随伴の「自然に成り立つ」を用いた定義
from 様々な随伴の定義
最もよくみる定義mrsekut.icon
言っていることは、随伴のhom集合を用いた定義と同じ
定義の表現の仕方が少しだけ異なる
「自然に成り立つ」を使うか「自然同型」を使うかの違い
定義
$ A\in\mathscr{A}と$ B\in\mathscr{B}について以下が自然に成り立つ
$ \mathscr{A}(FB,A)\cong\mathscr{B}(B,GB)
このとき、随伴$ F\dashv Gと記述する
$ Fは$ Gの左随伴であり、
$ Gは$ Fの右随伴である
「$ A\in\mathscr{A}と$ B\in\mathscr{B}について自然に」とは以下の2つを満たすこと
自然性の公理を満たす
各$ A\in\mathscr{A},B\in\mathscr{B}ごとに全単射が決まっている
$ \phi_{B,A}:\mathscr{A}(FB,A)\to\mathscr{B}(B,GB) が全単射になる
#??
「自然同型」を使わずにわざわざこちらの表現をする嬉しさがわからない
随伴のhom集合を用いた定義のほうがわかりやすいのでは、と思ってしまうmrsekut.icon
「自然に」というのが馴染みなくてわかりにくい
参考
『圏論入門』 pp.148-149
ベシ圏 p.50
表記がわかりにくい
圏論入門の表記のほうがわかりやすい
https://corollary2525.hatenablog.com/entry/2018/12/06/000000
べ試験の写しなのでたぶん参考にならないmrsekut.icon