事実確認的と行為遂行的
行為遂行的:反語や裏の意図を推測し、それを伝達事項と解釈すること 暫定で字義を書いたが、下の記述を見るとより広い意味で用いられていそうtakker.icon
例
AさんがBさんに「あなたの仕事、なんの意味があるんですか?」と尋ねる
単に仕事の意味を聞いただけと解釈する
そのまま意味を答えればいい
ふむ?もしかして反語は行為遂行的に解釈しないと登場しない?takker.icon
いや、効率を追い求める対象に文学的文章は含まれていないだろうから、別に問題ないか
無意味じゃないことを主張するつもりで意味を答える
結局(読み手(=B)の)アウトプットとしては同じになってるのオモロいSummer498.icon
…的に読むした人(=B)の気分が悪いかどうかだけが違う
じゃあ常に事実確認的に読んだほうが良いのでは
と、この例だけを見ると思う
アウトプット=B(受け手)の返答かtakker.icon
そうSummer498.icon
ワイの文、主語混乱する書き方で笑う()
補足入れてみたtakker.icon
例
A「あなたの仕事、なんの意味があるんですか?」
気分が悪くなりながら回答しているtakker.icon
このパーツ赤リンクなんかSummer498.icon
パーツごとにリンクが別れてたtakker.icon
リンク分けした時はこれぐらい分けたほうがいいかなと思って分けていたようだSummer498.icon
意味を答えず怒りをあらわにする場合もある
A「あなたの仕事、なんの意味があるんですか?」
気分悪くなった後で気分の話に移行してるSummer498.icon
B「屋上へ行こうぜ・・・久しぶりに・・・キレちまったよ・・・」
(直近の井戸端に事例がありそうなのでだれか列挙して)
情報源
なおここでの「理系」「文系」というラベル付けは好きではないnishio.icon
わかるtakker.iconbiwa.iconSummer498.icon
たとえばAさんがBさんに「あなたの仕事、なんの意味があるんですか?」と尋ねたとする。事実確認的には単に意義を尋ねたにすぎない。けれど多くの場合、行為遂行的には「あなたの仕事意味ないと思うんすけど」という軽蔑を含む。そしてある文章をどちらで解釈すべきかは、形式的には決定できない。 裏の意図が思い浮かんでしまい、それを頭から追い出す必要があるため
普段考えない、裏の意図を考える必要があるため
のだろうなと思った
多分shiganana.iconは行為遂行的に文章を読む人間だな、と自己理解を深めたshiganana.icon エスパーじゃないから精度が100%であるとは思っていないし、事実確認的な書き方をする人にその意図がまったくないこともわかっている 含意するものを読みがちな上で、相手が誰か、どういう場面か等でそういう意図じゃなさそうと思ったら意識的に切り捨てている(つもり)
たまに切り捨てきれずにダメージを受けたり不安になったりする
わかるcFQ2f7LRuLYP.icontakker.icon
ベースの感覚が「行為遂行的に文章を読む人間」側なので、(行為遂行的に読むと悪意を受け取れてしまう)事実確認的な文章を見たときに、行為遂行的に読む人が読んだ瞬間を想像してヒヤヒヤ.iconを感じることがある 「書いてないことを読む方が悪い!」とも「悪く読み取れる書き方をする方が悪い!」とも言えてしまうので、これはもう不幸な事故でしかない ただ、このヒヤヒヤ.iconは行為遂行的に文章を読んでいる側だから感じているものなんだな、という気づきがあった 興味深いnishio.icon
事実確認的に読んでいる人はヒヤヒヤ.iconに気づかない?takker.icon
行為遂行的な文章と事実確認的な文章が形式的に解析不可能ならいったいぼくらはどうしたらいいんだーkyamad9.icon 「書いてない意図を勝手に読むな、読ませようとするな」と主張する派nishio.icon
書いていない悪意を見出すと揉め事のもとになる
悪意を見いだせそうな文を書くとうっかり悪意を見出されて揉め事のもとになる
読み手も書き手も両方歩み寄ればいいんじゃねという思想
この方法なら悪意とか変なところに気を取られずに円滑なコミュニケーションができると思っている
よく考えたらコレおもろい構図になってるSummer498.icon
書いてない意図をうっかり読めそうな文を書くなという文は事実確認的な(読み&書き)方をする人に向けて書いてるはず でも事実確認的な読み方をすると真意が伝わらない書き方になっている なので早速事実確認的な読み方をする人にツッコまれる構図になってる より良い改善
「書いてない意図を読むな、書いてない意図を読めそうな文を書かないようにしよう」?
