レネゲイドビーイング
レネゲイドそのものが意志を持ち、ひとつの生命体となった存在。それをレネゲイドビーイングと呼ぶ。
新たな生命
非日常の世界に住まうのはオーヴァードだけではない。オーヴァード以上に異質な生命が、そこには存在するのだ。
それがレネゲイドの申し子—レネゲイドビーイングと呼ばれるものたちである。
レネゲイドビーイングとは、その名の通り、レネゲイドウィルスそのものが、高度な知性と明確な意識を持ち、一個の生命として活動しているものを指す。
レネゲイドウィルスが中束の追跡から解放されてから20年の月日が経った現在、このレネゲイドビーイングが急速に数を増やし、大きな勢力となりつつある。
そのことが今後、レネゲイドによって侵蝕される非日常の世界にどのような影響を及ぼすかはまだ分からない。共存できるのか、それとも互いの生存をかけて戦うことになるのか。
ただ、強大なレネゲイドの力を持つ、この新たな種と共存することができない場合、世界がより大きな混乱に陥ることになるのは間違いないだろう。