自己啓発本の時代背景
https://youtu.be/g7v24jAbtPg?si=2A2Y4Y02TOeHzWBe
日本とアメリカでしか流行っていない
「頑張れば出世できる」「出世したいと思う」人がいなければ売れない
ほんまか?基素.icon
霊魂は外から入ってくる。神の一部が入ってきてる。
自己啓発本はその時代時代に「科学的」であろうとして理屈をつける
暦を使う人向けにあるあるカレンダーをつくった
霊的流動体の証明とされた
1960s〜
「いかによく生きるべきか」というテーマ
1990s
バブル崩壊後の残り香があり、今日は明日よりよくなると漠然と信じられた時代 成功の価値観
金・仕事・女
謳い文句
「ゼロからのスタートで大金持ち」
2000s
経済成長は落ち込んでいるので、実際には努力してもなかなか実績が伴わない
IT起業家の言葉が自己啓発本の形に
成功の価値観
金
謳い文句
いかに効率よく金を稼ぐ人間になるか
コスパよく、スピードと結果を重視
IT産業の急成長が背景
地頭を鍛える、教養力を高める
学び直しブーム
FXや投資術を扱う実用書が幅を利かせるように
適職探し、自分探し
2010s
出世できない
人減らし
2000sまでの上昇志向からの脱却
成功の価値観
?
謳い文句
脱サラして30代で隠居生活
なるべく働かないで生きていく方法
努力して仕事で成功→努力して肉体を改造へ
2011年体幹トレーニング本 80万部
インターネットインフラの普及
情報に無料で触れられるので紙媒体の売上は激減
購入すると講演会を聞ける
宗教的コミュニティ
上昇志向や承認欲求がSNSで満たされるようになった 2020
ロールモデルのない世界
「ロールモデルなき時代を、いかにより良く生きるべきか」。周囲をよく見渡し、時代をつぶさに観察して、「今ここに在る自分」と冷静に向き合い、真摯(しんし)に考える。そのためのヒントを教えてくれるのが、自己啓発本の良書の条件だと考えます。
昨年、「しょぼい自己啓発」と銘打った単行本シリーズを刊行しました。YouTuberで、社会活動家でもある、「えらいてんちょう」こと矢内東紀さんの手になるものです。企業のような強い資本に頼らず、自力で生きていくためのサバイバル術をつづってもらいました。
一連の書籍群には、「こうすれば自己実現できる」という、一般的な生き方のロールモデルに相対する形で、あえて「こうすれば決して不幸にはならない」とのメッセージと、実践テクニックが記されています。
「しょぼい」という言葉には、既存の価値基準を嘲笑(あざわら)うような「開き直り力」がある。それを誰に対しても喚起できるパワーワードとして、矢内さんは使っています。