DCU-F128W
#スピーカー・ユニット #自作スピーカー #フルレンジ・スピーカー #PARC_Audio #MLTL
#日記 #2026年 #2月9日 2026年2月-9 18:45
PARC Audio 20周年記念モデル第一弾として、10cmウッドコーンユニットDCU-F128W(限定販売)が予約販売されるのに先立ち、仕様が発表された。スペックは下表の通り。
table:spec
名称 口径 Z (Ω) SPL (dB) F0 (Hz) Qes Qms Qts Vas (L) Sd (cm^2) mms (g) 備考
DCU-F128W 10 6 89.5 61.9 0.376 3.458 0.339 6.544 58.09 4.605
DCU-F127W 10 6 88 54.77 0.411 5.460 0.382 8.12 58.09 5.22
Parc Audioのブログによれば、姉妹品の限定ユニットあるDCU-F127Wと比較して、DCU-F128Wでは、磁気回路が強化されており、それにあわせてボイスコイルの巻き数も増やされて磁束密度と剛性が増し、低音のリニアリティと全体のクオリティが向上している。F127Wの課題として、低音を伸ばすために、ダンパーを柔らかくし、振動系を重く仕上げていることから、過渡特性に改善の余地を残していた。そこで、F128Wでは、上述の磁気回路強化に加えて、振動系を軽量化しサスペンションを硬くすることで、制動力が高められている。さらに、特筆すべきことに高音が20kHz近くまで伸びているとのことで、設計者の冨宅氏曰く、「10cmウッドコーンのファイナルモデルとしてふさわしいものにできた」とのこと。
PARC Audioのウッドコーンユニットは、今どきの競合他社のユニットと比べると、相対的に重い振動板を使っているので、繊細な音を聴く用途には向かない。また、PARC Audioさんのウッドコーンは独特の響きがあり、好みが分かれるかも知れない。それでも、私は姉妹品のF127Wのバランスの良さにとても満足しており、本格的なアップグレードの施されたF128Wの音に期待している。
バスレフ箱だと、低音は姉妹版のDCU-F127Wに比べておとなしくなるが、中高音の応答がよくなり、小さな箱に収まるのが魅力。PARC Audioさんは127Wと同じ10Lのバスレフ箱を推奨箱にするようなので、共鳴周波数を65Hzくらいにして低音を持ち上げて高音とのバランスをとるようだ。私は、バランスがとれるのであれば、小さなバスレフ箱に納めるか、あるいは、バスレフ箱より低音を伸ばす箱にする、か。
低音のアライメント
サマリ
バスレフ: 10cmユニットにしてはそれほど低音が伸びないものの、そこそこコンパクトに納めることができる点が魅力。
他の箱: 低音を伸ばす箱を検討する予定。限定品だけに、もう1ペア買うか迷う。
バスレフ(WinISD)
https://gyazo.com/0ff19f067a2d38340867b5ce01087e64
青線: DCU-F128W
10L@61Hz: 100Hz付近の-2dBに満たない減衰を無視すれば、F3=60Hz近くまで伸ばせる。普通は、こちら。
7L@67Hz(太線): 私が、10Lの127W(マジェンタ)との比較目的でバスレフ箱を作るとしたら、これか。違いをはっきりさせたいので。
5L@71Hz: 私が、バスレフ箱を作るのであれば、このあたりのコンパクトな箱。8cm、Alpair5や5G(3 & 5Lバスレフ)と、ガチで中音・高音比較してみようかな、と。
https://gyazo.com/b5d5241bb3d60e3de289393d693afe13
DCU-F128W 5L@71Hz(青) v.s. Alpair5G microNC5(マジェンタ)
3.4L@68Hz(Chebyshev C4, WinISDは68Hzと算出しているが、F3=80Hz相当) Q値に対して容積不足で低音が伸びません。
マジェンタ:
DCU-F127W 10L@55H (127Wは、10Lの箱を用意したらF3=50Hzまで伸ばせる)
DCU-F121Wも(能率は低いものの同容積では)似たようなプロファイルになる
群遅延
https://gyazo.com/4dcb7f0377aa2fdd5e0423f4ac890e33
線は上と同じ。どの箱も遅延幅が十分小さく、お好みで箱を作れば良さそう。
