『デザイン科学事典』
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中項目主義
本事典はデザイン(設計)行為に関する知の統合、法則性の解明、デザイン行為に用いられる知識の体系化を図る「デザイン科学」に関して、その重要なトピックや手法、成果を読み切りの項目で掲載する、日本初の「中項目事典」として刊行されます。デザイン科学という学問体系の在りようについての議論は、本学会のデザイン理論・方法論研究部会などを中心として2004年に始まり、その後さまざまな関連学会のご参加をいただき進められてまいりました。本書でも、日本設計工学会や日本機械学会 設計工学・システム部門をはじめとするDesignシンポジウム共催学会や、道具学会などのデザイン関連学会など、日本のデザイン研究を担う学会より多数の執筆者のご参加や編集幹事・編集委員の先生の協力・ご後援を賜りました。デザイン研究者やデザイン実務に携わる103人の専門家にご執筆いただいた項目は、160項目を数えます。
日本デザイン学会編『デザイン科学事典』刊行のご案内
後援学協会
一般社団法人 日本機械学会 設計工学・システム部門
公益社団法人 日本設計工学会
公益社団法人 精密工学会
一般社団法人 日本建築学会
一般社団法人 人工知能学会
一般社団法人 芸術工学会
意匠学会
基礎デザイン学会
道具学会
日本インテリア学会
日本感性工学会
一般社団法人 日本人間工学会
特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会
公益社団法人 日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)
公益社団法人 日本工学会
特定非営利活動法人 横断型基幹科学技術研究団体連合
目次
序章 デザインとデザイン科学,その文脈と展望
第I部 デザイン理論・デザイン方法論
1章 デザイン理論
一般設計学、公理的設計論、多空間デザインモデル、デザイン記号論
2章 デザイン方法論
エスノグラフィ、フィールドワーク、人間中心設計、ユニバーサルデザイン、感性工学、エルゴノミックデザイン、サービスデザイン、デザイン フォー エックス、システムズエンジニアリング、MBSE、共創、コンカレントエンジニアリング、リバースエンジニアリング、創発デザイン、最適デザイン、線形計画法、非線形計画法、複合領域設計最適化法、感度分析、微分積分モデル、バックキャスティング/フォーキャスティング、ロードマッピング、タイムアクシスデザイン、サステナブルデザイン、エコデザイン、製品ライフサイクルモデリング、安全設計、失敗学、信頼性工学、レジリエンス工学、実験計画法、品質工学(タグチメソッド)、ロバストデザイン、シックスシグマ、新QC7つ道具、ビジネスデザイン、価値分析、記述デザイン、モーリス・アシモウの方法論、ブルース・アーチャーの方法論、クリストファー・ジョーンズの方法論、クリストファー・アレグザンダーの方法論、中沢メソッド、Mメソッド、6箱方式
第II部 デザイン方法
3章 分析法
重回帰分析、判別分析、因子分析、主成分分析、数量化I類、数量化II類、数量化III類、数量化IV類、クラスター分析、コレスポンデンス分析、多次元尺度構成法、双対尺度法、共分散構造分析、決定木分析、オートマトン、ペトリネット、ニューラルネットワーク、自己組織化マップ、応答曲面法、ファジィ推論、ファジィ測度、ラフ集合、クロス法、ポジショニング法、コーホート分析、マテリアルフロー分析、親和図法、属性列挙法、カードソート、SWOT分析、シナリオライティング、ストーリー法、タスク分析、プロトコル分析、オートエスノグラフィ、ラダーリング法、グラウンデッド セオリー法、リンコグラフィマッピング、連関図法、系統図法、サービスブループリント、構造化コンセプト、プロセス状況テーブル、REM、因果分析法、階層分析法、パス解析、クリティカルパス法、PERT、PATTERN法、ISM、DEMATEL法、設計構造マトリックス、KT法、システムモデル記述、GSN、品質機能展開、METマトリックス、FTA、FMEA、FFDM、HAZOP
4章 発想法
ブレインストーミング、ブレインライティング、ギャラリー法、ゴードン法、バイオニクス法、NM法、グノーモンモデル、パタン・ランゲージ、トリーズ(TRIZ)、アルファベットシステム、欠点列挙法、逆設定法、刺激語法、焦点法、チェックリスト法、一対連関法、ワークデザイン法、ムードボード/コラージュ法、カタログ法、ペルソナ法/シナリオ法、ストーリーボーディング、キャスティング法、ロールプレイング、仮想状況設定法、KJ法、マインドマップ/概念地図、ストゥーパ法 (△○□法) 、こざね法、形態分析法、Lシステム、パラメトリック設計、トポロジー最適化、モンテカルロ法/ランダムサーチ、焼きなまし法、遺伝的アルゴリズム、粒子群最適化法、セットベース設計手法
5章 評価法
質問調査(アンケート調査)、SD法、フォーカスグループ・インタビュー、認知的ウォークスルー法、フリーリスティング、デルファイ調査法、クオリティカルテ、コンジョイント分析、パフォーマンス測定、ベンチマーキング、費用便益分析、期待効用理論
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序章 デザインとデザイン科学,その文脈と展望
第I部 デザイン理論・デザイン方法論
1章 デザイン理論
2章 デザイン方法論
第II部 デザイン方法
3章 分析法
4章 発想法
5章 評価法