決められたレールが消えた
「決められたレールに乗った人生なんてつまらない」
というような言論がアンチテーゼとしてあった時代が昔はあった気がする。創作などでもあった
サラリーマンは個性を失って画一化した人々のアイコンだった
社会の歯車は取り替えのきく消耗品というイメージだった これは比喩だが、そんなに間違っていない。組織は全体で生産性を上げる集合体。一人抜けたらおしまいになる組織は属人性が強過ぎて、投資家からの評価は高くなることはないはずだ。(創業期はパッションがある人たちがいないと成功しないので別)
ちょっと前のYouTubeの売り文句は「好きなことで生きて行く」だった。これは「好きなことでは生きていけない」と広く思われていなければ刺さらないメッセージだ もしそれが当たり前に実現できているのなら、話題にならないので広告にならない
サラリーマンに個性がないという認識は全く間違っている。サラリーマンは単に会社から給与をもらっているというだけに過ぎず、その中には自分がやりたいことを会社を使って実現してやろうというような人もいるし、3年勤めてスキルと人脈をえて起業しようみたいな人もいる。もちろん何も考えない仕事を動かして金だけもらってそれで遊びたいと割り切る人もいる。野望の種類は人それぞれ。善悪の評価も人それぞれ。
今は 終身雇用が保てなくなるなど、レールがそもそも溶けてなくなったりすることが多くの人に認知されつつあるのだと感じている 高校生ですが、労働300時間で手取り23万で食費4万は贅沢とか、私はもっと大変な生活送ってるとか言われたらそんな未来が待ってるのに今こんなに頑張って勉強してる意味があるのか全然分からないし、これ以上歳をとって大人になりたくない。
個人的にもこの感覚は理解できる
収入が見通せなくなった時にとりうる手段
まだ給与が高いであろう職業を目指す
日本の場合だと
医者
弁護士・弁理士
金融系の有資格者
トップレベルのソフトウェアエンジニア
いずれにしても技術職
リターンもリスクも大きい
若いうちにやるのはデメリットが少ない
守るべきものをそもそも持たない(身軽型)
生命維持に必要最低限の生活をしてフットワークを軽くする
生活の運用コストを徹底的に減らす
基素.iconはこれに近い
長期的には破滅を前提とした行動をする(刹那型)
自分が将来的に損をしそうなことは徹底的にしない
年金などは払わない
みんながこれを選択すると国は崩壊するが、この形態にインセンティブがあれば倫理は関係なくこれを取る人は増える。なので底上げが必要。