ対決(予定)
チャンバー型トランスミッションライン 鮮やかな音で、ベストな感じ。手持ちのものはパイン集成材由来の残響があるけれど、それでも、ベスト。完成品を譲っていただいたが、自分でもつくる予定。
オントモムックのダブルバスレフ(4.8L) 箱鳴り対策(二個一で側板を二枚重ねに)した上で、ダクトを改造して低音伸ばしてみる予定。オリジナルのムック版も作るかも。
ミクセルのバスレフキット(3.4L) 何年も放置している。きれいに仕上げることが目標なので、板が歪んでないことを祈っている。
超小型パッシブラジエータ(0.3L) さすがにブーストしても低音は厳しい。でも、素性の良い音。
ラビリンスバスレフ(2.4L) MF4用のエンクロージャ。生方さんのオリジナルのサイズ。中高音がポートから盛大に漏れ出る傾向があり、ほとんど聴いてない。今は、他のユニットを載せている。
音工房Z601(ダブルバスレフ) 専用設計ではないが、低音を持ち上げて、中高音・高音も良い感じ。(低音過多気味だけど、ドンシャリが好きな人は気に入るかも)
#日記 #2025年 #5月14日 2025年5月-14 22:25 ダブルバスレフについて
オントモムックのダブルバスレフのHornrespでシミュレーションしてみた。
このスピーカー、板材が9mm(側板は5.5mm)の薄いMDFを使っているけれど、ダブルバスレフによる仕切り板が入るので割と頑丈な構造となっているので、ペンキ塗装まで仕上げると、結構良い音します。あまり手を加えずにマイナーチェンジを試みましたが、オリジナルの設計の良さを再確認する結果となりました。
オントモムックのダブルバスレフキットのジオメトリ(Hornresp用の値を算出)
板厚 9mm 、側板 5.5mm(恐らくこの薄さを考慮した設計になっています)
容積  4.89 L  
第一気室(Vc1): w 149 x d135 x h135 -> 2.72 L
行路長(Lc1): 13.5 (cm) (第一空気室の奥行)
第一ダクト: φ15 x 9 mm (=270-144-117) -> Ap1 1.77 (cm^2) x Lp1 0.9 (cm) 
第二気室(Vc2): w149 x d135 x h108 -> 2.17 L
行路長(Lc2): 10.8 (cm) (第二空気室の高さ) (13.5+10.8)/2 = 12.15 (cm)
第二ダクト: φ 30 x 9mm   ->  Ap2 7.07 (cm^2) x Lp2 0.9 (cm)
ユニットと第二ダクト間の距離: 150 (mm) ←目算で求めた値。10〜20cmの範囲であれば、それほど変わらない。
ちなみに、真ん中の仕切りをとってバスレフにすると容積5.1L。WinISDを用いたバスレフシミュレーションによれば、67Hzくらいまで低音を伸ばせそうだが、側板を補強したとしても、Micaには容積が大きすぎて低音の抑えが効かないような気もして、私は試す気なし(キットではなく、上述の通り4.1LのPARC Audio10cm用の箱に入れてみた。68Hzの共振周波数設定だと、少々ボワつき気味であった。)。ダブルバスレフを設計するのであれば、60〜65Hzを目指すと良いかも。
オリジナル設計のままビルドした場合のHornrespシミュレーション結果
https://gyazo.com/0b6850b443af6de7f0e8a7aed2c0c569
https://gyazo.com/46bb45f6d184afd695d312553b4c6fec
ムック本に掲載されている通りの70Hz付近までのフラットな周波数特性とは異なる。100Hz~200Hz付近の膨らみが吸音材などにより、300Hz以上とおなじレベルに均されるとしても、80Hz程度までしか伸びない。
しかし、実際に作ってみると、キットの説明書に記載の周波数特性のように60〜70Hzまで低音が延びていた。
Hornrespの予測結果では、300Hz付近に第一ダクト由来の共鳴が予想されたが、こちらも200Hz付近へと低音域にシフトしていた。この200Hz付近の音圧の上下動は特定周波数の音波をスィープして再生すると気になったが、他の音域がほぼフラットなので、音楽的にはとても良い感じであった。また、この200Hz付近の上下動をキルト芯のような吸音材で除去することはできなかった。
