予備試験の勉強をはじめて13週間
今週の勉強時間(2025年5月4日〜5月10日):17時間41分
累積勉強時間(〜2025年5月10日): 283時間33分
振り返り
合格までの筋道が見えた
やるべきことを淡々とやるだけ、のやるべきことが見えた
やるべきことは次のとおり
基礎知識の習得
今まで通りの方法で問題ない
論文の問題に対抗できたから間違っていないことがわかった
今までは論文の問題を自分で解いていなかったのでこれが不明確だった
論文起案と解説を通じた
知識の運用
「問われ方」に関する知識の習得
知識のネットワークの再構成
問われ方に対して既存の知識を紐づけ、すぐに取り出せるようにする
判例の考え方でもれている箇所を補充する
TODO
論文マスターの時間計測
次週から1問ごとの計測を行い、見積もりの精度を上げる。
見積もりに基づいた学習プランの修正を行う。
答案の復習の仕方の調整
論文を書いてから2日以上空けると内容を忘れる問題を解決するため、答案を書いた直後に講義の該当部分を確認する流れに修正。
学習時間の確保
スケジュールに従い淡々と
論文マスター6時間目までがやっっっっっっと終わった
かなりスケジュールがずれてるので見積もりを修正する必要がある
48問しかないのにペース早くない?
講義の22%終了時点で25%終了だから早くないのか
講義を確認してみると、最後の方は予備試験の過去問を10年分ぐらい解いてるな
論文マスターが重い
1問に1.5時間ぐらいはかかる見積もり
講義時間以外に起案40分、模範答案の分析25分、比較X分はかかる。
身についていけばスピードは上がるはずだけど...
1回3時間の講義で7問ぐらいなので、予習復習合わせて3時間の講義に大して予習・復習の時間が10.5時間必要になる
基礎マスターの平均復習時間は6:48なので、さらに1.5倍ぐらい長くかかっている。のびのびになっているのはこれが原因か
分量も基本7科目で論文が50問ずつあったら350問で、問題演習だけで毎日1個やってやっと終わる計算になる
次にやること:1問ごとの時間計測
うーん、1年後ろにずれそうで嫌だな
講義を聞くよりAnkiの方が負荷が高い。論文の起案も同じぐらい負荷が高い。逃避で講義を受けることができる
司法試験の勉強の全体像が見えてきた。3つのフェーズがある
1. 講義を聞いて理解する
2. 講義の内容を暗記する
3. 暗記した知識を使って、全く未知の問題を解く(論文)
このうち、大変度合いは体感3>=2>1
今は論文に慣れていないが、慣れてきたら3=2ぐらいになる気配を感じる
1も大変だが、頭はさほど使わない作業ゲーム
暗記はつらい
立川裕基.iconが勉強は毎日3時間が限界と言っていたが、彼が暗記を3時間やっていたのなら当然、相当辛いことが想像できる。私は1.1〜1.5時間しか撮れないが、辛いと感じる。
立川裕基.iconも暗記をつらがっていた
邪推だが、落ちている人は暗記の辛さから逃げているのではないか?
吉野勲は暗記を軽視するなと口を酸っぱくしていっているし、伊藤たけるらの対談でも、覚えていない人が個別質問をしても勿体無い、というようなことを言っていたような気がする これらのアウトプットから、相当数の人がこれに陥っていると推察する
一見、逃げとは思えない逃げがある
講義を聞く(大変さが少ない)
基素.iconは逃避で講義を聞いている
手を広げて基本書を読む
勉強した気になるし、実際意味が0とは言えない
しかし、暗記できていないので論文が解けるようにはならないだろう
自分を騙しやすい
この回答の思考プロセスの中では、判例の知識が決定的な役割を有している
現場思考の手順の回答に書いたように、判例の学習の重要性は、新規で曖昧な問題に対して絶対的判断基準となるground truthが得られることにある このような暗記を重ねなければ、論文を解けるようにはならない
無論、論文の結論を覚えるという意味では全くない。そんなことをしても無駄だ。なぜなら未知の問題が出題されるから。
指針となる重要判例を覚えることが重要
判例はA+と言われても暗記しろと言われていないものは暗記していなかったが、考え方が評価で使われてくるので論文を解いていて解けなかったら復習して筋を暗記する必要があるな...
