暗黙のルール
#概念
暗黙のルールとは、ルール文に明記されていないものの、守らなければいけない規則のこと。不文律とも。
ルール文が簡潔に書かれることの多いペンシルパズルにおいてもしばしば発生する。
ペンシルパズル自体のルール
ペンシルパズルが共通して持っているルールのこと。個別のパズル種のルールにはかかれないことが多い。
ルールの例
盤面になんらかの記号を書き込む
制約を満たし、すべて書き込まれた状態になるとゴール
何種類かの記号のうち必要なものをすべて書き込むとゴール。書いても書かなくても良い補助記号(スリザーリンクのバツなど)もありうる。
上記の性質(ゴールとなる状態はただ一種)から、基本的に唯一解となる
作問のルール
投稿型パズル雑誌では、手筋やサイズ、盤面配置など暗黙のレギュレーションが存在することがある。
例えばニコリにおいては、ニコリ作家デビュー、してみませんか?|nyoroppyi|noteなど、ニコリ投稿について書かれた記事では外部より分かる範囲で明文化が試みられている。
また、ヒントの配置がマス上か辺上かなどといった、解き手が解くのに必要のないルールもルール文には記載されない。
https://twitter.com/wand_125/status/1591005301599526913
パズル固有のルール
パズル固有のルールについても、曖昧さや暗黙の了解を含むケースがある。
主な原因
1. 黒マス配置パズルにおける黒マス0個などのコーナーケース
2. 直感的なルールのパズルで、言及の漏れがあるケース
3. 一対一対応するかどうかなど、厳密なルールがルール文から読み取れないケース
4. 同じパズル名に対し、よく似た複数のルールが存在し、どのルールを採用しているのかが不明なケース
ナンバーリンクの空白マスの扱い → 原因3 or 原因4になりうる
アクアプレースは重力の扱いが複数あり、明記しないと曖昧性を含む→ 原因2, 原因4
環状線スペシャルのページでは複数の解釈について書かれている → 原因3
パズルのルール一覧 - pzdcでは、オレサッカーについて、主に原因2による暗黙のルールが書かれている
関連項目
Instructionless
不明なルールを推測するペンシルパズルの遊び方