リンパ節入力支援システムの作り方
目標:
Excel 2013 シート上で数値などの直接入力により、取り扱い規約に準じた出力をするテンプレをつくります。
推奨される使用環境は、
電子カルテ上で、Excel 2013(以降)が同時に運用できること
マクロ入りの Excelファイルを職場のセキュリティ部門が許可し使用できること
使用する関数”TEXTJOIN”が Excel 2013 以前には存在しないので、VBAを使用するため、VBAを使用できること
お気に入りの入力方式に自由に変更ができます。
例:pN1 [total(43/47): 10(41/45),13(1/1),ex(1/1)] → pN1(43/47)[#10(41/45),#13(1/1),ex(1/1)]
半角/全角入力やスペース、句読点、コロン、カギ括弧の使い方は自由です。
* 診断は半角英数のみ、所見は全角日本語入力+半角英数を基本とします。
全体の流れ
① リンパ節の転移数と郭清数を入力すると合計が出るようにする
② 入力したリンパ節数を好みの表現で取り扱い規約に則して並べる
③ 条件により抽出するリンパ節番号を選択しつつ、領域リンパ節を抽出する
④ 領域リンパ節の数に応じて数値を表示する
⑤ 全体の配置や入力方法をととのえる
リンパ節の転移数と郭清数を入力すると入力した項目のある行だけを抽出することができます。
https://gyazo.com/7af310c34f6c33edc7abc010a364e74c
裏側ではこんな感じになってます。
https://gyazo.com/9cd77c8e80f412d456a29f0c6e548614
この抽出されたデータを並び替えて、完成式を出力しています。
抽出されたデータの間にかっこやスラッシュを挿入して、結合します。
https://gyazo.com/d414bb3c12bc3806a015202bef1358ba
pNの計算も条件分けをしながらおこないます。
https://gyazo.com/654fb1208a305ed819fe77312801e2da
領域リンパ節は、領域リンパ節だけを合計しています。
リンパ節転移数の合計ー領域リンパ節転移数の合計 が1以上ならpM1(LYM)になります。
https://gyazo.com/26e46a57b4932060fd94283461f3d0dc
完成式が出力されます。
https://gyazo.com/f504f57385b7085326f0e9bf1ad83f4c
コピーボタンをおすと完成式がクリップボードにコピーされます。ペーストは右クリックから行えます。入力したデータを消すボタンを押せば、未入力状態に戻ります。
https://gyazo.com/7892c236eab082387b4c0a0dc3af01ab
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