司法試験:論文
予備試験 論文式
問われる能力
条文を引いて全ての要件を検討する
要件が不明確な場合判例を引っ張ってきた法解釈をする
基素.icon
条文が引けるか
要件が何かを理解しているか
問題文から要件に該当する事実を引っ張ってこれるか
要件が不明確な場合に(暗記しておいた)判例・学説を使って論理の穴を埋められるか
大雑把な概要
https://youtu.be/0hfEeUGNRYs?t=730&si=VsWcxWs1Ab9BGNqc
物語が書いてあり、これに対して問いが出される
文章から構造を分析する(答案構成を作る)
論点を見つける
論点を判断する
判例・学説
https://youtu.be/78QMsTbZ4pQ?si=5H-0qc6smLUM9jhE
全ての要件が論点になるわけではない
法解釈の展開が必要なものが論点となる
法律に要件が書いていない
例:作為義務
要件にいろんな学説や判例がある
何を採用する?それはなぜ?
例:不法領得の意思の内容
事実の評価次第で結論が変わる
例:窃盗と横領の区別
要件を検討する中で、要件を満たすかわからないので上のことをやる
要件は暗記しておく必要がある。要件はノータイムで出せるようにならなければならない
要件と効果を常に考える
司法試験の論文試験は条文を使いこなす試験です
https://ameblo.jp/getwinintest/entry-11412868240.html
特徴
予備試験の論文は答案構成を作れれば合格する
司法試験はよくできる人でも必ず時間が足りなくなるように作成された試験
https://www.youtube.com/watch?v=hVaJyb01CY8
1. 大枠の構成を決める=答案構成を作る
模範解答を分析してパターンを学習する
2. 詳細を書く
2.1 問題提起
2.2 規範
XならばYというような学説
100%知識。手薄になりがち。論文の勉強の9割の時間はここにあてはまる。
2.3 当てはめ
2.4 結論
条文の要件は曖昧だ
具体的な出来事が、条文の要件に一致するのかを判定して、解答しなけれぱならない
学説や判定が分かれる点を論点という
なので論点を覚える必要がある
採点基準
A-Fまでの評価
合格ラインはCランク以上
C: 1+2.2(50点)
B:C+論証を使って導く際の説明(55点)
説明は書いてあるかどうかであり、実務的な考えとはあっていなくていい
この説明をこじつける力が法律家のスキル
A.(60点)
B+説明が実務的な考えに近い
伊藤塾の答練で30/50はAランク答案だと褒められる、25はまずまず。24,23は足りない
全てをBで安定させることができれば50/3000位の実力
https://www.youtube.com/watch?v=Q19zrJnRei8
OpenAI o1.icon
論文式試験では
「条文をしっかり読むこと」
「問題文の事実関係をきちんと整理すること」
「論点に飛びつかずに“要件を順番に検討する”こと」
が重要だと強調している。
「地味な作業を着実に繰り返すこと」が合格への近道だと繰り返し強調
たとえば民法なら、民法94条(通謀虚偽表示)の条文や555条(売買の条文)など、“実際の問題でどの条文を使うか”を地道に確認する必要がある。
具体的な問題にどの条文を使うかを覚えろ
問題文を読むときは「登場人物」「日付の流れ(時系列)」「締結された契約や条文上の要件」を一つひとつ図やメモで整理していくことが大切。
論文式試験の問題文の読み方
司法試験や予備試験の過去問はとてもよく作り込まれているので、これを徹底的に演習し、思考の型(問題の解き方)を身につけるとよい。
インプット(条文や論点を学ぶ)とアウトプット(過去問・演習問題を解く)を行ったり来たりしながら、「なぜそうなるか」を理解する勉強が必要。
論文答案を書くときは、まず請求(たとえば「所有権に基づく明け渡しを求める」など)の根拠となる条文の要件を列挙し、その要件を事実にあてはめていく流れが基本。