AMLTL(未評価のhornrespシミュレーション結果)
H100cm x W12.5 cm x D 8cm (あ、たぶん、失敗。奥行を 9.6cm(断面積120cm^2)位にしないと、ユニット裏のスペースがないかも。なので、私はまず120cm^2版試作してから改良する予定。今はプロトタイプ設計に過ぎないので、試作・改良繰り返して良いものが出来たら、差し替えます。)
https://scrapbox.io/files/6a115bbc65e24daf8cb11c3e.png
hornrespで作成したMLTLモデルの基本パラメータ。
https://scrapbox.io/files/6a115bd665e24daf8cb11c5a.png
吸音材詰める前の素の状態ですが、低音端の素性が良いのでは?ただし、10Lの容積だと、同容積のバスレフとあまり変わらない印象(あくまでシミュレーション結果の比較)。バスレフだと10L程度が限界なのだけど、MLTLはもっと容積増やして低音を伸ばすことができる。
https://scrapbox.io/files/6a115be665e24daf8cb11c71.png
https://scrapbox.io/files/6a115c1465e24daf8cb11cb3.png
吸音材をダクトの反対側に詰めて、共鳴を抑えます。
https://scrapbox.io/files/6a115c1965e24daf8cb11cbb.png
https://scrapbox.io/files/6a115c1d65e24daf8cb11cc9.png
20msに満たないので、共鳴管としてはかなり良いのはないでしょうか。
気になるところ
無響室で測ったユニットの周波数特性について、7kHzあたりに2〜4dB程度の小さなピークがあり、この程度の応答は無視できると思っているのだけど、どうなんだろう?MarkaudioのCHN519やFostex FE83Solにも同じような小さなピークがあるが、同じ箇所に大きなピークを持つFF105WKほどの音色の違和感はないので、無視できるに一票。
#日記 #2026年 #4月15日 2026年4月-15 00:49 第二弾は8cmアルミコーン
20周年記念モデルの第二段は、終売となった8cmアルミコーン(DCU-F081A)の後継モデルDCU-F082Aのレギュラー販売でした。
高音にひとクセあるように思うが、F0が140Hzから105Hzまで下がり、Qtsも大きめなので、バスレフで低音を伸ばしやすい感じ扱いやすい。PARC Audioさんは8cmのウッドコーンを復活させる予定がないのかな?このアルミコーンは、レギュラー品の10cmユニットDCU-F121Wと共存させると良い感じに思われ、バスレフ箱をいろいろ作ってみたいという人にとっては、低価格8cmユニットの選択肢の一つになりそう。
https://dream-creation.jp/image/DCU-F082A.pdf
https://dream-creation.jp/blog/4592
https://www.parc-audio.com/shopdetail/000000000124/unit/page1/recommend/
#日記 #2026年 #4月27日 2026年4月-27 21:14
4/25(土)にコイズミ無線にでかけて、PARC Audioさんの20周年モデル2機種の試聴をしようとしたが、ちょうどAluStealの試聴会と重なったので、聴けなかった。(聴けない可能性を承知の上でAluStealと両方聴けたらラッキーと思って出かけたので、仕方ない。)
#日記 #2026年 #6月2日 2026年6月-2 23:0
128Wの出荷が始まったようだ。かなり頑張って開発したとのことなので、楽しみ。
https://dream-creation.jp/blog/4650
「大型の第三弾」があるらしい。コメントには「超ド級モデル」ともあり、20cm級かも。
#日記 #2026年 #6月7日 2026年6月-7 20:14 
「17cmアルニコインナーWダンパータイプのコアキシャルモデル」構想
以前の限定版PARC-C11の仕様を踏襲 + 紙とウッドコーン
C11販売時に比べて部材のコストアップにより1台で15万円以上(1ペアで30万円以上)の高額ユニットとなることが見込まれており、アンケート調査をした上で、販売するか、仕様をどうするか決める予定とのこと。