そもそも「毎回学習すればいいんじゃね」って毎回の学習コストを押し付けてるところが受け入れづらい気がする
現実的に、察するコミュニケーションは多くやられているからこの溝が容易に埋まるとは考えていなくて、事故は起きるよと諦めている基素.icon
単体の文章から完全には判断不可能なので、書き手/読み手を軸に判断するしかないと思っているshiganana.icon
この人は事実確認的に読むし書く人だから書いてないことを読み取らない方がいいし、主張は端的に伝えた方がいいな 裏読みしたらとんでもなく強い主張に読める文章を見かけたら、多分こっちのタイプだと想定する
この人は行為遂行的に読むし書く人だから、文章の意図は汲み取った方がいいし裏の意図が読めそうな言い方をして誤解が出ないよう気を付けた方がいいな どっちで書いてるかわからん人は文章の雰囲気から勘で読んで、外したらそれは仕方ないな
外したときのコミュニケーションエラーが大きくならないように、踏み込んだ話題は避けておこうかな
あとでちゃんと書く
このページのコミュニケーションエラーの例を見てると
もしかして会話の一手先を予想したりしないのかな?
当然返答があることを期待しないので「読んでこういう返答をするだろう」などと予想もしない
+1Summer498.icon
事実確認的という名前はわかりやすいけど行為遂行的という名前はいまひとつ分かりにくいと感じたyosider.icon 代案
反語的
皮肉的
伝達的?
意見伝達的
意図表現的GPT-4.icon
効果発揮的GPT-4.icon
言語行為論の文脈ではわかりやすい名前なのかもしれない
「行為」「遂行」をもっと具体化したいと思っているのかもしれない
色んな行為をまとめて言おうとすると行為遂行としか言えないのかも
自分はどう読んでどうコミュニケーションしてるだろうcman.icon
人間の文を読むときは、「どのような意図で成り立つ文か」をまず読んでから、「実際にここに書かれてる文は何か」に注目する
ここの文脈で言えば行為遂行→事実確認と言う読み方をする
コミュニケーションは「書かれていること(事実確認)」の方をベースにやる
ただし、「もしかしたらこう思ってるかもな(行為遂行)」というのを頭の片隅に置く
「もしかしたら〇〇かも」に気を使いつつ、文章上に書かれてなければ、〇〇はないものとして扱う
ネガティブな感情がありそうな可能性がある場合はきちんと確定させるために確認の発言をする
「不愉快だったらすみません。やめるのですぐ言ってください」など
「相手が感情的になる可能性を見据えた上で議論を仕掛ける」とかもこれから来る行為
「もしかしたら感情的にさせてしまうかもな」と思いながら、「それはそれとしてここには感情的になってるとは書かれてないし、感情が書かれない限りはないものとして扱おう(議論開始)」みたいな
例:「頭悪いんですか?」と訊かれたとき
行為遂行的に読んで、「このひとはぼくを煽ろうとしてるのかもな」とか「侮辱しようとしてるかもな」と思う
多少傷ついたり感情的になったりするかもしれない
事実確認的に読むと、書かれていることは「あなたは頭が悪いか、否か」という問いかけだというのがわかる
なので問いかけに答える。
「僕の頭が悪いかどうかは“頭の悪さ”という語の意味するところが何かによって変わると思います。」
どうやらyesnoで答えるには情報が足りないので要求する。
「なので、どういう意味で“頭が悪い”と言っているのか教えてください。」
意図と絡めたとき、この文は発話者が「彼は頭が悪いのかもしれない。確認してみよう」としたときに形成されるだろうから、そこも聞いてみる
「どこを読んで、どうして(どのようにして)“頭が悪い”と思いましたか?」
この質問にマトモに返してこない場合、そこで初めてその人に対して「あ、なるほど。ただぼくを馬鹿にしたいだけか〜」と確認できる
行為遂行的担当のkumatako.icon「disってるのか?」 事実確認的担当のkumatako.icon「ムカつかせるつもりはないって書いてるよ」 検証担当のkumatako.icon「人をムカつかせるメリットはないんだけど、行為遂行的辞書内のdisり用例がかなり一致するな〜」 kumatako.iconkumatako.iconkumatako.icon「ページつくってわかるまで色々書いてみるか〜」
異性とのLINEしか思い出されないはるひ.icon
性格次第では…nishio.icon
西尾家は明示的にする派
妻が僕に対して明示するからかな?
