S0ix
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待ち受けなど可用性を高めるためにS0のままで動かし、同時にS3以上の省電力性能を達成しようとしている。 https://image.slidesharecdn.com/td2015windows10-151104053109-lva1-app6892/95/td-2015-windows-10-17-638.jpg?cb=1446615078
S0i1では、プロセッサはC6-State、起動や電源管理の回路の電源がオン、メモリコントローラーはセルフリフレッシュ(メモリに対してセルフリフレッシュコマンドを発行し、コントローラー自身は低消費電力状態となる)、その他のSoC内蔵モジュールはPower Gatedとして最低限必要な部分のみに電力を供給する。 S0i3では、メモリコントローラーはセルフリフレッシュ状態だが、それ以外の回路はオフとなる。CPUパッケージ(SoC)の外側にあるデバイスは原則オフだが、ネットワークコントローラーやサウンドコントローラーは、ある程度自立的に動作できる「オフロード」状態となる。S0i1とS0i3では消費電力も違うが、S0への復帰時間にも違いがある。S0i1からS0へは1.2ミリ秒(Haswellの場合)程度なのに対してS0i3からは3.1ミリ秒かかる。 https://ascii.jp/img/2019/09/14/1545289/o/cb0286bde05cc83b.jpg
「スロットリング」ではCPUの電力管理をOSではなく、CPU任せにする Windows 10の電力管理を支えるACPIを見る 従来はS0のままでProcessor Power State (C-State)を調整して省電力を図っていた。
C-Stateの制御はOSが行うだけでなく、プロセッサが自動で行うこともできる。
さらにS0からS0 Low Power Idleに移行できるようになった。