人間の目がみわけられる限界の解像度
pixels/degreeで表現
ソースによって何故か違うが、以下のような感じらしい
47 ppd (Alex Kipman)
60 ppd (Google, Varjo)
120 ppd (正岡(NHK)、Oculus)
市販のHMD
60ppdは視力1.0と同じぐらいらしい(正確には何PPDの時か書いてないが、プロダクトライン的に60ppdぐらいだろう)
The resolution of Varjo’s headset is equivalent to 20/20 vision in the human eye. What does it mean? Imagine standing in front of Snellen chart and seeing small E letters as clearly as possible – both in VR and in real world from 20-foot distance. There is no difference between the VR and the real world. Period. Another way to describe the accuracy of human vision is to define how many pixels per degree (of field of view) the eye can resolve. According to Steve Jobs, 300 pixels per inch is enough for a normal person if the display is viewed from a distance of 10”–12” from the eye. Commonly this is translated to 57 pixels per degree.
スネレンチャートはランドルト環の欧米版
table:PPD比較
製品 PPD ユーザーレビュー
Varjo VR-1 60 iPhoneのRetinaなVRと言っても過言じゃない。文字が全部読める。 Vision Pro 50~55 Varjoの場合、VR空間上の本の文字が読めるほど高精細だが、Vision Proはそこまでではない VIVE Pro 2 20.4 視野中央は本当に綺麗。ピントが合う範囲が狭く、周辺視野は強いボケやゴッドレイ このPPD比較はいろんなところのソースを統合しているが怪しい
直接計算するのが難しいので公称かメディアから拾っているが、メディアによって違ったりする
Redditなどの画像比較があるが、ソースが明示されていない
Quest Proは「Quest2に対して1度あたりの画素数が110%向上」
出典
Varjo VR-1のBionic Displayは「角度あたりの画素密度」であるPPDで考えても60
XREAL Air 2 Ultraは、両眼でフルHDの視聴体験を提供し、視野角(FOV)は52度、1度あたりのピクセル数(PPD)は42で、最大120Hzの高リフレッシュレートと500nitのピーク輝度を実現。
Quest 3のディスプレイは25PPD。それに対してパススルーカメラのPPDは18とされている
Reverb G2
https://gyazo.com/f0bc71e11262050a7ad90e092c2bc85a
ソース
──機器によってHolographicの解像度は違うのですね?
キップマン はい、大きく違います。ただ、この空間では「解像度」と考えない方がいいです。一般的にいう「解像度」と、3Dスペースでの解像度は大きく違うものです。角度あたりのピクセルで、そうした部分を考えるのが適切です。 「1度あたりのピクセル数」という考え方は、人の目の構造から来ています。Hololensは現状、もっとも解像度の高いものです。人の目が見分けられる限界、「1度あたり47ピクセル」です。 違うデバイスによって、違う解像度になります。1度あたり10ピクセルのものもあります。違う解像度のパネルを使いつつ、違う方法で、違う視野角で見ているので、違う解像度になるのです。そして、それぞれ違うGPUを使っていますし、それぞれ違うディスプレー解像度で動きます。視野角も違います。
Kipman said the headset targets 47 PPD because that’s the bar for legibly reading 8-point font on a website.
Webサイトで(通常の距離で?)8ptのフォントが明瞭に読めるのが47 ppdらしい、こちらの記事では見分けられる限界とは表現していない
8ptは通常のWebブラウザでかなり小さいフォントサイズ
Appleのユーザインタフェースガイドラインでは欧文の場合、最小サイズは11 ptだし、Googleでは12 pt(2015年時点)
本人のツイート(2019)
@akipman: @benz145 pixels per degree are the key driver of immersion ;) … everyone's quest should be to get to 47 PPD ie. human vision. Copper will have the highest PPD of any VR headset. https://gyazo.com/7a25f88b25119f5cefd921133910cf05
~120 pixel/degree
47 pixel/degree より全然大きいのはなぜ基素.icon
Googleいわく
人間の眼の上界は60 ppd
https://gyazo.com/ceba259e4ed7341369de27be68598af5
a product line committed to delivering human eye-resolution (over 60 PPD)
1分(1/60°)あたり2px
つまり、120px/degreeでOculusの主張とだいたい同じ