お色気
プレイヤーもしくはプレイヤー見込みの存在はだいたい悟りの境地にまでは到っておらず性欲を有するので、その本能を刺激するような外見のキャラが存在することでアピールポイントになっちゃうとあいつら思っていやがるんだホントなめやがって!!
『お色気』はかなり抽象的というか汎用性を無駄に高めた表現であり、コンピュータゲームにおいては『おっぱい』とか『パンツ』くらいの具象に狭めても9999%ぐらいはカバーできていることはインターネットにおける広告バナーの内容から明らかだし、YoutubeでFF5やFF6を扱った動画のサムネイルには十七割くらいメリュジーヌかカロフィステリか魔石セイレーンかチャダルヌークかめがみがいる。 短絡的な、直截的なお色気要素が存在しないことによる安心感が得られるという逆方向のアピールもある。単に保護者的な立場から子に与えやすい、とかだけではなく、プレイヤー本人が能動的に求めていない状況においてそれを押しつけてこないというのは、望ましいありようだと思う。