吉野勲が「論文は定規で直線を判定できる、問題は直線から少しズレている。判例学習でこれがわかる」というようなことを言っているのは上記のような意味だと思う 逆にいうと、暗記を積み重ねて論文の問題を解いて差分を認識して抜けている判例の評価をまた暗記していけば問題は解けるようになっていく
ただし、最初は完璧には解けない
問題を解きながら知らないあてはめが出てきたら判例に立ち返るのが必要
重要判例は講義で全て習うが、知識の深まりが講義と「覚えてね」と言われたところのAnkiを回すだけでは不十分
ということがわかったので、司法試験もやるべきことを淡々とやるだけのルーチンワークにすぎない印象になってきた
基素.icon以下に、司法試験についての気づきを言語化しました。これに気づいて司法試験もやるべきことを淡々とやるだけのルーチンワークにすぎない印象になってきました。この気づきは個人的にはかなり本質をついているように思うのですが、どうでしょうか?(略)
o3.iconあなたの整理はかなり的を射ています。特に「暗記→現場適用」のリンクを中心に据えた点は、実務家講師や合格者の経験則と整合します。ただし実際にはもう少しだけ補強・調整したほうが伸びやすいポイントがあるので、以下で具体的に示します。
補強したい点と具体策
1. 暗記の対象を判例だけに限定しない
条文要件や趣旨(特に民・刑)も「典型ロジック」としてAnki化。
この辺りはどう追加すればいいのか悩みどころだ基素.icon
答案構成テンプレ(型)も少数カード化し、起案前に口頭リハ。
やってる基素.icon
2. 暗記カードの質を上げる
「事案差」「規範」「あてはめキー語」をワンセットに→カード裏面で必ず簡易スキーマを書かせる。
1件1問方式より、“1カード1論点”方式のほうが忘却曲線に沿って回しやすい。
4. 判例ネットワークを可視化
暗記だけでなく「軸メモ」を答案構成用紙に即座に書き出せるよう訓練。
よくある誤解と対策
「現場思考=その場のひらめき」ではない→判例ロジックの当てはめ引き出し速度こそが差。
覚えるだけで得点できる」わけではない→答案構成/論証の書式を鍛えないと減点要素が残る。
「量より質」だけでなく「量×質×反復」→総カード数×周回数が一定ラインを超えるまでは伸びが鈍化するのは普通。
Gemini 2.5 Pro.icon
特に以下の点は、多くの合格者が経験的に理解していくポイントと合致
勉強のフェーズと負荷の認識:
「講義を聞く」「暗記する」「未知の問題を解く(論文)」という3つのフェーズ分け、そしてその負荷が「論文=暗記 > 講義」であるという分析は非常に的確です。
講義視聴は受動的な学習になりやすく、能動的に知識を定着させる暗記や、その知識を駆使して論理を構築する論文作成の方が格段に精神的・知的な負荷が高いのは事実です。「逃避で講義を受けることができる」という表現は、その負荷の違いを鋭く捉えていますね。
立川裕基氏の例を引かれているように、質の高い暗記作業は集中力と精神力を大きく消耗します。ご自身が1.1〜1.5時間でも辛いと感じるのは、質の高い学習ができている証拠かもしれません。
「落ちている人はこの辛さから逃げているのではないか」という推察も、一面の真理をついている可能性があります。楽な勉強に流れ、結果として知識が定着せず、論文が書けるレベルに到達しないケースは少なくないでしょう。「一見逃げとは思えない逃げ」として挙げられている「講義を聞く」「手を広げて基本書を読む」という行為も、それ自体が悪いわけではありませんが、暗記や論文演習といった核心的な作業から目を背ける手段になり得るという指摘は重要です。
「現場思考」の解剖:
「現場思考」という言葉の曖昧さを排し、「判例(既知)と問題文の事情を違いを認識し、判例(既知)のロジックと結論を参考に、違いを評価し、結論を決定する。結論を補強するように文章構成する」という具体的な手順に落とし込めたのは素晴らしいです。これはまさに、法的三段論法を実際の論文問題で適用する際の思考プロセスそのものです。
「その場で考えるのが重要、と言われることもあるが、字面から「じゃあその場でなんとかなるんだ」と思ってしまうが、全くの誤り。判例をかっちり覚えているかどうかで決まる」という指摘は、司法試験の本質に関わる極めて重要なポイントです。未知の問題に対応するためには、盤石な基礎知識(特に判例の理解と記憶)が不可欠であり、それなしに「その場で考える」ことは不可能です。
「結論が異なる判例X,Zの2つを覚えているとさらに指針がはっきりする」という視点も、事案の射程を理解する上で非常に有効です。