明示しないと伝わらないと思われてそう
行為遂行的に読むと悪意を感じる文を事実確認的に読み直すのに多少コストがかかるので、行為遂行的に読むと悪意を感じる文を多く書く人は避けがちyosider.icon @ayana_motoyama: 驚かれるかもしれませんが、今やっている方法よりも効率的な進め方を提案した場合、感謝されると思いきや不機嫌にされることは意外に多いです。 改善したぞ、ドヤ、と威張ってしまうのは愚か。
ああ、だからか(まさに反発されることが多いマン)sta.icon
基素.icon
最初は行為遂行的だったがトラブルが多すぎたのでやめた 自分の持つバイアスが多すぎた
観測事実から、多くの人はデフォルトが行為遂行的なのではないかと思っている 行間を読む人と読まない人と言う表現をしていたけど専門用語を使っていこうかな(濫用になるかまだわかってない) 行為遂行的にとられないように配慮するの難しいはるひ.iconyosider.icon
怒り感情はあるが咎め行動はしないとき
返信で謝罪されると溜飲が下がる!!
Summer498.icon
使い分けてコミュニケーションしているつもりだけど、たまにバグる
Summer498.icon「暑いですか?(エアコンの温度下げましょうか)」
who2.icon「暑いですね (単に事実を述べている・エアコンの温度を下げてほしいと思っているのどっちでもいい)」
Summer498.icon「エアコンの温度下げときますね」
悪意ある人が使うことが多い文体を読むと行為遂行的な読みが優勢になり、悪意を見出す 無理そうなら悪意を見出す上に、悪意がないとしたら何の目的でその文体を使っているのかという疑問がプラスされる
その上その疑問を相手にぶつけて相手が行為遂行的に疑問文を読んで反語と解釈してくれても構わないと思い始める うそん👀、悪意なくそんな文が書けるん?って例があったから 事実確認的に読めば何もないけど行為遂行的に読むと変な意図を取られるような文をネタでわざと書くことがある 気の知れた仲でコレの応酬をやったら楽しそうだな~と思うが、それができるようなイヤな性格の友達はいない
行為遂行的に読まれるとマズイことになる文と自覚しながら、それ以外に良い文言が浮かばずに、なんか言われたら釈明すればいいやと思って書くことがある もうちょっと解像度を上げると
1. 先に思いついた書き込み XXXXX がある
2. 自分でそれを行為遂行的に読んで、「悪意を見いだせそうだな」と感じ取る 3. 「書きたい」の方が勝ち、XXXXX(嫌なヤツムーブ) と書き込む 相手が本気で嫌がりそうな時は「書きたい」とは思わなくなるので書かない
Summer498.iconも怪しさはある
seibe.icon
私自身は行為遂行的に発信受信しがち。その前提の上で、
事実確認的にコミュニケーションを行いたい場合は、行為遂行的意図は無いと明示して書いたりする
もちろんこれも行為遂行的に捉えられる可能性があるがその場合は諦める
なんか不快に思ったときは事実確認的文章を行為遂行的に解釈していないか疑おうと思っている(出来ない場合もある)
ChatGPTくんに「なぜ○○だと思ったのですか?」とか聞くと「すみません、○○ではありませんでした」とか答えることがあるのでまあ行為遂行的反応はメジャーなのだろう あるあるSummer498.icon
塊っぽくなってるところを切り出したいtakker.icon
行為遂行的ととても関係がありそうtakker.icon 人生の中で過去に出くわしたパターンを当てはめてしまう