呪い(inajob)
下記の議論で、inajobは「呪われている」という状態異常の方に注目しているように思うnishio.icon 「呪われた装備」のように、本来の機能を発揮できなくなっている 呪われた装備って、よく考えたらそれ自体が装備した人を呪うので、なんかちょっと名前に違和感があるなinajob.icon
呪いが伝搬していると考えればよいのかな?
誰がどういう意図で呪ったのかはあまり気にしていない
確かにそんな気がしますinajob.icon
呪われたホモサピエンス…nishio.icon
Twitterで呪われた装備の話を広げて、最初は「そういう話がしたかったんじゃないんだよなー」と思ってたのだが、時間をおいてみるとあちらのメタファーをこちらに引き戻すことができる気がしてきたnishio.icon 呪いは、使っているうちに使っている本人がそれに執着して、手放すように説得されてますそれに応じなくなるようなミームである
成長の呪いはこれになりそう
最初は「成長するのはしないのよりベター」という感じ
使ってるうちにだんだん「成長するのは当然あるべき姿で、成長しないのは劣ったこと」に変わる
その変化したミームに苦しめられてる
しかし執着していて、外すことを他の人が提案しても拒否してしまう
これもかなinajob.icon
執着を避けるように説く仏教って解呪魔法なのではnishio.icon つまり白魔法には二つの系譜があって
執着を消すことによる根本的ディスペル
神というより強い概念に執着することで弱い呪いを打ち消すカウンターマジック
前者の方が根本的解決だが、好意(高位?inajob.icon)の魔術師しか使えず、大部分の市民は使えない魔法
わかってない人が呪われる説
あるミームAを持っていればミームBは有益、しかしもっていないと有害
それ自体は有益だが適切にカウンターマジックを使わないと害があるタイプの魔法
執着によって害をなす呪いも「これに執着してはいけない」という部品が足りないだけという解釈ができるか
改めて呪いと悪いミームの関係についてnishio.icon
呪いの中には「ミーム」であるし「機能不全を引き起こす」けども、それ自体は有益で、有害な振る舞いが本人の執着や知識不足によって発生しているケースがある
これを「悪いミーム」と呼ぶのか??
呼ばない気がするな
inajob.icon
自分が良く使う呪いの定義はWikipediaのものとちょっと違うな
呪いから転じた何か
行動を不必要に制限する思い込みのようなもの
+1sta.icon
呪縛という表現がピンと来るかもと今思ったsta.icon いや、悪いミーム自体がここでいう呪いと同義か?
悪いミームのページにはウイルスのたとえがあるがこれと同じかも
もしかして「存在意義のミーム」も悪いミームかも?クオリアさん.icon 呪いとミームが関係ありそう
呪いは感染する・しないは気にしない言い回し
呪いにはそれをかけた側の人や現象の存在を暗示するニュアンスがありそう
呪いの例をあげたら理解が進みそう
自分が完全無欠でないと承認されないという呪いを頂いた 人生の存在意義を求められているinajob.icon まだ呪いの用例は少ないので、ミームと互換性があるなら、ミームで言い直した方が良いかも
呪いとミームはイコールではなさそうnishio.icon
呪いと「悪いミーム」だったらどうかな、わからない
とりあえず「成長の呪い」を「成長のミーム」って言い換えると字面から「悪い」って意味が伝わらなくなる
省略しないで書くと「『成長し続けないといけない』という悪いミーム」になる
こっちの方が具体的な悪さが名前に込められていて誤解が少なくなりそうinajob.icon
それだけが問題なら「成長し続けないといけない呪い」でもいいな
読み返して「呪い」と「悪いミーム」は、少なくとも切り取り方が違う異なった概念だと思ったnishio.icon
呪いは感染する・しないは気にしない言い回し
ミームは、広い意味では複製可能なものすべて
それらのミームのうち「受け取った人が、また別の人に渡そうとするもの」がある
こういうミームはどんどん複製されて増えていく
こういう「増えていくミーム」のうち「受け取った人が機能不全に陥るもの」がある
クオリアさんはこれを「悪いミーム」と呼んでると思う
呪いにはそれをかけた側の人や現象の存在を暗示するニュアンスがありそう
例えば児童虐待は、虐待児童が大人になった時に、また自分の子供を虐待してしまったりする
これは受け手が再発信するので「悪いミーム」
「呪い」とも呼ばれると思う
呪いを掛ける主体が「受け手を機能不全にしよう」という意図で情報発信し、受け手がそれを受け取って機能不全になったとする
これは「呪い」っぽい
「悪いミーム」かというと微妙
受け手がその情報を再発信するのかどうかが気になる
再発信「する/しない」ではない気がした
感染力が高いものと低いものがある
いや、再発信しないと感染しようがないか
ここまでだと「呪い」の方が「悪いミーム」より広い概念っぽいinajob.icon
「悪いミーム」だが「呪い」でない例があるとまた認識は変わる
「呪い」が割と曖昧だから「呪いでないもの」を考えにくいnishio.icon
学校教育でも呪われる
SNS経由でも呪われる
発信者に全く悪意がないケースは呪いかどうか?
例えば日常的にノートに記録することが既にできてるAさんが「印象に残りやすく思い出しやすくするために日記ページにワンポイントのイラストを書くといいですよ!」と言い出したりする
日常的に記録をすることができてない人Bにとっては「面倒度」がアップしてやりづらくなる
Bは「でもワンポイント描かなくちゃいけない!」と思い込んで悪化する
ここでいう呪いのように思うinajob.icon
(Wikipediaの解釈だと悪意を持った第三者がいるわけではないから呪いではない)
勝手に呪われるってことかnishio.icon
「ここでの呪いはこれ」として受け入れて進むのに僕は問題を感じてはいないが、僕がゼロから単語を選ぶならそれは呪いと呼ばない気がするなぁ。シンプルに「思い込み」とか。 つまり「ミームAとミームBがセットになるととても有益、ミームAだけでも有益、ミームBだけだと有害」というケースで、すでにミームAに長く触れてる人にとってはAが当たり前なのでいちいち説明せず、Bだけ発信するというケース