冷却液の沸点を超える相手を冷やす
#ONI熱工学 #蒸気タービンエントリーモデル #アイスボックス法
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液体クーラーに入れる冷却液は比熱容量が高いものであるほど消費電力に対する効率がよく、またその熱交換量を使って蒸気タービンで発電して節電しやすい
しかし、超冷却剤でも沸点は436.85℃、次に効率が良い汚染水に至っては沸点が119.35℃となる
汚染水で125℃あたりの物質を冷やすとなると、冷却液が沸騰することを心配するだろう
本稿ではアイスボックス法とドアヒートシンクを使って、安全にそれらを冷却する構造を紹介する
構造と動作
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要はアクティブクーリング方式で蒸気噴出口攻略でやっていたように、液体用輻射パイプを直接当てずに、間接的に冷やせば良い
作例ではアイスボックスとして原油のプールを汚染水で冷やし、ドアヒートシンクを挟んで対象を冷却している
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125℃を超えているようであれば、本来パッシブクーリングで冷やした方が良い。
「何百℃の相手だろうと余裕で問題なく冷やすことはできる」デモとして500℃の石油を25℃以下に冷やしている
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以下、配管系ノウハウ
ラジエータ配管
液体クーラーのバイパス配管
液体クーラーバイパスパターンチートシート
液体冷却室
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蒸気タービン側の自動化回路は タービン用の自動化回路の条件指定例 で説明済み