共鳴ポイントが低音域にシフトするのは、空気の質量ロードがかかっているためと予想されるが、それをHornrespではシミュレートできていない。Hornrespでは、各ダクトの動作は、径とダクト長の比が同じであれば径の大きさによらず、第一空気室の奥行サイズや第二空気室の高さが同じであれば、低音の伸びは同じになるのだが、実際にはそのあたりのジオメトリの差異が低音の伸びの違いをもたらしている可能性がある。
ムック版の各空気室の容積を変えずに、第1ポートの直径を2cmに増やして, 第2ポートを5㎝まで増やして低音伸ばすことを試みた。 (実際には第2ポートをVP25の塩ビ管にしたので、Ap2 = 4.9 (cm^2), Lp2=3.3(cm)に変更。 )
https://gyazo.com/fe69499713c054d590a992c9afce5ea6
https://gyazo.com/c06d8866685a7896882c5e6134aef4ee
シミュレーション通りであれば、低音が70Hz付近まで伸びる。ムック本通りのリファレンス設計と同じように、低音域がシミュレーションよりも伸びるのであれば、バスレフ型に比べてかなり低音が伸びるはず。ただ、第二ダクトだけで低音を伸ばすと低音がだら下がりになるので、第一ダクトの共鳴周波数をあげて、低音域がフラットになると期待した。
作ってみると、低音はまったく伸びなかった。ダクト付近で聴くと、確かにオリジナル設計のリファレンス版に比べて若干低音が延びていると感じるが、少し離れて聴くと、リファレンス版とほとんど差異を感じない。
測定してみた。高音側にだら下がりな感じな点が聴感上はフラットに聞こえるので、測定に問題あるかもしれないが、そこを気にしなければ、聴感とほぼ一致。
軸上20cm
https://gyazo.com/59acb03ac1eed34381ee656331d4c74f
緑が低音拡張(したつもり)版で、赤がキットの元の設計書通りの標準版。L channelから軸上20cmくらいの距離で計測。200Hz付近の内部共鳴(ピークとディップ)の位置がHornrespの計算結果とは違うものの形状は合致する。低音の伸びとかも近い感じする。ただ、この辺、録音方法を私が分かってないので、同強度のSweep信号入れてるのに高音が下がり気味なのは測定距離が近すぎるせいなのか? 
軸上50cm
https://gyazo.com/6eef5f99c09a47a912f3ddf6e3741f96
軸上50cmくらいにしてみた。200Hz付近のピークが、低音拡張版では、第一ダクトの共鳴周波数を上げた効果のせいか抑制されて、若干フラットになっている。低音ももしかすると伸びているかもしれないが、聴感上はわからない。
結論的には、どちらのスピーカーもほぼ同じで、そこそこ良い音。低音拡張版(と称した方)の特性が若干良いかもしれないが、普通に音楽かけたら違いに気づかないと思う。どちらの版も塗装して、仕上げてしまうのが吉!
1セット(低音拡張版と称した方)をラッカーで2-tone color塗装しました(、実家の親父が重ね塗りして仕上げました。ありがたいです。私はサンディングシーラーの下地二度塗りとフロントバッフル一度塗りしただけ)。いい音してます。未塗装のものは、私のよく知っている裸のMDFの響きで、並べて比べると差は歴然です。板厚が薄いからこそ、塗装に手間をかける価値あり!
Hornrespでは、軸上何cmの距離の音量予測をするのかよくわからない。通常は、ポートとユニットの間の最短距離をAcoustical Pathとして設定するが、それは軸上0cmでの音圧をシミュレートしていることになるので、このAcoustical Pathを耳やマイクの位置まで伸ばすと、実際に近い音圧特性を再現できそう。
実際にやってみると、200Hz付近のディップが相殺されて音圧特性が、測定結果に近くなる。しかし、リファレンス設計版で得られている低音域の伸長をシミュレーションで予測することはできなかった。
ダブルバスレフのシミュレータは完ぺきではない。低音域のピークやディップの位置や低音の伸びを完全に予測することはできない。Hornrespでは、Accoustical Pathを適切な値にすれば、ある程度は聴感に近い音圧特性を予測することはできるのだが、変曲点の周波数を正しく予測できていない。私のHornrespの使い方が間違っている可能性もあるが、spedでリファレンス版をシミュレートするとHornrespと似たような結果となったので、通常モデルでは考慮されていない効果が生じる可能性があるようだ。低音拡張版とリファレンス設計との違いは、第一ダクトの共鳴周波数と、ダクトの径、ダクトの位置、さらに第二ダクトの径と長さと、制作上の都合もあって、かなりのパラメータを変えてしまったので、何が(シミュレーションに比べた低音の伸長に)効いたのかよくわからない。
