アポトーシス
https://gyazo.com/4f015608904d49bc989d2080573d2e64
source: By Jordynmmill - Own work, CC BY-SA 4.0
mtane0412.icon
多細胞生物のカスパーゼに依存した細胞死
もともと形態学的な定義で、その後プログラム細胞死とほぼ同義になった
Kerrらの電子顕微鏡観察による「アポトーシス」
まず染色体が凝縮し、核膜近傍に濃縮される
同時に、核と細胞質が凝縮し、それぞれが分断化されていく
分断化が進むと、それぞれがくびり取られ、アポトーシス小体が形成される
アポトーシス細胞をマクロファージやまわりの細胞が貪食しやすいように小さくしているという仮説があるが、生体内ではアポトーシ小体が形成される前にアポトーシス細胞が貪食作用によって処理されているケースも多く、その生理的意義には議論の余地がある
この時、他のオルガネラは無傷のように見える
一方、「ネクローシス」では、核の変性はほとんど認められず、ミトコンドリアの膨潤、細胞の肥大を伴い、最終的に細胞膜が破裂して細胞融解に至る