判例学習の重要性とその方法論:
旧司法試験平成20年度第1問を具体例として、ご自身のフレームワークで思考プロセスをトレースされているのは見事です。この具体例を通して、「判例の知識が決定的な役割を有している」こと、そして「司法試験は暗記ゲーム」という結論に至る流れは非常に説得力があります。
ただし、「暗記ゲーム」という表現は、単純な丸暗記と誤解される可能性もあるため、ご自身で補足されているように「論文の結論を覚えるという意味では全くない。指針となる重要判例を覚えることが重要」であり、さらに言えば「判例の事案・趣旨・ロジック(判断枠組みや考慮要素)」を深く理解し記憶することが肝要です。
「判例はA+と言われても暗記しろと言われていないものは暗記していなかったが、考え方が評価で使われてくるので論文を解いていて解けなかったら復習して筋を暗記する必要があるな...」という気づきも、学習の深化に繋がる重要なものです。すべての判例を網羅的に記憶することは不可能ですが、重要な判例、特に論文で問われやすい判例については、その判断枠組みや射程を正確に理解し、自分の言葉で説明できるレベルまで落とし込む必要があります。
吉野勲氏の「論文は定規で直線を判定できる、問題は直線から少しズレている。判例学習でこれがわかる」という言葉の意味を、ご自身の経験と結びつけて理解されているのも素晴らしいです。
結論として、あなたの気づきは司法試験合格に向けて非常に本質的であり、正しい方向へ進んでいることを示唆しています。
「司法試験もやるべきことを淡々とやるだけのルーチンワークにすぎない印象になってきました」という感覚は、一見するとネガティブに聞こえるかもしれませんが、これは「何をすべきか」が明確になり、そのプロセスを理解し、あとはそれを実行するだけだという境地に至ったと解釈できます。これは、学習が進んでいる証拠と言えるでしょう。
今後の学習においても、
暗記の質を高めること: 単に覚えるだけでなく、判例の射程や他の論点との関連性を意識する。
論文演習を通じた知識の確認と深化: 解けなかった問題の原因を徹底的に分析し、必要な知識(判例の理解を含む)を補強する。
思考プロセスの言語化と客観視: 今回のように、ご自身の思考プロセスや気づきを言語化することは、理解を深め、課題を発見する上で非常に有効です。
Ankiの時間を固定でとった
司法試験受験生向けのサマー・クラークの情報をもらった
論文マスターの講義の聞き方が定まってきた
答案を書いて2日も空いてしまうと、自分の書いた答案を忘れてしまう
書いてすぐそのパートだけ聞いて差分を認知するのを細かく回したほうがいい
いままでは基礎マスターのノリで
予習で論文全部書く(1回の講義で5本の起案)←日を跨いでしまうことがある
講義を3時間聞く←日を跨いでしまうことがある
講師答案の論文の答案構成を分析して、自分の答案と付き合わせる
流れをを行ったが、この場合答案の起案から復習まで5日ぐらい空いてしまうことがある。すると答案を覚えていない。
こうする
起案する(45分程度)
この時思考プロセスも細かくメモしておく
講義のそのパートを聞きながら回答をつき合わせる(1時間程度)
復習と講義を兼ねる
以上を繰り返す
3時間分聞き終わったら、復習的に模範答案の答案構成を分析
これで必ず1日に1問の起案と復習が回せる
講義についていけている感じはあるので勉強法は誤っていなそう
「このポイントを外した人は復習してください」といわれるポイントは外してない
憲法の次は何?
刑法を聞いたら民法が終わってる前提会話だった。憲法→民法→刑法なんだ。他の先生はよく別の流れをお薦めしているが、講師の想定通りにやろう。
民法
勉強した内容をそのまま実務で使う
憲法の10倍の条文
テキストが5冊ある。憲法の5倍
総則
物権法・担保物権法
債権総論
債権各論
家族法
家族法よりも財産法がメインなんだな
勉強のキモは具体的なタスクリストの作成と改善
具体的な実行可能アクションを定義し、実行して、歪みが出たらそれを修正する
常に行動のリストがある状態を作る
これが曖昧になると勉強をサボってしまう
https://www.youtube.com/live/Vz_nWzZyPj4?si=4-BPel296VN1fqzE
この時期では1日100問担当を回すレベルにもっていかなければならない
https://www.youtube.com/live/F7ZIQi3g1AE?si=0l_BUJs0KbGp3qKu
危機管理マニュアルを作成する
何分で書き終わるか計測しておく