フロイト 著
晩年の著作
構成
Ⅰ モーセ、ひとりのエジプト人
Ⅱ もしもモーセがひとりのエジプト人であったとするならば
ユダヤ教、ゾロアスター教、キリスト教、イスラーム教などおいて、神の使いとして語られる存在。
英語のエンジェル「angel」の語源は「伝令」「使いの者」を意味するギリシア語のアンゲロス「angelos」である。
旧約聖書、新約聖書、聖書外典には天使にまつわる数々の逸話が記されている。
五~六世紀のシリアの神学者とされる偽ディオニュシオスは、キリスト教における天使の階級を九つに定めた。
『ヨブ記』(ヨブき、ヘブライ語: סֵפֶר אִיּוֹב)は、『旧約聖書』に収められている書物で、ユダヤ教では「諸書」の範疇の三番目に数えられている。ユダヤ教の伝統では同書を執筆したのはモーセであったとされているが、実際の作者は不詳。高等批評に立つ者は、紀元前5世紀から紀元前3世紀ごろにパレスチナで成立した文献と見る。ヘブライ語で書かれている。『ヨブ記』では古より
ヨブ記 - Wikipedia
カバラはヘブライ語で「伝承」という意味。ユダヤ教の神秘的な秘法を司る教えを持つ宗教結社のこと。聖書の中ではパリサイ派と呼ばれる。旧約聖書の秘儀的な解釈によって、宇宙の真理を追求している。
(カバラとは? 意味や使い方 - コトバンク)
井筒 俊彦(いづつ としひこ、1914年(大正3年)5月4日 - 1993年(平成5年)1月7日)は、日本の言語学者、イスラーム学者、東洋思想研究者、神秘主義哲学者。慶應義塾大学名誉教授。文学博士、エラノス会議メンバー、日本学士院会員。語学の天才と称され、大部分の著作が英文で書かれていることもあり、日本国内でよりも、欧米において高く評価されている。
アラビア語、ペルシャ語、サンスクリット語、パーリ語、ロシア語、ギリシャ語等の30以上の言語を流暢に操り、日本で最初の『コーラン』の原典訳を刊行し、ギリシア哲学、ギリシャ神秘主義と言語学の研究に取り組み、イスラムスーフィズム、ヒンドゥー教の不二一元論、大乗仏教(特に禅)、および哲学道教の形而上学と哲学的知恵、後期には仏教思想・[老荘思想
マルティン・ブーバー(ヘブライ語: מרטין בובר, ラテン文字転写;Martin Buber, 1878年2月8日 - 1965年6月13日)はオーストリア出身のユダヤ系宗教哲学者、社会学者。
wikipediaリンク
https://ja.wikipedia.org/wiki/マルティン・ブーバー
著作
『忘我の告白』
モリスコ(スペイン語: morisco、ポルトガル語: mourisco)は、イベリア半島でレコンキスタが行われていた時代に、カトリックに改宗したイスラム教徒を指す名称。用語はさらに転換され、秘密裏にイスラム教を信仰した疑いをかけられた人々に適用される軽蔑語となった。秘密裏にユダヤ教を信仰する改宗ユダヤ人(コンベルソ)はマラーノと呼ばれた。
モリスコ - Wikipedia
異端審問
カスティリヤ王国で1391年6月に、セビリャから大規模なユダヤ人襲撃が始まった。レコンキスタで激しくイスラーム教国と闘ったキリスト教国で、次第に異教徒に対する敵意が醸成されていたことが背景にあった。そのため多くのユダヤ人がユダヤ教を捨て、キリスト教に改宗するものがふえてたが、カトリック教会側は偽装改宗を疑い、その摘発を熱心に行うようになった。
リスト
世界三大宗教
キリスト教
カトリック
プロテスタント
コンベルソ
スペイン王国のイサベル女王(カトリック両王)は、1492年3月31日にユダヤ教徒追放令を出し、キリスト教に改宗しないユダヤ人は、7月31日までに国外に退去することを命じた。この直前の1月には、スペイン王国軍がグラナダを征服してレコンキスタを完成させており、同年10月にはコロンブスがアメリカ大陸に到達している。
仏教
キリスト教
イスラム教
『サド侯爵夫人』を読む
何度か読んだ印象……悪徳の怪物・美の権化・嗜虐機械のサド侯爵の存在によって、関係する女性たちが、言葉の鎧をまとっている話、に思えている。
丁寧に読みといていくときは、それぞれの鎧・仮面の裏に隠された感情や想いを探っていくとよさそう。
基調になっている感情は、「恐怖」だと思う。
「自由」とかも大事そうだ。「情念」と「論理」みたいな。
キリスト教は、最強度の精神力に恵まれた人びとの理性をも破壊してしまった。最も痛ましい実例――パスカルの腐敗。[ニーチェ全集第4巻(第II期)p170]
『暇と退屈の倫理学』によると、
ニーチェは様々な哲学者を縦横無尽に引き合いに出すが、中でもパスカルはお気に入りで、彼の著作の中で121回もパスカルが引用されている
ニーチェ / パスカル
タイトルの『歴史の終わりと最後の人間』の「最後の人間」は、ニーチェ哲学の概念である。
ニーチェは、民主主義的な価値相対主義の中に埋没し、平等を愛して、他人と争うことを嫌い、気概を失った人間を「最後の人間」と呼ぶ。フクヤマは「最後の人間」を、ヘーゲル哲学に出てくる「最初の人間」と対比させている。「最初の人間」たちは名誉のために命がけで戦い、勝った者は主人となり、敗けた者は奴隷となった。主人は誇りを覚え、奴隷は忍従を覚えた。貴族と奴隷の階級分化(貴族道徳と奴
