バブル崩壊
https://www.youtube.com/watch?v=yCsrZyvztXw
小選挙区比例代表並立制によって自民党は銀行や建設業者に利益誘導するインセンティブが生まれ、サプライサイドを軽視したのが誤り
問:バブルが崩壊したら不良債権の処理が必要だったのに、公共事業をばら撒いた。なぜか?
バブル崩壊は認識されていた
「バブル崩壊」と言うキーワードは1990年は49回。92年は1100件。
1年で株価は半分になったが、宮沢大蔵大臣は不良債権を処理して公的資金を入れなければならないと言うような発言をしていた
官僚が勉強していた可能性がある。アメリカではDebt Overhangの論文がよく出ていた
1993 自民党分裂、3年後に新進党解体。民主党が誕生し自由党と合併して勢力が大きくなる
野党は団結
自民党も他党から引き抜いて大きくした。既得権益に利益誘導した
元々利益誘導する体質ではあったが、それに輪をかけた
銀行が反対する不良再建処理の先送り
地方や建設業者の賛成する公共事業(デマンドサイド)の拡大
サプライサイドを軽視
バブルのピークではGDPの4%から6%に拡大(15兆円)
cf. 2024年は公共事業は6兆円
政策の中身は官僚主導に任せるが、官僚は抜本的に変えることはできないため場当たり的になる。これが90年代にずっと続いてしまった
当初は効果があったが、今効果は薄くなっていると考える