「論点主義」でいきなり難しい話に飛びつくのではなく、全ての要件を順番通りに検討することで、試験官が読みやすい筋の通った答案になる。
特に「94条2項の第三者」「他人物売買・他人物賃貸借と相続」「条文の効果解釈(順次取得か法定承継か)」など、少し込み入った論点も、まずは条文をチェックしてから段階的に考えるのが大切。
実例
https://youtu.be/UHpYRiveP0U?si=j4WOBT0P8fv3zGGt
呉先生もわかりやすい文章を書く能力が内容と同程度以上に重要になると言っている
https://youtu.be/TdWG4Dn36gI?si=FVEnYCpfeIcC4otI
じゃあLLMは通りそうだな基素.icon
LLMで司法試験を解く
刑法は論文の構成力が鍛えられる
憲法は答案の型が決まっていてあてはめに終始する
刑事訴訟法
捜査は刑法と同じ
伝聞証拠は具体的にしなければいけない
民法は難易度が高い
商法
憲法、行政法は満遍なく聞いてこない
https://youtu.be/qZSoBL31UaE?t=2911&si=gMCW_FjJHHlmxoqA
法的三段論法
論証
1週目の勉強
法律知識がなくてもできる大事なことをやる
法律論は置いておき、問いに答える事実を抽出する
権利関係や時系列で図にまとめる
問題文を読み違えて落ちる受験生がいっぱいいる
できたら解説を読み、事実に対して抽象をどう使っているのかを学ぶ
参考答案を見て答案構成を掴む
検討が抜けていることがあるので批判的に読む
参考答案の暗記は全く役に立たない
論点は条文の要件が不明確だから使うもの。どの条文の要件に関連するのかを確認する
論点(法解釈)の理由づけを1つだけでいいので簡単に説明する
法律の趣旨から未知日絵kることが多い
民法も刑法も行政法も骨組みは同じなので、その構造を掴むまで、素早くやる。まず全体を見ることが重要。
民事→刑事→公法と進めると繋がりが見えやすい
参照ありで法律答案のルールを徹底する。週一はやりたい。
2周目以降
答案構成をつくる
あとは手を動かすだけの骨組み
浮かんだら、論証や中身を暗記していく
浮かばないなら回答を見る
スピードが上がってきたら複数科目を1日の中に入れていく
答案構成も浮かばず、回答を見ても理解できないものを潰していく
過去問
事例問題集にあるか?
過去に出たことがある問題はできなければいけない
論理構造の全体像を簡潔にしめし、そこに事実をあてはめる。この方法だと復習が1日30問できる
https://youtu.be/BMoNgH_kSis?si=RJlwFlqQiup-RzBZ
失格する論文答案の特徴
♯7 司法試験、過去問演習のやり方〜答案構成とは?|夢の後先
https://note.com/yume_atosaki135/n/n516801f44692
合格者の再現答案は盛られている
答案構成
https://www.youtube.com/watch?v=T7HeyxIfrSk
知識ゼロから始める司法試験に必要な【法的思考力】の内容と鍛え方
問題文から目次を作る
法律知識が不要。問われていることを構造化できるかどうか
聞かれてないことに答えるな
知識が邪魔をする
問題提起
規範
あてはめ
ここに差が出るとよく言われる
事実認定をどうするかという基準を覚えていて、それに合わせて文章を読解できたかどうか
精度高く記憶できていないと回答できない
https://www.youtube.com/watch?v=h1NBL-exoV0 非公開
問題の事例を通してどう考えるのかに気づいていくことで弁理士試験:短答試験の勉強になる
間違えた時に覚える
ハイパー修正効果
条文は使うものと使わないものがあり、状況に照らし合わせながら解釈していくもので、単なる暗記科目ではない
短答合格の知識があっても練習をしないと全く解けない
https://youtu.be/8fSjj4WoFLQ?si=7t-60xI9QzCjYN0b&t=504
定義、趣旨、要件、基本的な論証