低音の膨らみ(音圧上昇)は、おそらく予測通りに生じていると思われるが、バッフルステップにより相殺されるのではないか?だとすると、バッフルステップ補償せずに低音を持ち上げられる点が、ダブルバスレフのメリットといえるかもしれない(この仮説は検証が必要で、しかも、バッフルステップの減衰カーブにあわせて持ち上げているわけではないので、結果オーライ的なものです。ちゃんとフラットな特性を設計したい人にとっては、ダブルバスレフは難解なモデルと言えそう)。
ムック本のキットでもう少しいろんなバリエーションを試してみるのがよいと思う。こういうときにONTOMO shopのセール販売は助かる。
他のモデルとの比較もいずれ実施する予定。
チャンバー型トランスミッションラインは、ダブルバスレフとくらべて、中高音が安定する印象。計測はしてないけど。
約70Hzの共振周波数の4.1Lのバスレフ箱(上の方に写真掲載)に入れたら、共鳴周波数を頑張って下げました、という感じの音で、それほど凹凸はないが、好きになれない低音だった。低音の音圧が多少弱めだから気に入らない、とは限らなくて、それで良い感じに聴こえるユニットもあるのだが、若干ハイ上がり傾向のOM-MF4-Micaの場合は少し低音を持ち上げるよう設計した方が良い印象。それに比べると、onotomo mookのダブルバスレフの70Hz付近の音質が良かった。OM-MF4-Micaの低音を伸ばすのであれば、バスレフよりも、低音を増強できる箱の方が良さそう。
#日記 #2023年 #7月15日 2023年7月-15 22:5 チャンバー型トランスミッションラインの感想・検討
#日記 #2025年 #5月18日 2025年5月-18 16:19 Hornrespによるシミュレーション結果をチャンバー型トランスミッションラインから転載
チャンバー型トランスミッションライン(Dr. Scott版)をヤフオクで譲っていただいた。
あまりに気に入ったので、ハイレゾのクラシック音楽をいつになく音量大きめにしてはしごして聴いて、ご機嫌である。中高音が鮮やかで、低音とのバランスが良い。
グルダとアバド(ウィーン・フィル)のモーツアルト・ピアノ協奏曲21番とか、アシュケナージとプレヴィン(ロンドン交響楽団)のラフマニノフ・ピアノ協奏曲集とか。グールドのピアノ・ソナタも。ヴァイオリン協奏曲も。
あと、クラシックではないけど、岡村孝子さんのCD音源の歌声が、5F/8422T-03と同様にちゃんと甦って来たので、素直に嬉しい!(声が少し明るくなる点も、5F/8422T-03より良いし、また、CHN40という現行製品があるのも頼もしい。) というかポップス全般良い。
エンクロージャの製作はアマチュアのスピーカー・ビルダの方がされているが、座繰り加工がなされており、仕上がりもよく、これから自作したいと思っている私には素晴らしいお手本である(この域に達するのは私には無理だけど)。
このチャンバー型トランスミッションラインは、Dr. Scott の設計によるもので、前面にダクトが出ているが、吸音材で中高音の漏れが抑えられている点が、フロント・バスレフとは全く異なる。Dr. Scott は、フィディリティムサウンドのスガノさんのインタビューで、そのような迷路型のバスレフとは狙いが異なり、λ/4共鳴管とバスレフのハイブリッドで、ダクトの吸音材で低音を容易に制御できる点をデザイン上の狙いとしている点を強調している、としている。もう少し聴き込んでから、ダクトの出口に吸音材を詰め込んだりして調べてみたい。
なお、Scan-Speakの5F/8422T-03を載せた同型エンクロージャと比べると、板材のパイン集成材が響いていて、若干余分な残響があるように感じるが、許容範囲。コーラスの響きがとても美しく、私の好みの音である。定位、情報量ともに優れるし、音場も左右に広い。
トランスミッションラインは、上述の通り、中高音の濁りがないものの、響きが長く残るのが少し惜しい感じである。ダブルバスレフも低音は負けていないし、中高音の漏れも気になるほどではないのだが、トランスミッションラインのほうがユニットの特徴である中高音がとても自然、鮮やかに聴こえる印象。
(この感想を書いた2年後の2025年の印象として、2023年に感じた箱の残響は減っている印象。箱のエージングもあるかも、さすがに低音の音量を大きくして音楽を流すとダメなので、そこは板の材質を変えたり、補強を増やしたり、吸音材の量を変えたり、と自作に挑戦したいところ。)
