SUMOタンパク質
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細胞死・アポトーシス集中マスター
SUMOはユビキチン様タンパク質でタンパク質翻訳後修飾に関与している
SUMO化の生理機能はユビキチン化とは区別され、SUMO化された標的タンパク質は分解過程には入らず、タンパク質の機能制御に関わっていることが示唆されている
標的手タンパク質のSUMO化もユビキチン化経路と類似した酵素(E1, E2, E3)によって調整されている
SUMOタンパク質 - Wikipedia
SUMOタンパク質(SUMO protein)とは、細胞内の他のタンパク質に一時的に共有結合してその機能を助ける小さなタンパク質で、SUMOとはSmall Ubiquitin-related Modifier(Small Ubiquitin-like Modifier)という言葉の略である。タンパク質のSUMO化は翻訳後修飾の1つで、細胞核-細胞質の輸送、転写制御、アポトーシス、タンパク質の安定化、ストレス応答、細胞周期の進行など様々な細胞内のプロセスに関係する。
SUMOタンパク質はユビキチンとよく似ていて、SUMO化に関与する酵素も、ユビキチン化の一連の酵素のアナログである。ただしユビキチンがタンパク質分解のタグとなるのに対して、SUMOにはそのような機能はない。SUMOはC末端の4残基が切り落とされることによって完成する。
SUMOタンパク質には別名を持つものが多い。例えば酵母のSUMO1ホモログはSMT3と呼ばれる。またコードする遺伝子にはいくつかの偽遺伝子が存在するという報告もある。