ヒューマニズム(ラテン語ではフマニスムス)、つまり人間中心の思想は、16世紀のルネサンス時代に登場した、カトリック教会の神中心の世界観に対して人間そのものの美しさや価値を見いだした。彼らヒューマニストの思想は、キリスト教そのものを否定するのではなく、カトリック教会の権威主義・形式主義を批判したにとどまるのであるが、カトリック教会側からは危険思想として、たびたび弾圧さ
ヒューマニストは、人文主義者、人間主義者とも訳す。14世紀イタリアのペトラルカなどの文学者も広い意味ではヒューマニストに加えることができるが、代表的なヒューマニストとしては、16世紀の宗教改革期に現れた、ドイツのロイヒリン、オランダのエラスムス、イギリスのトマス=モア、フランスのラブレーやモンテーニュらである。
鹿島茂『悪の箴言』で、著者がこのような系譜があると語っている。著者によると、シオランは特にパスカルとボードレールの著作を読み込んだのだという。
ボードレールに関しては以下の文章を残している。
「一九六〇年一月一日 ボードレールを読まなくなってもう何年にもなるが、でも毎日、彼のものを読んでいるかのように、彼のことを考える。彼が《ふさぎの虫》の経験で、私よりはるかに徹底していたただ一人の人間のように見えるからだろうか」──『カイエ 1957-1972』、金井裕訳
新約聖書
マルコ福音書
マタイ福音書
ルカ福音書
ヨハネ福音書
岡田温司(おかだ あつし)著 2016年 中公新書 212ページ
京都大学教授であり西洋美術史研究家である岡田温司の著書。「天使」の概念がヨーロッパの歴史のなかでどのように変遷してきたかについて、西洋美術のなかでの天使の取り扱われかたを通史的にながめることで解説。11枚のカラー口絵を含む数多くの図版が収録されており、絵画、彫刻、そして写真、映画のなかでどのように天使のイメージが表現されてきたかを知ることが出来る。
市民の宗教について
『社会契約論』
岩波でp177~
1761年の夏か秋に付け加えられたという(岩波、p218)
社会との関係において、宗教は二種類に分けられる(岩波、p184)
DJプラパンチャ氏のnote記事
環流夢譚――「ほんとうの仏教」という神話 その1|DJ プラパンチャ
環流夢譚――「ほんとうの仏教」という神話 その2|DJ プラパンチャ
環流夢譚――「ほんとうの仏教」という神話 その3|DJ プラパンチャ
概要
それまで人びとが疑いもしなかった至高の価値(つまりキリスト教的道徳)が意味を喪失してしまうこと、これがニーチェのいうニヒリズムだ。(cf. ニーチェ・哲学早わかり )
キリスト教的道徳や世界観が信じられなくなり、意味を喪失すること。これは、後述の「受動的ニヒリズム」にあたると思われる。「神の死」以前はキリスト教的世界観(ex. 来世での救済)から、この(苦しい)現世に価値・意味を与えていたため、もしキリスト教が信じられなくなるならば、翻ってこの現世の価値・意味もわからなくなる。
同情と共感の違いは何かを考えるにあたり、まず、「シンパシー」と「エンパシー」という言葉自体を、両者の違いに注目しつつ、分析すべきだろう。このページはその分析を目的とする
エンパシーの辞書的意味
「他人の心の状態を理解する能力(認知的共感)」と「他人の痛みを感じる能力(情動的共感)」
関係ありそうな他の思想や思想家
キリスト教では憐憫が重要だった記憶
キリスト教
ニーチェ
キリスト教が反科学的
「アンチクリスト」の52項
科学的方法は認識につながるものとされる
ニーチェの科学否定
ラテンアメリカのスペイン領植民地において、先住民のキリスト教化を名目に、スペイン国王が植民者に先住民の統治を委任した制度。統治者(エンコメンデロ)は先住民に貢納、賦役労働を課す権利を与えられた。その起源は、コロンブスがイスパニョーラ島で実施した先住民労働力の分配であるといわれる。1503年イサベル女王(1世)がイスパニョーラ総督オバンドに対して先住民の使役(ただし賃労働)を
エンコミエンダ - コトバンク
ベルベル人(ベルベルじん)は、北アフリカ(マグレブ)の広い地域に古くから住み、アフロ・アジア語族のベルベル諸語を母語とする人々の総称。北アフリカ諸国でアラブ人が多数を占めるようになった現在も一定の人口をもち、文化的な独自性を維持する先住民族である。形質的には、元来はコーカソイドだったと考えられるが、トゥアレグ族など混血により一部ネグロイド化した部族も見られる。
※以下は自分の考えではなく、読書メモ
/kumakocellar/自らの思想によって自らを縛りつける西欧人
関連:寛容のパラドックス
参考:『ただしさに殺されないために〜声なき者への社会論』により。
コンフラン=サントノリーヌのテロ事件が示すような「文明の衝突」は、文明の異なる国同士の断層線に生じる紛争だけではなく、一つの国の中に、それぞれに相容れない価値基準や規範体系を内包している文明が入り込み、密接な距離感の下に奇妙な同居関係を形成してしまったことに端を発している。