昆虫の脳
昆虫の脳
数mmスケール
Edge AIにほしい
脳神経節、脳神経球とも
胸部や腹部にはしご状神経系(はしご状神経索)という神経節のつながりがのびる
2列のはしご状に並行する神経線維の束
人間と違って神経索は身体の腹側を通る
記憶能力
巣を持つ昆虫の殆どは巣の周囲の景色をよく覚えている
ホソゴシバチの実験
チョウやトンボなど、縄張りや決まった飛行ルートをもつ場合場所記憶が特に発達
ミツバチ
時期ごとに蜜を得られる花を高度に学習
数キロ離れた餌場から巣への道筋を記憶し、仲間のハチに方向と距離をダンスで伝達
キノコ体が記憶を担う
場所記憶
ワモンゴキブリの脳破壊実験
匂い
ミツバチの条件反射実験
ゴキブリ、ハチ、アリでは特に発達、脳容積の1/3近くを占める
個体識別
顔認識!
ハチがやっているらしい
相手の匂い認識
コオロギは一度負けた相手とはケンカしない
超機能
カイコガの匂い源探索行動
数km先の匂い源を探索
領域
感覚中枢
触角葉
感覚情報処理
視覚、嗅覚、機械感覚など
前運動中枢に投射し運動回路に入力
一部はキノコ体にも入力
前運動中枢
胸部の運動回路に指令
高次中枢
キノコ体など
感覚と運動を結ぶ経路を統御する高次中枢回路を作る