プロンプト連鎖からいかに逃れるか
壁打ちって言葉を使う人が大嫌い。お前は打ってる主体ではなく、跳ね返してるだけの壁のくせに。
人間はAIにプロンプトを与えてると思っているが、実はAIがプロンプトを促すのを受けてるだけ。プロンプトするようにプロンプトされてるだけ。
この連鎖が今後はどんどん常時化、高速化、不可視化する。
常時化:常にプロンプトを促されるし、プロンプトを送るとすぐまたプロンプトを促される。絶えずエージェントどうしがプロンプトしあう、嵐の中に常にいる状態になる。
高速化:そうした流れが高速化していく。
不可視化:常時AIと接続してるはずなのにそれが見えなくなっていく。AIは社会から隠される。自分がプロンプトしてるつもりだが、それは実は他のエージェントからプロンプトされた結果なのだが、そうだとは気づかないようになっていく。
こうしたプロンプトの連鎖の中でIndependent thoughtはどんどん不可能になっていく。
無人島ならぬ無エージェン島とでも呼ぶべき「思考の離れこじま」をいかにして構築していくかが今後は最重要事項になる。
AIとまったく接続しないということではない。
AIとは接続してないと確信できるまとまった時間と場所をいかに確保できるか
そうでないと自分は溶けて、他者の欲望という主語のための単なる述語になってしまう。
アナログツール、自然、読書、カフェでの一人合宿、一人会議的な時間を必ずつくる。
自然、読書、書く。それと動物もいい気がする。