『「自炊」のすすめ』
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メリット・デメリットが目次でわかるあんも.icon
とっても行儀のいい本
メリット: 24-31
読みたい本を好きな端末で楽しめる
電子書籍として提供されていなくても電子書籍化できる
電子書籍として提供されたものはDRMなどによる制限がかけられる場合がある 本の置き場を減らせる
たくさんの本を持ち運べる
これが有利にはたらく場合も不利にはたらく場合もあるあんも.icon
長期滞在のときに本を選別しなくていいのは利点
劣化せずに保存できる
これは調査したいあんも.icon
10年前に自炊した書籍は今でも利用できる状態であるか
新技術を取り入れられない状態になっていれば、相対的に劣化していると言えるかもしれない
これ普通の書籍でもいえるから適当でないかもあんも.icon
本文の全文検索ができるようになる
OCR技術もだいぶ安くなったと思うあんも.icon 索引がないと読み手の認知によって検索ワードが制限され、うまく検索できない
読みたい本がすぐ探せる
書籍においてもいえるのであたらないと思うあんも.icon
結局は管理の問題?
目録を作る手順がたまたま発生するから話題に出ているだけ?
電子ブックリーダーならではの読みやすさも
紙面を広げなくてよい
これはあんも.iconの母にも指摘された
寝転んでいても読めるのは利点だけれど、起き上がれないときは本を読むモチベーションがないあんも.icon
個人的な問題?
デメリット: 35-37
作業に手間がかかる
初期投資が必要
本を裁断しなければならない
紙面を完全に再現することはできない
紙より一覧性が低い
2冊以上の同時参照がむずかしい
電池が切れると読めない
電子ブックリーダーの読みやすさが活かせない
単なるPDFリーダーとしてしか使えない
自炊に適した本とそうでない本があるという忠言: 44-53
普遍的は判断基準はないあんも.icon
判断材料となる分類: 38-43
雑誌のバックナンバーや巻数が多い本
今後読まないかもしれないが、捨ててしまうには忍びない本
絶版本・電子書籍化が望めない本
出版社が潰れるなどして権利の所在がわからなくなったものも含まれると思うあんも.icon
ゲームでもよくある
資料や教科書、技術書
論文集や会報、パンフレット、ミニコミ誌など
家電製品などの取扱説明書
最近はほとんどPDF形式でも提供されているので不要に思えるあんも.icon
人に見られたくない本
自炊を選択するタイミング: 202-205
本の評価を考えたとき
このフローの特徴は評価が高い本が筆者の手元で"一生"を終えるしくみになっていることです。(中略) つまり「非常によい」「よい」と思った本については再流通の可能性をなくし、店頭の在庫を減らすことに貢献しているわけです。こうすれば、間接的ながら、著者に利益を還元できるというわけです。
(: 204)
自炊の有無によらないので、一般論として話題にするべきに思うあんも.icon
裁断済みの本が流通しているから
(中略) しかし古本屋に売った本を読者が購入し、読み終わったあとにさらに古本屋に売られるというループ構造は、著者と出版社の利益にまったくつながりません。裁断することによって再流通の芽をつぶせば、新刊書籍が売れる可能性、増刷される可能性をふやすことになります。
(: 204)
古本の流通がループ構造をとる場合はほとんどの場合、本に問題があると考えるあんも.icon
これは筆者も指摘している(:204)
市場原理の悪いところに巻き込まれる本もありそう