苦労せずに新しいことを学べているときは、実際はあまり新しいことを学んでいない
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思考縛り
from エンジニアの知的生産術
写経なしでどんな言語でも習得できるのではありません。今までに学んだ言語と共通部分の多い言語が習得できるだけです。あなたが写経の必要がないと感じるのは、あなたが新しい分野にチャレンジしていないからなのです。あなたが苦労せずに使える「新しい言語」を学んでいるとき、それは大部分すでに学んだことで構成されており、あなたは新しい概念をほとんど学んでいません。効率良くたくさん学んだつもりになって、実際はあまり新しいことを学んでいないのです。これは良くない精神状態にはまっており、気付いて抜け出す必要があります。
西尾 泰和. エンジニアの知的生産術 効率的に学び、整理し、アウトプットする (WEB+DB PRESS plus) (Japanese Edition) (Kindle の位置No.926-931). Kindle 版.
/nishio/労せず学べる時、実は学んでない
新しいことを学ぶときは苦しい、今まで自分が知らなかったことに立ち向かうから
人は、知らないという内面的体験と、有能という印象を維持したい外面的問題とのあいだで、葛藤を感じる
変化するのが怖い、他人からの評価が気になる。そんな「おそれ」
「効率よくたくさん学べてる状態」というのは、既に知っている領域を探索しなおしている
熟知よりも無知の方が自信の源になるにも近いかも。梟小路にはまっていることにも気づけない
「全然学びが進まない・・・、時間効率が悪い・・・」ときこそ、実は新しいことをちゃんと学べようとしている兆候
わかりやすいものばかり咀嚼すれば、噛み砕く力は弱くなる
新しいことを学んでいる時は脳がヒリヒリしてストレス溜まる感覚
苦労の接種効果がある
無理に急ごうとせず、「時間はかかるだけかかる」と諦めて考える
目的をどう持つかによる
自分が得意な分野、やりたい分野の卓越を更に目指すならば、無理に新しいことを学ばずに繰返し練習をしていくのも有効
幅を広げたい、掛け合わせ戦略をしていきたいのが目的にあるんだったら、新しいことを学ぶために苦しい状態にする
#学んだ気になってる問題
うまく学べたな〜ってときほど実はそんなに学べてなくて、逆だと学べてるという学習のジレンマか
#FSSのヒュートランに憧れる
ヒュートランは常に苦しい状態にいるので、究極の学習マニア
勉強とは、自己破壊である
快適なのは、自己破壊できていないから
勉強によって自由になるとは、キモい人になることである
キモくなってないのであれば、今までと変わってないのではないか