のらてつ(@Foam_Crab)さんによる記事が源。
Noratetsu Lab: アウトライナーの使い方ド下手問題~はじめに~
Noratetsu Lab: アウトライナーの使い方ド下手問題①~「きちんとしている感」との格闘~
死んでいるけれども、生きている「かのような」状態。
アーカイブに放り込まれるべきものが、あたかもアクティブである「かのような」振る舞いを見せるとき、不都合が生じる。
ゾンビは、だいたいじっとしておらず、彷徨っている。
しかしそれを動的と呼ぶにはいささかためらいがある。
一般的にゾンビになるのは、現代的な状況では病原菌(ウィルス)的なものの影響である設定が多い。
設定ファイルにこそ背景コメントを - jfluteの日記
ゾンビコンフィグやらゾンビライブラリなどが登場していた。
ある種のイメージがこの名称には共有されている気がする。
考えてみると、非常に含意が豊かなメタファーである(空想的な存在であることも示唆的だ)
ゾンビ性とは?
ある情報が知覚されたときに、何かの処理を施さなければならない、という気持ちがそこから生じるとき、その情報はタスク性を帯びていると言える。
ref.
何のためのメモ/記憶の形と構成/精神の自由/ネットワークの取り込み|倉下忠憲|note
また、何か着想を書き留めた(アイデア)メモは、「これは何かしらの処理を施さなければいけない」というタスク性を帯びています。たとえば、1.これについて何か記事を書く 2. 少し調べてまとめておく 3. 執筆中の原稿に反映する、などといった処理です。
Just Do It.のオマージュ。別名「とにかく書けの哲学」
下位に以下の要素を持つ。
Just Memo It!
とにかくメモする
Just Note it!
ゾンビメモがもたらす「俺たちを何とかしてくれ〜」という声は、結局、自分自身の声である。つまり、ゾンビメモは、「このメモをなんとかしなければ」という思いを立ち切れていないことから生じる。
対処
切断(ゾンビは首を切れ)
昇華(神聖魔法:ターンアンデッド)
では、いかにして対処は可能になるか。
プロジェクトリストなり何なりに、項目を書き込む。そうした項目のうちいくつかは達成され、いくつかは残留する。そして、時間が経つと沈殿していく。
自らによって位置づけられた項目は、意志も一緒に保存する。
構造は意志を保存するメディア
よって、そのプロジェクトを見返す度に、「ある時点の自分はこれをやろうとしていたんだ」という声が再生されることになる(ゾンビの声が聞こえる)。それは、精神的に腐食ダメージを発生させる。
作成されるリストの大半はEphemeral Listである。
インスタンス・リストという呼び方もできるが、とりあえずは。
「もやもやしているリスト」は、実際は、「2021年n月m日にもやもやしていたことを書き出したリスト」である。これはEphemeral List。
一方で、「もやもやしているリスト」を作り、そこに自分のもやもやを書きつけ、その中で処理・検討を進め、終了したら消す、という行為を継続的に行うならば、それはEternal Listといえる。
シェイクから連想する言葉。
スイング
シェイクが縦の動きを連想するのに対して、横の動きを連想させるもの
もちろん、ジャズ。
カクテルの作り方の技法
延々書いたはatomicの対義語なのでは!
これatomicの概念をすごくよく(裏側から)表現できているのでは
その延々書いたストーリーの交差点がアトムになるのかも
そういう話を延々書いたのが元の文章です。