帰納と演繹
どっちがどっちか未だに覚えられない
sta.iconこう?
具体から抽象を導く
抽象から具体を導く
ガリレオ・ガリレイの例がある
詳しい実験から物体の落下時間が質量に比例するものではないことを示した。これは帰納的な判断である。
実験結果という具体的な値がたくさん?あって、そこから「比例しねえぞ」と導いた
様々な実験や研究から物体がそれに従うべき法則として万有引力の法則や運動の法則が設定された。これが認められた後は、物体を落下させる実験を行わなくても、その落下時間は計算できるし、全く異なる条件下、たとえば金星で同じ実験を行った場合の結果についても値を得られることになる。これが演繹的な判断である。
公式に値を入れれば、具体的な落下時間を導出できる
具体を導かない演繹もある?
以上のことを一般化した演繹の代表例として三段論法がある。 「人は必ず死ぬ」という大前提、「ソクラテスは人である」という小前提から「ソクラテスは必ず死ぬ」という結論を導き出す。この例のように二つの前提から結論を導き出す演繹を三段論法という。演繹においては前提が真であれば、結論も真となる。 この辺からわからなくなってくるsta.icon*2
具体と抽象の話じゃない?
「人は必ず死ぬ」に比べると「ソクラテスは必ず死ぬ」は「より具体的」じゃない?nishio.icon
人は皆死ぬは人のクラスに対する言及だが、ソクラテスは死ぬはソクラテスという具体的な人物(人のクラスのインスタンス)に対する言及
前提各々にも粒度があるということかsta.icon
帰納がクラス化で、演繹がインスタンス化?
漢字からニュアンスを見る試み
帰納は帰ると納める
演繹は「水が遠く流れる」「ひろめる」「実地にひきあててみる」と「つらなる」「ひきだす」
抽象方向に帰る、収束するのと
具体方向に出る、拡散するのと
って感じやろか
漢字からニュアンスを見るのはやめよう、それはこの概念が誕生してからはるか後にその概念を持ってなかった野蛮な極東の島国に輸入されるときにたまたま当時の野蛮人が「これがいいかな」と選んだ文字にすぎないnishio.icon
+1 例えば英語での呼び名を参照するほうがよさそうcFQ2f7LRuLYP.icon
A deduction is a conclusion that you have reached about something because of other things that you know to be true.(コウビルド米語英英和辞典)
既に真だとわかっているもの(ルール)を元に新しい結論を導き出すnishio.icon
抽象から具体というより、既知のものから未知のものに関する結論を導く?yosider.icon
抽象的な法則を当てはめて未知の具体例に関する結論を導くのはその一例
Induction is a procedure or ceremony for introducing someone to a new job, organization, or way of life.(コウビルド米語英英和辞典)
これなんか違うな
3.[uncountable] (specialist) a method of discovering general rules and principles from particular facts and examples
一般的なルールを個別具体的な事例から見出すnishio.icon
4. [uncountable] (physics) the process by which electricity or magnetism passes from one object to another without them touching
痛感したsta.icon
thk。比喩表現にまどわされず、推論・命題という用語でちゃんと定義を捉えるべきでしたねsta.icon どちらも推論の方法だが、その方法が異なるbiwa.icon 演繹とは
前提が真ならば、帰結も真になるような推論
私は死ぬという新たな命題を導き出す
既にある命題: (私は人である, 人は皆死ぬ)
新たな命題: 私は死ぬ
帰納とは
具体的な事例、経験、事実から、新たな仮説を導く
カラスが黒いという仮説を導き出す
既にある命題: (カラスAが黒かった、カラスBが黒かった、カラスCが黒かった)
新たな命題: カラスは全部黒い
帰納法にも色々種類があるよ
推論とは
既に正しいとされている命題から新たな命題を導き出すこと