「光る君へ」第9回「遠くの国」
あらすじ:
相関図:
寛和2/986年
前回のラストから引き続き
直秀「思ったより堅固な守りだな。内裏より物々しい」
「内裏より物々しい」が後々の回で効いてきたりしませんよね
道長「やはり、あのとき射たのはおまえであったか」直秀「あれが潮時だったな…」
射られるようなミスをしたところでやめるべきだったと
下人たちのことを思うとやめられなかったのだろうなと指摘を受けて「あああ…」と
「こいつら散楽のやつらです!」あー東三条殿の武士たちに「散楽のやつら」で認識されてるか
「あんた散楽をよく見に来ていた若君だろ?」「俺らまだ何も盗っちゃいねえ!」「今夜のとこは見逃してくれないか!」
その若君のところを狙って来たのだからちょっと甘いんじゃないかね
その若君のところだということを直秀が隠してなければ、だけど
確かに、見逃してくれる可能性はありそう
直秀を格好よく見せるために周りが割りを食う
「この者らは我らが片づけますので」
最後に検非違使に引き渡したのは、武者がこんなことを言ったからでもあるか
武者たちに任せたらどうなるかわからん
「若君が、そんなに大事か」「おまえらも、貴族どもに見下されてきた輩だろう」「こいつは憎き貴族の若君だぜ、悔しくねえのかよ!」
道長だからなあー
貴族にしては見下してこない若君っぽいもの
まあ「所詮貴族だよな」みたいなところはありそうだけど
道兼という比較対象がいるし
「この者たちは、人を殺めてはおらぬ」
「りりしいことだな。若君」
りりしい、りりしい?
眠る兼家の前で道長は何を思うのか
道長は兼家のやり方に反感を持ってもいるけど、酷いやつだと見限っているわけでもない
左大臣家の集い
茅子さんが盗賊の件を話題に
「東三条殿の三郎君が獅子奮迅のお働き、盗賊らをことごとく捕らえられたそうですわ!」
誇張されてません?
茅子としをりがミーハーな感じで盛り上がる一方、まひろと倫子はガチ恋勢なのでかえって無言
まあまひろはガチ恋というか何というか
「せんだって、我が土御門に入った盗賊とおんなじかしら?」とりあえず適当なことを言ってお茶を濁した感じだけど、まさにその通りである
副音声「笑えないまひろ」
一瞬、盗賊の正体を知ってたっけと思ってしまった
道長が気になってるに決まってるじゃないですか
穆子様が衛門に、倫子が道長のことをどう思っているかと質問
「さあ…」「衛門は、うちの人にはそういうこと話すのに、わたくしの問いには答えないのね」
衛門の方はピンと来てない様子だが
「倫子が道長を好いていそうだ」なんていう話はしてないからかな
一般論として「道長が評判」ぐらいで
…将来、道長とまひろと倫子でこのぎくしゃくが再現されたりしませんよね?
「まひろさんは、道長様とはそういうことを話すのに、わたくしの問いには答えないのね」って
散楽の稽古場に来たまひろと乙丸
「もう旅に出てしまったのかしら?」と言ってるところに放免たちが
放免でいいのかな?
盗賊の仲間と思われて引っ立てられるまひろ
乙丸が気の毒だよもう
「仲間は、東三条殿で捕らえられた」ちょっと情報量多すぎますねまひろ的には
「た~っぷり詮議してやるぜ」という言い方がちょっとおかしかった
「詮議してやる」その通りなんだけども
副音声「獄舎の門に人だかり」「牢に入れられた直秀たち」
鴉がたくさんいるの、ここから「餌」が出てくることをわかってるからだよね、という指摘があってゾッとするなど
道長「先日引き渡した盗賊たちの処分について知りたい」
二、三日経ってるのかも
「余罪についてただいま取り調べておりまする」正しい
その後の感じだと本当にやってるかは怪しいかな?
