資産家になる方法(運だのみでなく)
How to get rich (without getting lucky)
用語
富:寝ている間にも稼ぐ性質を持つ資産
訳注:株式や債権を暗黙に想定している
金:時間と富を移動する方法
ステータス:社会階層におけるあなたの場所
富を獲得せよ
倫理的に富を作ることは可能
ステータス獲得ゲームをしている人たちは無視せよ。彼らは富獲得ゲームをしている人を攻撃することによってステータスを得ている
著者はステータス獲得ゲームは嫌いであるという立場
誰かを貶めるために自分を常に戦闘的にする必要がある
資本家が攻撃されたくないよ〜と言うとるだけでは基素.icon
経済的自由を獲得するためには、Equity(ビジネスの一部)を所持する必要がある
自分の時間を切り売りしても金持ちになることはできない
訳注:エクイティの例は株式
社会が欲しがっているものを売ることで金持ちになれるが、あなたはどうやってそれを生み出せるかはまだ知らない。At scale
訳注 At scaleはどこにかかる?
「大規模化した時にどうやって生み出せるか」ということかな
以後、どうやって手に入れるかという話が展開される
長期間の人々と、長期間ゲームができる産業を選べ
インターネットはキャリアの可能性空間をかなり広げた。ほとんどの人はまだこれを理解していない。
反復ゲームをプレイする。人生の全てのリターンは、それが富、関係性、知識のなんであっても複利でもたらされる 複利じゃないのも多そうだけどな基素.icon
高い知性、エネルギー、何より誠実さのあるビジネスパートナーを選べ
シニカルな人や悲観主義者をパートナーにするな。彼らの信条は自らそれにむかっていくことで達成する(悲観的な人は悲観的な行動をする)
売るために学べ。作るために学べ。両方できたら、あなたはもう止められない。
specific knowledge、accountability(自分のやっていることを説明する能力)、leverage(てこ)を身につけろ
Specific knowledge
訓練で得られない知識のこと
あなたの純粋な好奇心とパッションを追求することによって発見できる。現時点でホットなものではない。
Specific knowledgeを作っている時、あなたにとってはあそびのように感じるが、他人にとっては仕事のように見える
見習いをしているときに教わる。学校では教わらない。
もし社会がそれを訓練できるなら、誰かを訓練して貴方はいらなくなる。
時に高度に技術的かクリエイティヴなものであり、アウトソースや自動化ができない
できるものはコモディティになる基素.icon
Accountability
accountabilityを果たして自らビジネスリスクをとれば、社会は責任、equity、leverageをくれる
Leverage
「十分な長さのレバーと立つ場所があれば、地球を動かしてみせる」とアルキメデスは言った
幸運はleverageが必要。ビジネス上のleverageは
1. 資本(capital)
金(money)のこと
2. 人
3. 複製の限界費用がないプロダクト(ソフトウェアやメディア)
によってもたらされる
資金調達をするには、accountabilityとともにspecific knowledgeを応用する。そして、結果として良い判断を示す(show resulting good judgement) 必要がある 労働者は貴方のために働く人々だ。これはもっとも古く、もっともあらそわれている(fought-over)形態のleverageだ。労働者のleverageは両親を感動させるが、そのために人生を浪費してはいけません。
基素.iconどういう意味?
2022/9/9 一生懸命働く人の姿は人を感動させられるが、(資本家ではないので)金持ちにはなれないという意味だな
資本と労働は許可されたleverageだ。誰もが資本を追いかけているが、誰かが貴方にそれを与えなければならない。みんながリードしようとするが、誰かが貴方をフォローしないといけない。
基素.iconつまり、どう言う意味?
コードとメディアは許可されていないleverageだ。新進の金持ちどもを支えているレバレッジだ。寝ている間に動くメディアやソフトウェアを作ることができる。
補足:具体的にはGAFAMのような金持ちを想像すれば良い
2024年に読むと当たり前すぎて古臭い感じ基素.icon
ロボットの軍隊(訳註:パブリッククラウドのコンピューティングリソース)は自由に使える。熱と空間効率のためにデータセンターにパックされているだけだ。使え。
もしコードを書けないなら、本やブログを書き、動画やポッドキャストを撮影しよう。
leverageは貴方の判断のための、力の乗数だ
判断は経験を要求するが、基本的なスキルを学ぶことによって素早く身につけることができる
「ビジネス」と呼ばれるスキルはない。ビジネス雑誌やビジネスの授業を受けるのは避けよ。
読むのは聴くより早い。やるのは見るより早い(Doing is faster than watching)
カレンダーをスッキリさせておきつつ、コーヒーを飲むには忙しくあれ
理想的な自分の時給(hourly rate)を設定し、実行しよう
もし問題解決が時給よりも安いコストしかセーブしないなら、問題を無視しよう
全員がこれをやるとクソな社会になる基素.icon
公共はこれをやらなければならない。すると公共は本質的にコスパが悪い部門になる。だから「政府を効率化しよう」というのは慎重に問題を切り分けなければならない
本当にクソになるかどうかはわからない。コスパが自動的に調整されるだろうから
もしタスクのアウトソーシングが時給よりも安いなら、問題をアウトソースしよう
補足:これを家庭内の全てに適用しようとすると悲惨なことになる
できる限りハードに働け。どれぐらいハードに働くかよりも、誰と働くかや、何のために働くかが重要だとしてもだ。
自分がやっていることで世界一になれ。あなたがすることを再定義し続けろ、それが真実になるまで。
素早く金持ちになるスキームはない。それはただ誰かがあなたを利用して金持ちになっているだけだ(getting rich off you)
specific knowledgeをleverageとともに適用せよ。最終的に自分に相応しいものを手に入れることができる
基素.icon相応しいものが大きなものとは言ってない
最終的に富を手にした時、それは貴方が最初に求めていたものではなかったということに気づくでしょう。でもそれは別の話です。