活動形態
さまざまに存在するレネゲイドビーイングだが、その活動形態にも違いがある。特に自立行動が可能な個体は、以下の3種類のどれかで行動していることがほとんどだ。
独立型
自身の肉体を持ち、自律行動が可能なタイプ。人間を始めとする生物同様、おのれの存在だけで生命体として完成している。
多くのレネゲイドビーイングは、《ヒューマンズネイバー》という、レネゲイドビーイング専用エフェクトによって自分の起源を隠し、人としての姿を取れる。そのため、独立型のレネゲイドビーイングは、もっとも数が多い行動形態である。
支配型
何らかの媒体(人間や動物などの生物だけでなく、鉱石などの無機物なども含まれる)を支配し、操ることで活動するタイプ。
支配型のレネゲイドビーイングに生物が寄生された場合、宿主の意識は封じられてしまう。
協力型
何らかの生物に寄生し、宿主と意識が同居しているタイプ。
支配型同様、他の生物に寄生して活動するが、こちらは基本的に宿主の意識を封じたりはしない。そのため、自分にレネゲイドビーイングが取り憑いていると、気づく宿主もいる。
逆に自分がレネゲイドビーイングに取り憑かれていると気づかない宿主もいる。その原因の多くは、寄生するレネゲイドビーイングの意識が表に出ている間、宿主が一時的に意識を失うためだとされている。