いや、それまではやってた取り調べがぱったりなくなったのか
早めに解放してほしい→「なにゆえそのようなお情けを?」「いやいやあ、何せ盗賊でございますからねえ」「腕の一つもへし折って二度と罪を犯させぬようにするのがわたしの仕事にございます」
賄賂をよこせとほのめかしてる、ということでいいのかな
何であれ道長の方が無理を言いに来てるんだから
副音声「看守の看督長に、袋を差し出す」
なんかこの看守さんの演技好きだな
そこへ引っ立てられてくるまひろと乙丸
直秀がまひろに気づく、まひろも直秀に気づく
自分たちに巻き込まれたまひろが結局無事に逃がされたので、最後はほっとしたようだ
道長も気づいて飛んでくる「この者はわたしの知り合いゆえ、身柄は預かる」
「そいつら、盗賊の仲間、ですぜ」「控えよ」二人の縄を切る看督長「どうぞ、お帰りくださいませ」
看督長はどう考えたんだろうな?
横を向いてたりまひろと被ったりして表情がよく見えない
最後は気に食わなそうな顔で見送ってる?
まひろを乗せて馬を飛ばす道長
乙丸はー! と思ったら、副音声「競い合うように必死についていく、乙丸と百舌彦」
「先に追いついたのは乙丸」「二着の百舌彦」百舌彦めっちゃ息切らしてる
前に来た六条の廃屋かな?
もうちょっときれいにも見えるけど
なぜ検非違使に引き渡したのか、とまひろ
「あなたが許してやっていれば、そのまま山を越えて、海の見える遠くに国に行っていたはずなのに」
「許したいと思わなかったわけではない」「されど、東三条殿には大勢の武者たちがおる」「彼らの前で盗賊を見逃せば、示しがつかない」「盗賊が許されれば、武者たちとて、何をしでかすかわからん」
狐と猿の芝居のときだってねえ
盗賊を取り押さえたのは武者たちの手柄であるはずだし、いいから逃がせと言われたら怒るだろうし
「そんなに信用できない者たちばかりを、右大臣家は雇っているの?」そんな方向から責めることはないじゃないのよ!
「信用できる者なぞ誰もおらぬ。親兄弟とて同じだ」からの「まひろのことは、信じておる」
これにきゅんと来てたツイートをちょくちょく見たけど、自分は「急に『あっ君は別だよ』なんて信用ならん」と思ってしまった
「直秀も。」で信用したけど
直秀は筋が通っている、「散楽であれ、盗賊であれ、直秀の敵は、貴族だ」「そこを貫いているところは信じられる」
「間もなく放免されるであろう」「そ、それは、右大臣家の三郎君が、検非違使に命じたから…」
「権力づくで法を曲げた」より「心付けを渡した」の方がなんぼかマシ
「心付けを渡しただけだ」ちょっと芝居がかってる
「直秀は、俺に借りなど作りたくないだろうが」「そんなことないわよ。ありがたく思うわよ、きっと。それを知ったら」
ん、でもその後は流されると思ってる?
じゃあやっぱり放免ではなくて流罪では?
道長自身が流されるだろうと思ってるなら、看守が深読みしすぎて流罪にしちゃった説は無いか
この辺がわからない
「海の見える国だとよいが…」「…そうね。海の見える国…」副音声「池の水鳥が飛び立つ」
この希望ありげな光景よ
「道長様。今日はわたしのことも助けてくれて、ありがとうございました」ザ・よそよそしさ
「三郎でよい」「もう三郎とは呼べないわ」
「送っていこう」「ご無用です」
「うちは、土御門殿の近くなので、あのお屋敷の方に見られたらいろいろと言われるので」
言われそうだ
すごく拒絶されてる
「何を言われるというのだ」口をへの字に
帰り道、散楽の稽古場に向かってひれ伏している人々が
副音声で「ひれ伏してる」って言ったと思うんだ
散楽の稽古場だったのか
直秀たちが盗んだ品を配っていた下人たち
直秀たちの無事を祈っている
「左獄に投獄されている盗賊は」って言ったな
左獄と右獄がある、ふむ
豆知識をさりげなく投入
まひろも帰宅
惟規が書物を読んでいてびっくり
そんな息を呑んで驚かなくたって
「俺だって字くらい読めるんだよ」
「もうすぐ惟規も大学に入っていなくなってしまうのね」
直秀たちも行っちゃうし、という気持ちだろうな
惟規もちゃんとやらなきゃと思うようになったのね
「父上は?」「まだ」「殿はお帰りになりませんよ。今宵は高倉の女のもとにお出かけでございますから」
乳母のこの笑い顔は何なんだろうと思ったけど、嫉妬かという指摘があった
はっきり書かれないけどそういう関係なのか?
