あなたの職場のイヤな奴
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目次
第1章 どんなやつをクソッタレと呼ぶか?
第2章 被害に苦しむ人々
第3章 クソッタレ撲滅ルールを導入するには
第4章 あなたのなかにもクソッタレはいる
第5章 イヤな奴だらけの職場をサバイバルするには
第6章 クソッタレ成功者たちの教訓
第7章 生きかたとしてのクソッタレ撲滅ルール
p6
「ビジネスを成功させるためにいちばん大切なのはクソッタレ撲滅ルールだよ」
誰でも時にはクソッタレになることがある
一過性のクソッタレは仕方ない
筆者もクソッタレになった経験があると告白している
常にクソッタレである者を撲滅しようというルール
本書におけるクソッタレの基準 p25
基準1:クソッタレと目されている人物と会話をかわしたあとで、”標的”となった人物が憂鬱になったり、屈辱を感じたり、やる気を失ったりするか?とくに重要なのは、標的となった人物が卑屈な気分になるかどうかである。
基準2:クソッタレと目されている人物が悪意を向ける対象が、自分より力の弱い者であるか?
職場におけるいじめは、上司から部下へのいじめが50%~80%を占めるデータがある
基準2の、力関係を用いたパワハラを行うクソッタレが多い
クソッタレが一人いるだけで、チーム全体へのデバフ効果がかかってしまう
クソッタレによるデバフ効果を避けるのが大事
「ミスは許さない!」という価値観のクソッタレが一人いると、その組織ではミスを隠蔽するようになる
高い収益を上げるスーパースター社員がクソッタレの場合、組織はその人物を留めてしまう事がある
しかし、見えない損害の方が大きいこともある
p104
利己的で扱いにくい”スーパースター”を解雇したことは、収益面においてもプラスの効果をおよぼした。問題のセールスマンが去ったのち、その店舗の総売上は約30%も増加したのである。”スーパースター”ほどの売上を個人で上げた者はひとりもいなかったが、店全体の収益は上がった。クソッタレがいなくなったことでセールスマン同士の非生産的な競争がなくなり、誰もが自分の能力を存分に発揮できるようになったのだ。 スーパースターなクソッタレが、組織にデバフをかけて他の人の売上を下げていたおかげで、そいつがトップセールスになれていたという話
クソッタレになるのを恐れて、まったく議論をしない組織になると、それはそれで競争力が無くなって死んでしまう
インテルでは、建設的な衝突・喧嘩をする訓練を受けさせている p121
「自分は正しいという前提に立って戦い、自分が間違っているという前提に立って相手の話を聞け」と、ミシガン大学のカール・ワイクはアドバイスする。これこそが、インテルの基本理念でもある。
これをどんどん行わせいたい
「そんなことも知らないんですね」のような無駄な煽りをなくせばいい
クソッタレは伝染する p144-145
ドクター・ミシェル・ダフィーは177人の病院職員を対象に調査を行ない、他人の感情に鈍感な上司(同僚に対するいびりや嫌がらせを大目に見る”道徳観念の欠如した”上司)が部下にあたえる効果を検証した。6ヶ月にわたる追跡調査の結果、こうした上司のもとで働いている職員は、当人自身も嫌なヤツになることが多いことが明らかになった。
人は環境にノッてしまう習性があるので、クソッタレが多い環境だと本人もクソッタレになりやすい
職場のイライラを家庭に持ち帰り、家庭不和になるケースは多そう
クソッタレが多い職場で我慢して働くことは、自分自身をクソッタレ化する危険な行動でもある
だから早々にそんな職場から離脱したほうが良い
クソッタレからは特別料金を取ろう
クソッタレからの要請には特別料金を課すことで、高額な値段を見て自らクソッタレが退散してくれることもある
もし特別料金を払ってくれたらそれはそれで儲かったので良しとなる
この提案は何か良いなと思ったkidooom.icon スカッと要素があるな