カスパーゼ
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source:
Y_tambe - Y_tambe's file, CC 表示-継承 3.0
イニシエーターカスパーゼ
caspase-9
,
caspase-2
caspase-8
,
caspase-10
エフェクターカスパーゼ
caspase-3
,
caspase-7
,
caspase-6
https://gyazo.com/a86e5f3b879c54924946b9c3f98b1cd2
source:
GFDL
カスパーゼカスケード
カスパーゼ - Wikipedia
カスパーゼ
(
Caspase
)とは、
細胞
に
アポトーシス
を起こさせる
シグナル伝達経路
を構成する、一群の
システインプロテアーゼ
である。システインプロテアーゼは活性部位に
システイン残基
をもつ
タンパク質分解酵素
であり、カスパーゼは基質となるタンパク質の
アスパラギン酸残基
の後ろを切断する。Caspaseという名は
Cysteine-ASPartic-acid-proteASE
を略したものである。英語の発音は「
カスペース
」である。
カスパーゼは他のカスパーゼを切断し活性化するという
カスケード
(
連鎖的増幅反応
)の形で機能する。またある種のカスパーゼは
サイトカイン
(
インターロイキン-1β
)の活性化を通して
免疫系
の調節にも関与している。アポトーシスは正常な
発生
のほか、
がん
や
アルツハイマー病
などの疾病にも関係があることから、1990年代半ばに見出されて以来、治療のターゲットにもなりうるものとして注目されている。