召人ってやつ
為時「仲尼(ヂョンニイ)昔夢(シイモン)周公久(ヂョウコンジウ)」「聖智(ションヂ)莫言(ソイェン)時代過(ジダイグオ)」
って原語読み⁉
字幕を見て調べないとわからないようなことを…
字幕のルビが「ヂョ」「ヂ」であって「ジョ」「ジ」ではないところに拘りを感じる
「久(ジウ)」とは発音が違うのね
為時パパの自作だと??
「聖智言ふ莫かれ時代過ぎたりと」=「あなたの時代が終わったなんて言わないでください」という励ましではないか、とのこと
道兼が薬湯を持ってくる
「そんなもの飲んでよくなるとも思えぬが…」「おまえが言うなら飲もう」信用しちゃうと極端だな
「まずくて涙が出るわ」「忯子を思って涙し、薬湯で涙し…」…いや、そこは並列でよいのか…?
実資仕事中、義懐と惟成が
「蔵人頭。帝のおそばに、おなごを送り込め」
よく知らないけど、それは蔵人頭のやることなんだろうか?
「送り込め」もうちょっと言い方ってものが
「帝には、姚子様、諟子様、婉子様がおられます」
いたんだ⁉
いや史実通りなんだけど、忯子以外の女御もちゃんといたんだこのドラマ内に
「姚子」=「ようこ」が訓読みなのか
「公任」だって「きんとう」は訓読みだしな
「足りぬ。もっともっとつぎこめ」道具扱いがわかりやすい
「今のままでは皇子さえ儲けられず」
甥の子孫に皇位を伝えたい立場としてはそうなる
義懐自身には適当な娘がいないわけか
「政さえ滞りかねぬ」
既に滞っていそうだが
おなごを送り込んだところで解決しそうにないぞ?
「幾ら大勢のおなごをつぎこんだとて、帝のお心が癒されねばどうにもなりませぬ」
正論
ちゃんと人の感情面を理解した上での正論
実資の怒りポイント
自分が馬鹿にされたこと
「それを促すのも、蔵人頭の役目であろう」「その方の怠慢である」「何ぃ⁉」
「己の怠慢を棚に上げて、偉そうなことを申すな」「わたしほどの勤勉な者に向かって怠慢とは、無礼な!」
自分で言っちゃう
自負があるんだな
「蔵人頭なんぞには頼まぬ。わしらで何とか致す」
「蔵人頭ごとき」という見下し
そんな調子じゃどうにもできないと思うぞー
帝に対する不敬
「いつまでメソメソされておるのだ」これ兼家が言ったら妥当な評価に聞こえそうだな
「新しいおなごを抱けばお気持ちも変わろうというものだ」「なんという不敬な!」おっ立ち上がった
「全く。手のかかる帝だ」
これにも真面目に怒ってる
「自分が馬鹿にされたことが気に食わないのに、不敬だと言って話をすり替えている」わけではなかろう
「子作りだけは、帝のお心次第」「そのようなことはわかっておる! そなたの話はくどい!」
これは八つ当たり気味かな
惟成も、それを実資に言ったって仕方ないだろうに
義懐に言いなさいよ
こういうとき、「自分が馬鹿にされて腹が立っただけなのに、帝に対して不敬だという話にすり替えて怒っている」という論法で「不敬に対する怒り」の実在を否定する向きがいるわけだが
道兼がこの場に来合わせた
義懐がこれじゃあ帝との関係は悪化する一途だろうな、ということが把握できる
「わしを公卿にしておけば」実資さんぐちぐち
「帝は一体どこに目がついておいでなのか!」これもわりと「それ敬語で言う?」シリーズなのではなかろうか
「先の帝は、全てのことをよくご覧になっていた」「先の帝が懐かしい!」「懐かしんでも、院が帝に戻られはしませんから」
なんか伏線みたいな台詞だなと思ってしまったけど、別にこの後院が帝に戻られたりはしない
「院とは何ぞや」という説明がドラマ中でされていないから、その代わりに文脈から察しがつきそうな台詞を入れてあるのかしらん?
