なめらかな社会とその敵
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鈴木健による、現行社会システムの分析・問題提起とデジタル技術が可能にする新たな社会システムの構想について議論する本。 Topics
1. 「膜や核が構造化していく過程は、世界のある種の法則なのかもしれない。だが、そうした構造は、世界に満ち溢れる複雑な相互作用のネットワーク(網)を背景に成立している」 2. 「生命と環境の分離不能な相互作用からさまざまな人工物が生まれてくる。人工物は生命と環境の相互作用のかたちを規定する」
3. 「社会制度もそうした人工物の一つである」
計算と知性 コンピューターと人間の関係についてとてもうまくまとまっていた章を要約 情報技術を使ったインターフェースを介すると、「AはBである」という命題が成立しなくても、「AはBと見ることができる」という命題が成立する。
インターフェースを設計することで、我々は現実とは別の世界を見て、生きることができる。これがAugmented Realityやゲーミフィケーションといったことをより容易にしている
究極的にはこのインターフェースの可能性はパラレルワールドを生み出す
参考