TEVI
薄い床を下りられないシステムなので、各地にそれを使った一方通行が多く作られており、迷路チックに少しきゅうくつな感じもする。ブロックをボムで壊して道を見つけたり、意外に道中はメトロイドい。 コンバットはとにかく多段ヒット攻撃をぶつけてばりばりコンボを稼ぐ感じで、前作とは違いスタミナの概念はないものの、敵側はヒット回数の増大にあわせて一時的に防御力が上がっていくのでえんえんただ殴るというわけにもいかず、結果似たような緩急の取り方を求められる気がする。 バフや状態異常の種類が豊富で(130種類くらい?), ボス級キャラは大体ワンオフのそれを、どちらかというとそのボス戦のギミックとして持っている。「ビットを破壊しないとダメージが通らないが、効果消失時に反動で弱化する」とかこんなもんまでバフ扱いである。なんかFFみたい。バフの説明文を読むことでボス戦のルール説明にしてしまっているのが豪腕。 物語は妙に壮大だが、お色気あふれるキャラてんこ盛りなので口当たりは軽く、そして文章量も多いのでそういうのにハマって読み込みたい向きにもいい感じ。そのお色気必要だったかなー??? お金で能力値強化できたりレベルアップで能力値強化されたりするのだが、お金は地形に隠れた有限の資源だしレベルアップに必要なのは経験値ではなくマップ探索率の上昇とボス撃破なのでその強化は進行に対して上限が設定されていることになる。 ボスの能力値もプレイヤーレベルに連動して上がっていくので道中が少し楽になりつつもボス戦はどんどんド派手になるだけで易化しないというバランスの取り方をしている。とはいえラクしたければ消耗品の回復アイテムをアイテム合成で用意してねという作りでもあるのでガチ攻略するのでなければいろいろ逃げ道もあるという意味ではヴァニアっぽさもくっきりある。 ハマればちゃんとおもてなしをするのでぜひハマっていってね〜("〜"のニュアンス)がコテコテに詰まっている。