「わかっておる!」「わかっておるならもう言わないで」
普段くどいくどい言われてるから、感情的な悪口として「くどい」が出たとかそういう?
「わしが公卿であったら、どんな帝でも、正しくお導きできるのに」
「自分が君主になれば」という発想にはならない
日本ではほとんどそういう発想は出てこなかったらしい
「ん!」と杯を突き出したら「はい、はい」と妻が注いであげる程度には偉そう
「じゃあそれ、日記に書けばよろしいのでは?」「そうよ。日記、日記、日記」
「実資の日記」についてこれでもかというほど視聴者に刷り込んでくる桐子さん
「日…記には書かぬ! 恥ずかしくて書けぬ」
実際には書いたようだが
つまり恥ずかしい愚痴を桐子さんには言えると
甘えてるんだろうなあ
甘えられる側としては鬱陶しいが
ということは、「愚痴を言おうと思ったけど聞いてくれる妻がもういない」というシーンがこの先あるかしら?
「今日はお手が温かいわ」ということは、体調は回復してきてるのか
「父上にもしものことがありましても、東宮懐仁様の後ろ盾はございますので、どうぞご安心くださいませ。お心置きなく、旅立たれませ…」
「そうはゆかぬぞ」「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
音量下げてしまった
「帝には…速やかに御譲位いただき、懐仁様の、御即位を急がねばならぬ」
「されど帝は、思いのほかしぶとくおわし」
「策はございます」「なんと…」「わたしの秘策、お買いになりますか」「買おう」
秘策を生かしてくれそうな政治家は兼家ぐらいしかいないのかも
だから本気で心配してはいたのかな?
「もっと生きてもっと私を楽しませてください」的な
「これは我が一族の命運に関わる大事な話じゃ」「身を正してよく聞け」
この後の「ご即位を、見届けられず、死ぬのか」といい、「これから先が正念場じゃ」といい、本当に悲願なんだなあ
自分も年齢的にいつ死ぬかわからない、と思ったから勝負に出たんだな
倒れて目覚めて咄嗟によくそんな芝居が打てたなと思わないでもなかったけど、まあその場に晴明がいたしなとも思ってた
道兼、副音声では「胡散臭そうに道兼を見る詮子たち」とか言われている
おっ兼家視点で晴明の顔が
カメラが登場人物視点になったの、今回ここと直秀なんですよねえ
どういう対比…
「これより力の全てを懸けて、帝を玉座より引き降ろし奉る」「みな心してついてこい」
「詮子!」「源なぞ何の力もない」「わしについてこなければ、懐仁様ご即位はないと思え!」
怒るわけでもないし嗤うわけでもない
「そんな浅い策では駄目だ」と叱るような
迫力がありすぎて真っ当な努力?みたいだ
ここまで言って「帝がなすべきことは何か?」だけ答えを口にしないのかい
「父上の見事さに、打ち震えた…命を懸けて、父上をお支え申そう」
「兄上や道長より、わたしが役に立つと父上がお思いになったからですよ」
最初に「円融天皇に毒を盛れ」と言われたときのことをそろそろ忘れていませんかね
弱み握られて「家のためにおまえが泥を被れ」と言われたんじゃないの
「道隆がクリーンでいるためには別に泥被り役が要る」という話までは聞いていないにせよ
「蔵人なのに右大臣の息子ということで、帝には遠ざけられていましたが、ある日、これをご覧になった帝が、にわかに私を信用してくださったのです」
「いかがいたした」「己で傷つけたんですよ」
得意げである
本人は「父上はわたしにだけ秘密の計略を授けてくださったんですよ」と言ってるつもりでしょうけど
「父上はわたしに、自分で自分を傷つけるように命じられたんですよ」と兄弟には聞こえていませんかね?
