ヤーレンズ
https://youtu.be/CKTX8S7wLcU?si=-M0QsVrgwK-UvHQC
ヤーレンズは本当にボケ数が多い。 最初から最後まで息をつかせぬほどのスピードで、次から次へと畳み掛けるようにボケが差し込まれます。 しかも彼らがすごいのは、お客さんがボケを見逃すのをなんとも思っていないように見えるところです。答え合わせ 石田明102ページ
でも、ヤーレンズは NONSTYLEでいうところの「ボケましたよ、 太もも叩いて戒めますよ」 みたいな 「お客さんにきちんと届けるターン」 を入れていない。 ボケの種類を見てもそう思います。 ヤーレンズのボケは意外と世代や性別で「わかる / わからない」 「笑える/笑えない」 が分かれるものがけっこうあります。答え合わせ 石田明103ページ
出井 最終目標が僕らはあって。ほんともう60とかになったら、劇場を建てて、そこで週4ぐらいで漫才して、それで生活できれば最高だなという。
楢原 余生、余生ね(笑)。
出井 そこを僕らは共通の最終目標に設定してるので。そのためにはチャンプの方がね、絶対いいので。「芸人界はどうしても男社会なので…」M-1準優勝・ヤーレンズが先輩女性芸人から学んだ「大切なこと」
出井 芸人界はどうしても男社会なので。僕らもその中にいるので、ふとした時にそれが悪く作用したら嫌なんですよ。特に女性芸人の後輩なんかと絡む時なんかは「これハインリッヒさんに見られてるとしたらどうだろう」と思うようにしてます。まだまだ全然駄目なんですけど、そのハインリッヒさん視点は助かってます。
――心のリトルハインリッヒさんが。
出井 リトルハイン姉さん。「芸人界はどうしても男社会なので…」M-1準優勝・ヤーレンズが先輩女性芸人から学んだ「大切なこと」
「いやいや!女性芸人にも男性芸人にも顔ファンはいるんだから、話は一緒でしょ……」と思う人もいるかもしれないが、男女ってのはいつだってそんなに対称じゃないし、男の真裏が女じゃない。日本とブラジルじゃないんだから。
女性→男性と男性→女性の視線では性質が全然違うし、自分含めおじさんってのはそれだけでちょっと加害性を帯びてしまうのに、殆どのおじさんはそのことに無頓着。
まず、これは性別関係なく、応援する側はどういう思いであれ、キモがられたら終わり。で、おじさんはキモがられる危険性は悲しいけど高いって事を肝に銘じないと。 大風呂敷を広げて考える、これからのお笑い界【ヤーレンズ出井隼之介「可否伝」7杯目】 | ワラパー | 芸人が集まるWEBメディア
女性芸人への態度や視点から、またその「人を傷つけない」笑いのスタイルからWOKE芸人として結構名前が挙げられるヤーレンズだが、個人的には楢原のキャラクターに最初結構引っかかってしまった。だってこれ、いわゆる「おかまキャラ」でしょ。設定に入り込むコント漫才でなら「楢原が女性を演じてる」と解釈が一応できるけれど、コント入る前からそういうキャラだったりもするので。しかも冒頭のYoutubeなどではそんな楢原に対し「キモいんじゃボケ」なんて出井がかなりキツめにつっこんでたりする(5:40)。だから「お笑い好き」のWOKE認定は結構いい加減、自分が好きな芸人さんはポリコレ的にも優れているんだという思い込みあるだけだと思ってる。