5. ふりかえりの時間
何重にも重ねた思いこみに基づき、私たちは同じ思いこみや同じ間違いをする。
ほんとうにこれ。ほぼ毎日思っている。賢くなりたい。。。
1988年のジョゼフ・M・ジュランが、ふりかえりよる分析から学びの教訓を共有する手法について書いた。
これがふりかえりという言葉が世に出たはじまりなんですかね、意外と最近とおもった
4. 予備調査
あなたは新しいアイデアに興奮しており、 あなたの組織においてエバンジェリスト(1) になりたいと考えている。
エバンジェリストの前段のパターンですね。「これだ!」と頭に血が上って失敗すること多々あり・・・
なので、これくらいのスタンスで取り組むのが良い感じ。
熱心なチェンジエージェントほど、性急にインパクトを与えようとするのは自然な傾向だ。 だが我慢しなければならない。
7 ブラウンバッグ・ミーティング
どうして「ブラウンバッグ・ミーティング」という名前なのだろう。聞いた限り、「ランチミーティング」ではいけないのだろうか?差異化のために新しく名前をつけた?
お弁当を持ち寄るって感じのこといいたいんじゃないですかね。社内でやることになってセキュアだし。ランチで外に出て仕事の話をするふうに受け取られるとやばそう。って意味でも。ランチボックスミーティングだと、家から弁当用意してこいになるし、ブラウンバッグはちょうどよかったのかもしれない。
10 電子フォーラム
これは定期的な連絡のやり方の一つではあるが、これしかない状態は避けるべきだ
めちゃくちゃわかる
オンラインコミュニティだとフォーラムしかないような状況だけど、なんとかなってるのかな。オフィスに行けない会社だとどうなんだろう。
積極的に参加したい人と、受動的に情報をみたいだけの人がいるので、「告知」と「ディスカッション」を分けてリストを作ろう。
p.116 3 ステップバイステップ
散々文字列は見ていたので読んだことあるかと思いきや引用がされまくっているだけで読んではいなかった、びっくり
目の前の2~3フィートあれば十分だ。(p116中部)
そうなんだろうなあとおもいつつ、ライトで照らされていない部分だったり、全てを見たくなってしまう…見てないと不安が残るけど、見たところで見る以上のことがリソース不足でできない気がする…。するとやはり取捨選択になってくるのかというと、ここでいってるのはそれ(選び取ること)よりも、目の前にあるものに対処しようって感じかなぁ
はじめに~ーアンネ・フランク(15歳)
15歳の少女が生命の危機にさらされながらも、毎日ふりかえりをしていたとは・・・
幾重にも重ねた思い込みに基づき、私達は同じ思い込みや間違いをする
思い込みにも気づかないときがあるので、怖い。
振り返ることは居心地が良くないかもしれない。今やっていることがもう役に立たないと気づいてしまう可能性だってあるからだ
P134 8/コネクター
川口さんが浮かんできた
総務とかにこういうお姉さんいるいる
うちは人事部ですねー。
組織体系外のコミュニケーションネットワークがもつ拡散力を見落としてはいけない。
第1部
今更ながら、パターンの使いこなし方として非常に参考になる。
第2章 戦略か、パターンか
とあるが、戦略との対比ないじゃん!!!!ってなった。。。たぶん、トップダウンなのかボトムアップなのかをいいたかったのかなぁ。。。
最初に「本書では戦略をパターンという形式でまとめた」となってて、章の見出しからすると「?」な感じがしました。
47 お試し期間
「はじめに」と「要約」で乖離があってあまり適切な導入ではないなーって思ってしまった。隣接領域が好きな人への導入はそんなに大変ではないのでは。。。
はじめに : 自転車が好きだけど、高級な自転車には興味がない。
要約 : アイデアの導入に前向きではない
状況
パターンにも、これをやる前にこっちをやるほうがよい、といった適用順序がある
相互に影響し合うではなく、順序なのか!
