VR
研究のためのリソース
2016年までのVR研究サーベイ
物理世界の忠実な再現のみがゴールとは限らない
物理世界の不可能を可能とすることがキーとなると考えています。私が現在研究している人間拡張工学も、物理世界ならぬ物理身体の不可能を可能とすることを大きな目標としています。 私が助手の頃、舘暲先生と相互テレイグジスタンスやRobotPHONEについて議論しました。その際「立体映像をいくら頑張って作っても、眼前に簡素なロボットがいる存在感にかなわないのはなぜだろうか?」ということが話題になりました。議論を通して出た仮説が「我々の存在感の認知は、対象の潜在的な危険性の認知と正の相関があるのではないか?」というものです。 遠隔講義を受けている時、画面の向こうの教員が投げたチョークがあなたにあたることは万が一にもありません。しかし対面講義の折は、(私は誓ってやりませんが)その可能性がゼロとは言い切れないわけです。どんなシンプルなロボットでもそれが自分に向かって暴走してくるかもしれない危険性がある点で、高精細なCGはかなわないのかもしれません。
VR HMDの現状の使いみち
ゲーム
これはHMDではない
動画
Amazon Prime/YouTube/Netflix/DMM
スカルプト、ペインティング
全然主流ではない
教育