群
数学における群(ぐん、英: group)とは、ある二項演算とその対象となる集合とを合わせて見たときに結合性を伴い単位元と逆元を備えるものをいう。 ある集合$ \underline Gとその上で定義された二項演算$ *_G:\underline G\times\underline G\to\underline Gの組$ G=(\underline G,*_G)で、以下を満たすものを群と呼ぶそうだtakker.icon
cf. $ \underline\bullet:$ \bulletの台集合 1. 結合法則:$ \forall a,b,c\in\underline G.(a*_Gb)*_Gc=a*_G(b*_Gc) 2. 単位元の存在:$ \exist i\in\underline G\forall a\in\underline G.a*_Gi=i*_Ga=a 群$ Gに対して一意に存在する
以下、この単位元を$ i_Gとする
逆元の存在:$ \forall a\in\underline G\exist A\in\underline G.a*_GA=A*_Ga=i_G $ aに対して$ Aは一意に存在することを証明できる
書き出してみると、よく目にする構造だとわかったtakker.icon
もう少し条件多かった気がしたが、そんなことはなかった
派生
圏にかなり似ているが、二項演算を仮定しない点が違うtakker.icon 合成のほうをそう捉えればいいかーtakker.icon
いや、だめだ。$ {\bf A}(B,C)\times{\bf A}(A,B)\ni (f,g)\xmapsto{\circ}f\circ g\in{\bf A}(A,C)で入力と出力の射の類がすべて別の型だから、二項演算にならない
なるほどnishio.icon
可換群という呼び名がわかりやすそうtakker.icon
4. 交換法則:$ \forall a,b\in\underline G.a*_Gb=b*_Ga