相互に影響だとどこかで聞いたセンターの話っぽいですが
↑ ※よく訓練されている人達のコメントです
しかし、厳密に順序の決まった一式があるわけではない。
そして、エドワードたちの取り組みを支援することを表明する仲間たちの小さなグループができ始めたのだ[アーリーアダプター(11)]
アーリーアダプターを巻き込むのよりも前に色々と仕込んでいる様子が書いてあって面白い。アーリーアダプターって、なんとなく最初の方に自然と湧いてくるように思ってしまうが、実際はそうではないんだろうな。
本人は意識していないかもしれないが、やったことをパターンに当てはめて考えるのは面白い
第2部ふりかえり
シルビア・ローリーの事例 多発性硬化症協会の創立
2つ感想を抱いた、1つは単純に、すごいということ。もう1つは、パターンの連なりがあり、複数が活かされ、こうなっているのだと感じ取れ、複数を活かすことが重要なのではないかと考えたこと。
パターン同士の相互作用について考えてみると面白そう
p.95 エドワード・カッツの事例 ノースカロライナ大学アッシュビル校の教育カリキュラムの変革
p.163 17 やってみる
はじめに
セス・ゴーディン - Wikipedia
全然知らなかった。。。
要約
古いものを捨て去って新しいものを一度に導入するようなやり方はお薦めしない
これはやりがちなんだよな
VS レガシー、古いやり方はわかりやすいけど、軋轢を生むし、変化が大きすぎて逆に辛い
予備調査(4)、ふりかえりの時間(5)、小さな成功(2)、ステップバイステップ(3)である。
4⇒5⇒2⇒3なのはなぜ?
パターン(タイトルより)
これって、クリストファー・アレグザンダーさんのパターンランゲージ(パタンランゲージ)のあのパターンでいいのかな?あの、「繰り返し現れるいきいきとした構造」であれば、最後まで読んで思ったのは、パターンをプロダクト開発に適応して、それを体系化、文書化したのはこの事例が初めての事例になるのか…?
パタンのざっくり #歴史
APL
OOPSLA
「完璧を目指す人間にとって物事は”完璧”でなくてはならない。失敗は許されないのだ。一方で、卓越性を目指す人は、すべての失敗を避けるのは不可能だとわかっている。」
いい言葉だなあ。分析麻痺を避けようって話だけだと適当に作るのかって勘違いを職場でされてしまっていて、併せて紹介したい。
「愚者は完璧を期待するが、賢者は学ぶ機会を探す。」
どんなことからも学んでしまう賢者に沢山出会える幸せ
学ぶ機会を探す、と言うか、ここで出会う人は全ての機会を学ぶ機会にしている感じ。
43 橋渡し役
「マイノリティの雇用の増加は長い目でみれば企業の助けになる」
別の勉強会でDEIについて考えることがあったので、タイムリーな感じがする。
多くの場合において、 人はそのアイデアそのものではなく、 エバンジェリスト の方に疑いを向けるのだ。
誰が言っているかが大事っていうのはバイアスとしてはその通りだよな。
22 種を蒔く
しかし、その記事のコピーをとったり書籍を借りたりする人は、あなたやあなたのアイデアから、いい影響を受けるだろう。
先日、kyonさんが中原さんのスライドを紹介したら色々繋がっていったという話は、種まきだったんだな、という気がしている。
解決方法
人と集まるイベントに、新しいアイデアについての資料をもち込もう。それらを、手にとったり見たりできる場所に置いておこう。
44 懐疑派代表
カール・セーガン - Wikipedia
もしあなたがただ疑り深いだけの人なら、新しいものを学ぶ事はできないだろう
世界はおかしなものに支配されていると信じ込み、偏屈な老人になっていく
第3部 41-48ふりかえり
勢いの持続
内容と直接関係ないけど、かきこんでいる人数が多くて勢いを感じた
みんな、そのアイデアに夢中になれるような誘惑と安心感の持続を必要としているのだ。
改めて読むと、安心感あるアイデアってあんまりイメージがわかないな。あと、個人的には安心感がないアイデア(発展の余地が感じられるアイデア)の方が夢中になれるんだけれど少数派なんだろうか?
p.150 13 グループのアイデンティティ
2002年にレトロスペクティブに関するミートアップ?をオレゴンでやったの知らなかった。。。Retroasis 初耳。。。
検索してもでてこない。。。もうないのかな。。。
可能な限り頻繁に、 あらゆる場所でその名前を使おう。 電子フォーラム (10)、 空間を演出する (15) とき、 そしてイベントを開くときには名前を表示しよう。
名前をつけると会話しやすくなるっていうのめっちゃわかる
23 適切な時期
right time, right thingは最近意識できるようになったなー
業務の繁忙期は電話やメールを避けるとかはやるかも
定時間際に営業して早く終わらせたい心理を逆手に取って契約を取る、みたいなのは、どうかなと思いつつもやってしまう
エレベーターピッチ感ある