作り方(ALASTA DIY STUDIOのOM-MF4-Mica用DIY Transmission Lineの作成動画)
https://www.youtube.com/watch?v=nDZ6fZtmJ0w
以下Hornrespによるシミュレーション結果
https://gyazo.com/437298a69fb0d1caa40bb4091f46dd71
https://gyazo.com/87f99193294cf71afa27b73d0595ce89
シミュレーション結果を上述のオントモムックのダブルバスレフ低音拡張案と比べると、割と似た感じだが、実際に作ってみたかぎり、音は異なる印象。ムック版の塗装後に比べてないし、そもそも板厚が違うので、設計の違いを比較できてないかも、だが。
吸音材(実際とは異なるが参考までに)
https://gyazo.com/feb73e6cf60325a82472b74ae85fa8d2
https://gyazo.com/cb3a894f9f503e3ed7f17f8710ca4f38
吸音材を詰めると低音ピークがとれて、F6は50Hz台まで伸びる感じ。実際に聴いていても、結構バランス良く低音が伸びてると思えるので、聴感上の印象と合う感じ。
Acoustic Pathを軸上0cmのユニットとダクト間の距離としたので、上の特性のままだと、吸音材詰めすぎかも。
#日記 #2023年 #6月11日 2023年6月-11 07:45
#日記 #2025年 #12月20日 2025年12月-20 15:30
箱は、音工房ZのZ601(8cm用ダブルバスレフ)がぴったりであった。(23年時の感想)
OM-MF4-MicaのTSパラメータは、Z-Modena(MKII)やOM-MF519とほとんど変わらないので、箱的には適合している、と思う。
なので、サブバッフル(アダプタ)を用意して取付ければ、あとは何もしなくても、いい感じに鳴ってくれる。
Z601には、OM-MF519も載せてみようと思う。どちらがふさわしいかな。
低音がかなり伸びて、大満足。(周波数特性は見てないので、見当違いかも知れないが。)
(2025年追記)聴き直してみると、低音過多な感じであるが、でも、ドンシャリなスピーカーが好きな人には許容範囲か。Z601には、OM-MF5を載せるつもり(かなり後になりそう)。
#日記 #2023年 #3月3日 2023年3月-3 16:9
オントモ・ムックの付録のスピーカー・ユニット。Markaudio社製で、オントモムックの記事には、開発者のマーク・フェンロンのインタビューが掲載されていて、振動板を軽量化するために下記の通り雲母(mica)混抄紙を使用して性能向上を図ったとのこと。
成分比: 雲母10%, ケブラー繊維2% , コースグレード圧縮非漂白紙 60%(コースはcoarse(粗い)), ファイングレード圧縮非漂白紙28%(ファインはfine(微細)
高音域の性能が向上、500Hz以下も負荷条件下での安定性が向上
エージング開始40時間目で、既にいい感じ。OM-MF519やCHN519は、エージングに100時間を要し、途中聴き疲れのひどくなる時間帯もあったが、こちらは、エージング中にBGM的に聴いていた限り、目立った変化を感じなかった。これから変わる可能性もあるが、高音の解像度が既に十分良くなっていて、空間再現性も良くなっているので、今から大きく化ける気はしない。
なので、このタイミング(40〜60時間経過時)にいろいろ聴いてみたら、確かに良い音出ているのだけど、中音の詳細な表現が抜けて平板な感じになっている。
実は、バスレフ・ポートがあまりに長すぎて、最適値からほど遠い状態で聴いているので、中音が抜けているのは、そのせいかも。なので、一旦評価を打ち切り、100時間経過してから、再度、ポートを短くするか、あるいは、ラビリンス・バスレフに載せ換えて評価する予定。
スペック
インピーダンス: 8 (Ω)
出力レベル: 85.23(dB)
F0: 106.69
Qts: 0.55
取り付け
バッフル開口径: 65 (cm)
取り付けネジ位置: 83.9 (cm)
端子
端子幅(ファストン端子の型): 187(+), 187(-)
コーンを下側にすると、右側の端子が+で、左側が-。(ん? OM-MF4と逆!? 極性表示もあるらしいが、私はぱっと見では見つけられなかったので、よく分からず。)
動作環境
10cm用6L箱(バスレフポート未調整。φ=36mm x 117mm ⇒ 共振周波数 60Hz )にサブバッフルをつけて設置