いつの間に上半身全部見せてたん
「おまえも難儀なことだのう」「お上のお悲しみに比べれば」
帝が忯子忯子忯子だから、貴重な味方である義懐と仲違いさせるには忯子の件に無理解であればいいし、道兼を接近させるには忯子の件への理解を見せてやればよいと
「人の心は、そのように都合よく移ろうものではありませんのに」
兼家が道兼を「よくやってくれた」と見直してくれたりもしないのよ
「昨日も今日も取り調べがないけど不気味だな」
「むち打ち三十くらい」が妥当だったのだとしたら、道長は本当に全く以て余計なことを
放っておいたらどさくさ紛れに腕は折られたかもしれないけど
「出たら、六条河原の女に会いに行かないとな」
めちゃくちゃ死亡フラグ立ててるやつがいる
「梅の香ぞ、酒の香ぞ、そそげずそそげず闇の盃、いんじゃん」
これはどこから来たんだろう
「道長殿がとらえた盗賊、流罪と決まったらしいですぞ」
「早めに解き放ってほしい」が何故こうなったのか
でも道長も「獄を出た後は流される」と言ってるしな
「何故広盛殿が知っておるのだ?」「わたしの弟は検非違使庁につてがございまして」
道長の家で捕まった盗賊だから気にしてるかも、と気を回した?
道長がわざわざ獄まで様子を見に来たことは伝わってるのかな?
「いつ出立するか…は、聞いておらぬか」「明日の卯の刻だったと思います」
「七人も流罪にするのは手がかかりますなあ」「検非違使庁も何を考えているのか」「盗人なら、せいぜいむち打ちくらいでしょう。常ならば」
こっちは宗近さん
同僚さんの名前もそろそろ気にしよう
道長はここで「あれ?」と思うべきだったんじゃないの?
「卯の刻、直秀が獄を出て、都を追われる」「別れを告げるなら、共に参ろう」
副音声「道長になりきり、乙丸に迫る百舌彦」そうだったのか!!!
百舌彦には道長の喋り方がこう見えているのか…
「流罪の者を見送りに」はよくあることだったのかな
「卯の刻に獄を出ると聞いたが」「もう、出ました」「どこに向かった!」「と、鳥辺野!」
「鳥辺野」という単語がね…
「屍の捨て場ではないか」知らない人に向けて解説
馬で走る道長とまひろを鴉の群れが追い越していく
連れられていく直秀たち
鴉の向こうに
立ち止まる、「どうした?」ゆっくり向き直る、ニィ…、直秀のアップ
直秀も戸惑っている感じ?
どういうことかわからなかったのか、悟った上で「何故?」なのか
道長がまひろの手を引いて行く
鴉が集まっている、飛び去ると七人
「手荒なことはしないでくれ」のときを思い返すが
「愚かな…」
ガイドブックを読んだ人によると「流罪が面倒なので殺した」ということだけど
7人vs2人で反撃されなかったの? という意見もあったけど、数日獄に繋がれてた後なら体力も落ちてたろう
うつ伏せになっていた直秀を仰向けに
手首の縄を解いて(カメラ外で)、拳を開くと土
手首も額も赤い、首や耳元も
扇を握らせて手を合わせる、手が震えている
まひろがふらふらと近づいて、道長を手伝って穴を掘り始める
道長が穴を掘り始めていることは、映像的には近づいてからわかる
道長、袖を括り上げて?いる
カメラ外で
カメラがまひろに向いたり、カットが変わったりするときにやっておくというか
他の人たちも口や鼻から血を流してるのが見える
鴉のアップ
日が差している
土饅頭が既に一つはある、その隣りに次の一人を埋めている
まだ何人か残っている
予告は鴉を追い払ったシーンだったか
最後に直秀
これはもう夕刻?
