四元数クラス - textmodule

四元数クラス

概要

四元数クラスは、実部と虚部で4つの実数をもつユーザーデータ型の変数である。

これを使用することで、複素数の計算を簡単に行うことができる。

C++のライブラリであるEigenのEigen::Quaternion<double>を使用しており、実装されている関数の一部もこれらに基づく。

また、UnityEngine.Quaternionの一部関数などを移植、もしくは参考にしている。

quaternionにある関数で使用できるほか、四元数クラス同士の四則演算や比較演算が可能。

また、四元数クラス自体にメタテーブルを設定しているため、textmodule.quaternion.new(2, 1, 3, 4):conj()のような呼び出しも可能である。

メタテーブル

table:_

パラメータ型概要

__tostring function tostring関数を使用した時を定義したメタメソッド。quaternion:__tostring

__add function 四元数クラス同士の加算（+）を定義したメタメソッド。quaternion:__add

__sub function 四元数クラス同士の減算（-）を定義したメタメソッド。quaternion:__sub

__mul function 四元数クラス同士の乗算（*）を定義したメタメソッド。quaternion:__mul

__div function 四元数クラス同士の除算（/）を定義したメタメソッド。quaternion:__div

__unm function 四元数クラスの符号の反転（単項の -）を定義したメタメソッド。quaternion:__unm

__lt function 四元数クラス同士の比較（<）を定義したメタメソッド。quaternion:__lt

__le function 四元数クラス同士の比較（<=）を定義したメタメソッド。quaternion:__le

__newindex function 複素数クラスの添字代入を定義したメタメソッド。quaternion:__newindex

__abs function quaternion.abs

__norm function quaternion.norm

__conj function quaternion.conj

__dot function quaternion.dot

__cross function quaternion.cross

__normalize function quaternion.normalize