お金
モノとしてはお金ではないこともあるが、およそ以下の特徴を備える。Blasphemousでは『償いの涙』なんて仰々しくも抽象的な名前をつけられている。 アイテム購入・サービスなど複数の用途で使用できる
消費タイミングや用途を選択できるという意味では経験値よりプレイヤーの意図を反映させやすい
レアリティが低い
およそどんなザコを退治しても手に入る
賞罰いずれにも使いやすい。とはいえレアリティが低いわけなので、宝箱を開けてなんだお金か…とガッカリされたりもする。数字が増えると楽しいの最右翼でもある。 増え方によってはシュールなことになる。
ドラえもん ギガゾンビの逆襲ではどら焼きが通貨(買い物に使える)であり、ひみつ道具の使用でも消費する弾薬のような超常の存在である。倒した敵の種類や数に応じてドラミがくれるのだが、だんだんインフレしていき「おにいちゃんのために ドラやき65535こ もってきたわ」と凄みがある。 それこそ単なるお金ならいいのかといえば、MOTHERにおけるパパの「おまえのこうざに65535ドルふりこんでおいたぞ」は穏やかでなさがすごい。 失いうる。
通貨のある作品で、たまにその価値が減損するイベントがある。
真・女神転生は核戦争後に異世界から戻ってくると、流通する通貨が日本円からマッカに変わっており、それまでの所持金は『¥のたば』というアイテムになってしまう。二束三文とはいえ、売り飛ばしてマッカにできる。北斗の拳なら「ケツふく紙にもなりゃしない」だが、悪魔はびこる東京ではコレクターアイテムだったりするのかもしれない。世界のありさまが大きく変わったことを切実に演出する。 負の所持(負債)の概念がある。
経験値やスコアでは特殊な用途以外ではあまり採用されないかも。