鴉が見てる
顔に土を被せるとき、直秀視点
最後まで顔が見えるのは道長
最後まで見えるのはまひろの額
極力同等にしたんだろうな
土饅頭の横で合掌
横に石塔みたいなのがあるな
鳥辺野だから不思議はないが
せめて塔の前に、というか?
まひろの服の泥に気づく
「すまない」袖や裾の泥を払う
泥だらけ、死穢だらけ
まひろ、最初は首を振るけど、そのまま呆然
「すまない」「皆を、殺したのは…」「…」「俺なんだ」
拳で膝を殴る、左、右「余計なことをした!」
左手をまた上げかけて止めた?「すまない…!」
土を掻き毟る「すまない、すまない! すまなかった! すまなかった!」
背中から抱きつくまひろ
止めるときみたいに
「後を追って飛び込みそうになったのを止める」みたいな動きだった
まひろ、ここでやっと泣く
「泣く男を抱いて、女が一緒に泣いてくれる」と一般化するとあれだけど
「男が泣く」理由も「女が一緒に泣く」理由もしっかりしていて重い
この辺りの間を味わうと、倍速視聴はやっぱり駄目だよと感じる
この人たちの散楽を子供の頃からずっと見に行っていたわけだものなあ
直秀のついでじゃない
「念仏を唱えれば極楽に行かれる」という思想がまだない
法要を営んでもらえない直秀たちは「極楽に行けない」
鴉がずっと見ている
と思ったら飛び立った
とうとう諦めた?
まひろを馬に乗せて、道長が引いて帰る
もうすっかり夕刻だ
内裏に犬の死骸、廊下に水「忯子様の涙だわ」
忯子の怨霊が噂に
「右大臣は死ななかったのか」「さてもしぶといやつ、虫唾が走る」
「お互いしぶとい言ってる」っていうツイートがあったけどいいねし忘れた
忯子の霊が内裏に来ているということだ、と晴明
忯子を成仏させるには
「そのようなことがおできになるのは、お上しかおられません」
「何でもしてやろうぞ」「どうすればよいのじゃ」
「ん~。何でもと仰せられても」
「はっきり申せ」
「ん~」
「もったいぶるな!」
「ん-」
「晴明」「ならば」目を上げ「お上が出家あそばされるしか」引きの画「ございません」
「父上、これまでお育てくださり、学問をご教授くださり、ありがとうございました」「これより、大学に参ります」
「父上のお顔を潰さないよう、努めて参ります」がんばれ…
いとが泣いてる「今生の別れではないのよ?」「休みの日には帰ってこられるんだから」
さらっと言うけど
「今生の別れ」がつい先日あったばっかり
「一念通天、率先垂範、温故知新、独学孤陋」「肝に銘じよ」
「今のわかった?」「一つわかった」「情けないのう…」「今日から本気出しますので」おねーちゃんだ
まひろの衣装が変わった
薄い朱色?
これまでのは黄色かった
次回予告で着てるな
道長洗って返してくれたのかしらん
洗って返すぐらいなら新しいのをプレゼントするべきか
裏が藤色なのはこれまでと同じ
「心配じゃのう…」「何とかなりましょう」
「おまえが男であったらと、今も思うた」
「わたしも。この頃そう思います」「男であったなら、勉学にすこぶる励んで、内裏に上がり」「世を正します」
将来実際に内裏に上がることになるので、その布石か
道長も同じことを決意したかもしれない
何せヒロインとヒーローなので心は同じかもしれない