共振周波数がOM-MF4-Micaには超絶低すぎて、確かに不相応な低音が出ていて、その分、中低音が抜けてるかも。
30mmまで短くすると、共振周波数 106Hzでちょうど良い感じ? フラットになるかどうかは不明。
ポートを抜いて 15mm厚(?)のバッフルのみにすると、ポート径が41mmに広がり、共振周波数が約150Hzになり、(中低音以下が盛り上がりすぎるせいか)低音が曇った感じする。ポートから中音が抜けて干渉してる可能性もある。
(2L ラビリンスバスレフ(ヤフオクで入手した LBR-3 Meilo サイズ版): 一瞬載せたが、印象に残らず。(今は、Scan-Speakの5F/8422T-03を載せていて、良い感じに鳴っているが、中高音の漏れが多い。 )
https://gyazo.com/be2b85816107b3929fdae9293f726062
音工房Z Z601(V2)
3Dプリンタで作ったサブバッフルをヤフオクで提供くださっている方のダブルバスレフ箱を入手した。
105mm PCDのネジ位置にM4の鬼目ナットが埋めてあるので、10cmエンクロージャ用のサブバッフルを使ってMicaをインストールした。
期待していた以上に低音がしっかり出ていて、ドンシャリ系か。チェロ演奏もボーカルも薄くならず、Micaに適合する。音工房さんも、Micaはハイ上がりだからバスレフよりもダブルバスレフの方が相性がよさそうだと書いているし、音工房さんが音場型のエンクロージャを作ったのは、Z601を凌駕する箱を作れなかったからかも。真偽のほどはさておき、Z601は素晴らしい箱だと思うので、ほんとオススメ。V2のバーチ製の箱も販売して欲しい。
吸音材を足す必要はなさそう。
ターミナル端子と内部ケーブルとのハンダ付けがいまいちなので、ハンダをとって圧着する予定(接触不良が発生する度に、該当端子で実施)。
能率: かなり悪い。低音が出ないので、思い切ってボリューム上げた方が良い。
空間再現性: 良い。リアルな感じする。
定位、分離
5人のコーラス: かなり良い
環境音
せせらぎ: せせらぎが川面を移動する感じがリアル
存在感、臨場感、ライブ感: 上の2点から期待されるほどではなく、それなりだが、悪くない。
音質(エージング40時間目からほとんど印象は変わらないが、80時間目に聴いてみると、物足りなさがなくなった。まだ変わるかは分からない。)
全体的に、明るく、良いユニット。解像度高いんだが、平板な印象があり、小口径で音像が小さいので、遠くから聴いていると感じる。
中音: ソプラノ、メゾ・ソプラノ、テナーともに良い感じなのだけど、濃密さ・迫力が抑えられて(繊細な表現が抜けて)平板な音になる傾向。(ダクトを抜いてみたが印象は変わらず)
プッチーニものは、よい。たとえば、マリア・カラスの蝶々夫人の二重唱"Vogliatemi bene"はとても素晴らしい。これだけしっとりと美しく歌ってくれれば、十分だ。でも、ヴィオレッタとか、ヴェルディ・オペラだったら物足りない。
低音: 100Hz程度までは十分出ている
比較
Paradigm Premier 200Bとの比較では、低音が出てない、中音以上がすこしきつい、もう少しマイルドな方が良い。
KONOCO 製 Markaudioユニット使用ダブルバスレフ・スピーカーとの比較では、OM-MF519の方が中音が濃密。Micaを載せた6L箱が最適化されていないのを顕著に感じる。ユニットのスペックはほとんど変わらないと思うし、実際、Micaの方が空間再現性など優れている気がするなどポテンシャルを感じるので、箱がフィットしてないことが差になって現れていると感じる。
(この比較は、ラビリンスとZ601だけを比較した結果で、後のチャンバー型トランスミッションラインなどを含まない。)
結論と今後
箱がフィットしていないので、箱探しをする。
1. エージングを完全に終えたら、ラビリンス風バスレフに載せ換えてみる。おそらく容積不足だと思うけど。
MF4はいまいち。中高音の漏れが多すぎる。Scan-Speak の5cmの方がラビリンスにマッチしていた。
2. 6L箱で、バスレフポートあわせてみる → 未実施。収めるとしても5Lくらいまで。
3. MIXEL箱を組み立てて、載せる → 未だにつくってないが、諦めてない。
4. ユニットの使い道を気長に考える。もし、Mixel箱がしっくり来なかったら、2連とか考えるかも。
チャンバー型トランスミッションラインなどの作例を試す → チャンバー型トランスミッションライン完成品に満足したので、自作予定。他の作例も順に試す。