XR-4
「弊社のコアユーザーのほとんどは、非常にハイエンドなソフトウェアエコシステムを持っており、それをサポートできるのは弊社だけです。弊社顧客が求めている作業の多くは、おそらく、Metaの製品やVision Proではできないものです。おそらくVision Proはホームエンターテイメント向けであり、もっと言えば2Dコンテンツ体験向けだと考えています」(Dekker氏)
Unity・Unreal Engineのどちらもサポートしています。必要ならば、Varjoネイティブな環境も用意されており、ヘッドセットにより深いレベルでアクセスできます。他のヘッドセットとも互換性を維持できるOpenXRもサポートしています。こちらではそれほどハードウェアに深くアクセスすることはできませんが、それでもAppleのエコシステムが提供しているものよりもオープンなので、ニーズに応じて、もう少し深く行くこともできます。例えばカメラのデータストリームを取得して、自由に活用することもできます」(Jääskeläinen氏
前出の「Teleport」という技術だ。周辺を3Dキャプチャする技術は多々あるが、筆者の体験での感想として、品質の面で言えばトップクラスではないか、と感じる。
「XR-4」は片眼あたり4K解像度のディスプレイを採用し、前モデルと比べて水平・垂直ともに視野角を拡大。視野角1度あたりの最高画素密度(Peak-Pixel-Density)は51PPDです。
本体価格は3,990ユーロ(約65万円、2023年11月28日時点)から